2021年09月

【STEP INFO】秋のはじまり

秋か?と思ったらまた暑い日が続き。

 

いやはや体調の管理がなかなか難しい季節がやってまいりました。

皆様もお気をつけください。

 

さて、暦の上では秋になったという事で最近は会社帰りに音楽をよく聞きます。

 

360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)対応のSONYのヘッドフォンを購入したので、リマスターされた音源を360Deezerという配信サービスで楽しんでおります。

 

懐かしのアルバムが360度の立体音響で再現・リミックスされていたり、人気アーティストがASMRで歌ってくれたりと音の楽しみ方が広がりを見せています。

 

弊社も立体音響に関しては、色々と機会を頂き様々な作品に参加させていただいています。

ご興味のある方は気軽に制作部にお問い合わせください。

 

最近弊社大阪のO田がノイマンのダミーヘッドマイク(バイノーラルマイク)に恋をしたと聞いています(笑)

何に没入したのでしょうか・・・・

 

それでは、今月のメールマガジンスタートです。

(かしはら)

【Shop in Azabu】しゅうずかん

最近「あー沖縄行きたいな~、沖縄料理食べたいなー」と言う声をよく聞きます。

では! 麻布十番で食べられる沖縄料理屋さんをご紹介しましょう。

 

麻布十番から歩いて5分のところにあるのは、「しゅうずかん」

麻布十番で40年以上も営業されている老舗の沖縄料理屋さんです。

 

定番の沖縄料理を港区アザブジュバーンでお楽しみいただくならココ!

 

 

店主”でもある”おとう(お父さん)・おかぁ(お母さん)も沖縄の出身で、店内では本場の三味線プレイが楽しめます。

三味線の音を聴くと一気に沖縄に来たような気分になります!

 

僕も沖縄に数年住んでいましたので料理に関しては太鼓判を押せます。

 

コロナ禍明けに、オリオンビール、泡盛を楽しみに行かれても良いんじゃないでしょうか?

 

 

僕のおススメは定番の「ソーミンチャンプル」と「スパムおにぎり」。

あと パパイヤサラダも美味しいですよ。

 

沖縄に思いをはせながら、それまでの間はお料理でしばらく我慢ですね。

(かしはら)

【MUSIC】ザ・おめでたズ

お久しぶりです、メディアコミュニケーション部の大和です。

先日、事前情報ほぼなしで映画「サマーフィルムにのって」を観たのですが、
鑑賞直後よりも、数日たってから「そういえばあのシーンよかったな」、
「あそこの展開好きだったな」と思い返してしまう不思議な感覚になっています。

皆さまお元気でしょうか?

さて、普段ラジオ番組を制作している我々ですが、
お仕事をする中で、いつもお世話になっているのが「今日は何の日」。

「何かが初めて行われた日」、「某商品の発売日」、
「偉大なあの人の誕生日」、そして「(弱冠)無理やりな語呂合わせ」。
毎日何かしら認定されている記念日から番組のテーマや選曲を考えることも多く、
正直、「もしもなかったら・・・」と考えると、恐怖すら感じるのですが、
そんな話題から今回取り上げさせていただくのが、
富山県を拠点に活動する5MC1DJのラップバンド「ザ・おめでたズ」です。

まずは1曲。

♪ ヤッホー! / ザ・おめでたズ

概要欄にも書かれていますが、この曲は8月11日=「山の日」
(昨年・今年は変動になりましたが)をテーマにした曲ということで、
彼らは数多ある「祝日や記念日」に特化した楽曲を作っているバンドです。

もう1曲いきましょう。
こちらは4月1日=「エイプリルフール」の曲です。

♪ THA FOOL / ザ・おめでたズ

そうなんです。かっこいいんです。「ザ・おめでたズ」。
心地よいトラックと5MCの色彩豊かなマイクリレーがフレッシュでファンキー!
柱となるテーマが明快なこともあってリリックの耳馴染みがとても良く、
素人意見で恐縮ですが、「上手いなー!」と嬉しくなりました。
我々世代が2000年代に聴いた「ポップな日本語ラップの素敵ポイント」が
随所に散りばめられているのも彼らの魅力ではないでしょうか?

2014年に大学で結成されたという「ザ・おめでたズ」は、
メンバーにトラックメイカーやグラフィックデザイナー、映像ディレクターを擁し、
「日常を祝う」をテーマとして楽曲をはじめ、グッズや映像作品等も制作。

これまで 「山の日」「カレーライスの日」「幽霊の日」
「かき氷の日」 「オカルト記念日」など、
祝日や記念日にちなんだ楽曲をつくり、日々の何かしらにまつわる作品を、
365日分作ることを目標に楽しくゆるやかに制作中とのことです。
(プロフィールより引用)

富山県を拠点にしつつ、確実に全国へと名前が広まっている所ですが、
今のところ音源は、各種サブスクリプションサービスでの配信、
CDはバンドのオンラインショップでの販売という、DIYな活動も興味深いところ。

8月4日「ビヤホールの日」に配信された新曲も素晴らしいので、
晩酌のお供にぜひお聴きください。

♪ GOOD BEER / ザ・おめでたズ

聴いていると楽しくなる、否応なしにパーティー気分になれる!
そしてちょっとグッとくる。そんなバンドです「ザ・おめでたズ」。
今後も注目したいと思います。

■ザ・おめでたズHP


「追記」
京都にやってきて10年と少し、同じ賃貸に住み続けているのですが、
いい加減に引っ越したいなぁと思いつつ、
暮らしやすさを考えると、今の立地がベストなんだよなと、
10年と少し、二の足を踏み続けています。

だいぶ床が平らになってきました。

(大和)

【I Love NY】「月刊紐育音楽通信 September 2021」

※本記事は弊社のニューヨーク支社のSam Kawaより本場の情報をお届けしています
Sam Kawa(サム・カワ) 1980年代より自分自身の音楽活動と共に、音楽教則ソフトの企画・制作、音楽アーティストのマネージメント、音楽&映像プロダクションの企画・制作並びにコーディネーション、音楽分野の連載コラムやインタビュー記事の執筆などに携わる。 2008年からはゴスペル教会のチャーチ・ミュージシャン(サックス)/音楽監督も務めると共に、メタル・ベーシストとしても活動中。 最も敬愛する音楽はJ.S.バッハ。ヴィーガンであり動物愛護運動活動家でもある。

 

かれこれ12年程続けてきた、ハーレムやブロンクスの黒人ゴスペル教会でのチャーチ・ミュージシャンとしての仕事がパッタリと止まってしまったのは、もちろん昨年3月のパンデミック発生時のことです。

 当時私が演奏していた教会では、お年寄りを中心に、副牧師も含めて何人もの方々が次々とコロナで倒れて亡くなり、当初はその対応でリモートでの再開どころの話ではありませんでした。

 その後、その教会は基本的には牧師とオルガン奏者の2名のみ(時には、クワイア・メンバーが1名加わる)が教会内からストリーミング配信を始め、信者は皆自宅のコンピュータで礼拝に“参加”するという形になりました。

 結果、オルガン奏者以外のミュージシャンは全て一時解雇という形になり、サックスとベースを担当し、時にはクワイアにも参加していた私も当然のことながら、仕事は完全に消え去りました。

 特にアメリカでは教会内におけるクラスター感染があちこちで取り上げられていましたし、サックスというマスクのできない楽器という問題もあり、私自身はこの仕事はもう断念すべきと覚悟を決めていました。

 それがつい先日、長年一緒に教会でプレイしてきたオルガン奏者が牧師となって自分の教会を新たに立ち上げることになり、是非ミュージシャンとして参加してほしいとの依頼を受けました。

 彼とは兄弟同然の親しい間柄ですし、彼の新たな出発を祝い、手伝ってあげたいと思い、まずは教会内でのリハーサルに出かけてきました。

 ミュージシャンは自分を含めて5人で全員ワクチン接種済み。ミュージシャン牧師の礼拝ということもあり、祭壇はステージのようなセッティングで、個別ブースの無い一発録りのスタジオ・レコーディングかスタジオ・セッションのように、お互いの距離も充分に保たれています。

 メンバー一人一人にはミニ・ミキサーが用意され、演奏は全てヘッドフォンを付けて自らモニター調整し、サウンド・エンジニアとのコンタクトも極力避けられるようになっています(これは、いわゆるメガ・チャーチと呼ばれる大きな教会ではよく行われている方法でもあります)。

 前述のように、サックスを演奏する際はさすがにマスクは付けられませんが、ベースをプレイするときはマスク着用。他のミュージシャン達も、そしてもちろん会衆もマスク着用で、ワクチン未接種者は入り口で簡易テストを行う予定です。

 夏とは言え、半袖では寒いくらいの冷房を効かせ、換気システムもしっかりしています。取りあえず、考え得る可能な対応はほとんど施してはいますが、もちろんそれで100%安全という保証はありません。

 これも前述のように、黒人教会でのコロナ犠牲者というのは本当に数が多く、彼らはその恐ろしさ・危険性を痛感していますが、それでも礼拝が始まると、叫び、泣き、踊り出し、ハグし合い、時には倒れ失神する、といった黒人ゴスペル教会ならではの感情や行動を抑えることは難しくなります。

 約1年半ぶりに訪れた機会に感謝しつつ、全てが無事進むことを祈る今日この頃です。   

 

トピック1:“ロック界の悪魔”が“政界の悪魔達”を糾弾!?

 

 火を噴き、血反吐を吐きながら、長年最高のロックンロールを提供してきた今年72歳となる KISSのジーン・シモンズは、これまでもパンデミックの中で人々に対して感染予防のための警告を声高に発信してきました。

 またKISSはパンデミック以降、昨年末のドバイでの年末コンサートから最近のフェアウェル・ツアー再開に至るまで、十二分な予算規模を支えに、バンド・メンバー、スタッフ、観客全てに対して常に徹底した感染予防対策を行ってきた、音楽界における“COVID予防対策最優良バンド”の一つとも言えました。

(さらに…)