2008年07月

【STEP INFO】ちょっとワールドワイドなSTEPの心

7月です。JULYです。そして文月です。

「文月」の由来は7月7日の七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝す風習があるからというのが定説となっているようで……。

というわけでSTEP発、今月からこのメルマガコンテンツを一つ増やすことにしましたー。
題して「I LOVE NY」☆普通なタイトルやなぁ…。また変わるかもしれませんが、とりあえず!!えへへ。

実はSTEPのニューヨークにあるブランチから、毎月現地の最新音楽情報やらを送ってもらっているんです。その情報をこのメルマガを毎月懲りずにちゃんと読んでくださっている皆さんにお届けできればな〜と思いまして……。

STEP、今月からワールドワイドなメルマガ、始めます。
よろしくお願い致します。

【Music】イギリスからのNew Comer、Newton Faulkner!!!

“ドノヴァン・フランケンレイターやジャック・ジョンソンとの共演を経て、
全世界の話題を集めるシンガーソングライター、ニュートン・フォークナー“

以前、メールマガジンでも紹介しました、
盲目のギターソウルシンガー、ラウル・ミドン、
そしてラップタッピング演奏で有名なカナダ出身のギターリスト、
エリック・モングレイン、
その二人に引けを取らないギターテクニックを持つシンガーソングライター、
ニュートン・フォークナーをご紹介!
彼の出身地・イギリスでは去年リリースされた
デビューアルバム『Hand Built By Robots』が全英チャートで
6週間トップ5に君臨し、そのうち2週連続で1位を獲得。
その後もセールスの勢いは止まることなくプラチナムに到達し、
さらにダブル・プラチナムを記録した大ヒット作となりました。
そんな彼のデビューアルバム「Hand Built By Robots」が
つい先日、日本でもリリースに!
このアルバム、ギターのサウンドが心地良い一曲目のイントロから
彼の優しい歌声とピアノの音色が印象的な
クロージングナンバー「Lullaby」まで全曲聴き応えのある作品に仕上がっています。
また日本でのデビューアルバムリリースに伴い7月上旬には来日が決定!!!
福岡でライブが決定している他、東京・大阪でイベントライブなどが行われる予定です。
彼の今後の来日スケジュールについては
日本のオフィシャルサイトをチェックしてみて下さい。
またそのオフィシャルサイトでは、
ニュートン・フォークナー自身によるギター講座も開催されています。
巧みな彼のギター・アプローチは耳だけでなく
目でも楽しませてくれますので必見です!

ギターテクニックもさることながら
心に染み渡る深い歌声の素晴らしさを持つ注目のNew Comer ニュートン・フォークナー、
イギリスで大ブレイクしたように、日本でもヒットしそうな予感・・・、
いやヒットするはず!!!

【SHOP】楸・HISAGI

今回はStep東京事務所の近くのお店 楸(ひさぎ)をご紹介!

先日、ランチの場所を探していたところ、
通りに季節外れの食材“牡蛎”がメインとなったメニューの看板を発見し
初めて足を運んだお店“楸(ひさぎ)”。
早速入ってみた店内、
白を基調としたシンプルな雰囲気で居心地が良い感じです。

そして初めて訪れたこの日は
お店オススメのランチメニュー、牡蛎入りハンバーグを注文。

牡蛎がつまった自家製ハンバーグと牡蛎のソテーの組み合わせで
ソースは西洋ポン酢・トマトソース・ポン酢クリームから選べます。
(サラダ・スープ・炊き込みご飯付き)
ハンバーグと牡蛎、以外な組み合せですが、
実際、食べてみるとこれが本当に美味しぃ〜!!!
牡蛎とお肉って相性いいでんすね!
お値段は1000円、牡蛎を使用しているのに以外とお手ごろです。

その他、牡蛎に拘ったランチメニュー。
●牛ハンバーグと牡蛎のソテーがのった人気の黒いカレードリア
 ハンバーグカレードリア(こちらは限定5食!)
●牡蛎の旨味がしみ込んだ人気メニュー、牡蛎のペパロンチーノ
●牡蛎がたっぷりのった牡蛎の炊き込みごはん
 
・・・などなど牡蛎づくし!

そんな牡蛎と言えば冬のイメージですが、
”楸(ひさぎ)”ではこの時期、今シーズンを迎えている岩牡蛎を使用。
そして只今、お昼のランチメニューに活岩牡蛎1つがサービスされています!

■営業時間 ランチ  11:30 〜 14:00 (ランチはコースのみ予約可です。)
         ディナー 18:00 〜 23:00

■アクセス 東京都港区麻布十番2-16-9 網代ビル2F
 地下鉄南北線麻布十番駅 1番出口 徒歩1分 

■TEL 03-3452-3902

【INDIES POWER】大橋トリオ

“大橋トリオ=新しい漫才トリオでもなく、3人編成のバンドでもありません!”

今回はピアノ・ギター・ベース・ドラム、
あらゆる楽器をこなすマルチプレーヤーでありシンガーソングライターの
大橋トリオをご紹介。
映画やCMの音楽製作、歌手への楽曲提供、
アレンジ、ミックス、サポート演奏など幅広く活動している
音楽家・大橋好規さん。
その大橋好規さんのボーカリストとしてのソロプロジェクトが大橋トリオ。
(名前トリオの由来は、なんとなくJazzっぽいからという理由で決めたとか・・・。)
その大橋トリオ、去年12月にデビューアルバム「PRETAPORTER」をリリース。
その名前のイメージとは違い(?)、
デビューアルバムはジャズ、ソウル、フォーク、ポップス、ロック、AOR、ボサノバ、
さまざまな音楽の要素がブレンドされた素晴らしい作品に!
そんな大橋トリオの音楽を一言で表すなら“心地よい”、この言葉に限ります。
聴くと幸せでポジティブな気分にさせてくれる大橋トリオの“心地よい”サウンドは
初夏を迎えるこれからの季節にオススメです!
また7月2日にはデビューアルバムに続き
セカンドアルバム「THIS IS MUSIC」をリリースするので
こちらも是非チェックしてみて下さい!!!

【I LOVE NY】「JAPAN」という音楽ビジネスの可能性

(ここではSTEPのNYスタッフから届く、現地の最新音楽情報の一部をご紹介しています!)

先日6月1日にJapan DayというイベントがNYのセントラル・パークで行われました。
今年で2回目となるこのイベントは、NY日本総領事館が主催し、在米の日本企業がスポンサーとなり「文化を通じた日米の相互理解の促進」をメインの趣旨としています。

NYにはJapan Societyという日本の芸術・芸能文化の紹介・振興を目的とした民間団体もありますが、アート指向の強いJapan Societyに対して、このJapan Dayはもっと日常レベルの日本の「今」を伝えることに主眼を置いています。真夏日のような暑さの中、2万人近い人が集まり、実に賑やかなイベントとなりました。

ここ数年、アメリカにおける日本そして日本文化への関心は急速に高まっています。一昔前までは「日本」と言えば電化製品か車が代名詞―しかし、驚くべき事に当時は「SONYやNISSANはアメリカの企業だ」と思っているアメリカ人が数多くいたこともあり、それらの商品から「日本」という顔がはっきりと見えることはありませんでした。

日本文化への関心に最も大きく貢献したのは、やはり食文化。当初は「スシ」しか知らないアメリカ人に、「テリヤキ」「トーフ」「ウドン」などが次々と浸透していき、今では蕎麦屋や焼鳥屋、居酒屋に足を運ぶアメリカ人が急増!!

今やマンハッタンにおいては数ブロック歩けば日本食レストランが見つかる、というほどの数になりましたが食文化に続いて、しかも食文化以上の影響を与えたのが、ご存じ「アニメ」。「アニメ」も今や立派な英語となっており、アメリカ製アニメであるカートゥーン(Cartoon)とは別物として理解されています。

ご存じの通り「リング」「呪怨」といったホラー映画のハリウッド版が大ヒット、日本映画と言えば「ホラー」という印象を根付かせました。また一般的な関心とは言えませんが、近代美術博物館(MOMA)などの建築においても日本人デザイナーが次々と起用され、この分野においても「Japan」は大きく評価されています。

こうした中で、「Japanese Music」は常に後れを取ってきたと言えるでしょう。
それはやはり、英語圏においては日本語という「言葉」の壁が大きかったということ、
そして日本のポピュラー音楽は常に一時の「流行」の連続で、「文化」としてとらえられるような発展・継承・成熟は見られなかった、ということもあると言えます(アメリカでは音楽は常に「文化」であり続けています)。

ところがそういった状況や認識にも変化が起こり始めました。その例が「漢字」です。若者達は服のデザインやタトゥー(刺青)に漢字を取り入れ始めました。ほとんどの場合、彼等は漢字の意味を理解していません。それが見た目に「クールである」ということで漢字をロゴのように捉えているのです。そして音楽にもこれと似たような現象が起こりつつあります。

言うまでもなく、日本語の歌詞の意味がわかるアメリカ人はごく僅かしかいません。特に若者達にとって日本語の歌詞の意味は大した問題ではないようです。彼等は日本語をひとつの「サウンド」として感じ、その「奇妙な響き」に新鮮さを感じているようです。
今NYで一番観客を集めることのできる日本のバンドの一つはパフィー(Puffy AmiYumi)であると思いますが(これは、彼女達が前述したアメリカのCartoonの主題歌を歌い、彼女達自身が番組となった影響が絶大です)、彼女達の歌は基本的に日本語であり、MCでも片言の英語の間に日本語が混ざります。それでも若いアメリカ人のファン達は彼女達の音楽や雰囲気をそのままに感じ取り、更に勝手な印象や解釈を加えて楽しんでいるわけです。

この「勝手な勘違い」こそが、今の若いアメリカ人達が日本文化に熱中する原動力の一つともなり、そして今後日本の音楽がアメリカで更に関心を高め、浸透していく上でも大きなカギとなるのではないか、と数多くのアメリカのメディアや識者は捉えています。

こうした発想やムーブメントは、これまでのアメリカにおける日本文化への関心・浸透には見られなかった新しいものとも言えます。音楽業界を始め、様々な米エンターテインメント業界では、「これから5年以内に更なる日本ブームが起きる」と予測する人達が大勢います。
現に「日本」を題材としたイベントは増える一方ですし、音楽やミュージカルなどの分野においても多数のプロジェクトが進行中のようです。そこには、アニメ、フイルム、コンピュータ、ゲーム、ロボットなどといった既に市民権を得ているメディアが複合的に絡み、メディアとしても一層複雑化・異形化していくであろうと予測されます。

アメリカにおいて、「Japan」という音楽ビジネスの可能性が今後益々高まっていくことは間違いありません。しかし、それらがどのような「勝手な勘違い」で「あり得ないもの」や「壊れたもの」として展開・浸透していくのかは、受け手の捉え方だけでなく、送り手サイドがどのように“仕掛けていくか”という責任にもかかっていると言えるでしょう。

【After Word】7月

この時期、じめじめして雨の多い日が続いてますが……
とは言っても一日中雨が降ってたのは、5月は1日、6月も1日!!
意外と少ないやん!!(参照資料:某WEBの過去の天気)
晴れの日には、夏を感じる日も多くなってきましたねー。
汗!汗!!最近覚えたデコメールで「汗」の絵文字いっぱい使えそうな気分です。

さて、夏といえば、海開き・花火・野外フェス・お祭りなど考えるだけでも
わくわくしてきます。その夏が来る前に忘れてはいけないイベント!!
そう、織り姫と彦星が出会うアレです☆
小さい頃は、なんであの2人は一年に一回しか会われへんのかなぁ…と不思議で
したが、今、そのちょっと切ない気分を理解できたりします。
いやー大人になったな、ボク。

ふと思ったのですが、七夕ってどうして笹に短冊をつるすんでしょう?
ケンサーク。

笹はまっすぐに延びて成長し、その葉の擦れ合う音は神さまを招くと考えられて
いたからだそうです。ちなみに私も知らなかったのですが、本来短冊を飾るのは
七夕の前日6日の夕方からで、7日の夕方には取り外すそうです。
取り外した短冊は、その夜に川や海に流していましたが……
今の時代はやめましょーね。
個人情報の漏洩とともに、環境に配慮するのがマナーってヤツです(笑)きちん
と分別してゴミに出しましょー。とはいえ、紐がプラスチックじゃなければ全部
「普通ゴミ」ですね。

今年はみなさん、どんなお願いごとをしますか??
私は「巻き爪が治りますよーに」にしようと思います。

というわけで次回配信は、夏真盛り天神祭直前の7月20日ごろ予定です。
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