2017年08月

【STEP INFO】暑い

暑い。本当に暑いですね。
歩いては汗をかき、ご飯を食べては汗をかき、何をするにも汗をかいてしまいます。
毎年この時期になると1回はプライマル・スクリームの「スクリーマデリカ」を
聞いてしまいます。
この時期にしか聞かないかもしれません。

さて、2020年の東京オリンピック開催まで3年を切りました。
競技会場の建設もこれから本格化していくようですが、人手不足などもあり、現時点でも
遅れが出ているようです。
工期が短く、さまざまな問題が起きていますが、無事に準備が進んでいくことを祈っています。

話は変わりますが、今年も麻布十番では「麻布十番納涼まつり」が開催されます。
今年は8月26日(土)と27日(日)の2日間です。
たくさんの屋台やライブパフォーマンスやお囃子など日本の伝統芸能文化を楽しめることから、
毎年2日間で約30万人が訪れるお祭りになっております。近くに多くの大使館があるので、
各国の珍しい料理を出す屋台が出るなど麻布十番ならではの雰囲気も味わえますので、
お時間がありましたらぜひ足を運んでみてください。

今年も宇野さんデザインのポスターがアンニュイでかっこいいです。

それでは、ステップメールマガジン8月号のはじまり、はじまり。

(モリグチ)

【Music】バレーボウイズ、京都界隈のあれこれ

ラジオ班のスギモトです。
今年も「FUJI ROCK FESTIVAL」が終わりました…。

かれこれ2005年以来、1年を覗いてほぼ毎年フジロックに
参加している私…(近年は全日参加していませんが…)

今年の個人的ベストアクトは、
「FATHER JOHN MISTY」

「小沢健二」さんでした。

小沢さんのセトリがもう最強過ぎて、久々に歓声を上げて歌いました…。
また来年のフジロックに向けて、一生懸命働きます。。

さて、今回ご紹介するのは、そんなフジロックの登竜門ステージ
「ROOKIE A GO-GO」にも登場していた京都のバンド「バレーボウイズ」です。

オフィシャルサイトからのプロフィールによると…
2016年京都市左京区民で結成されたナツカシイサウンズバンド。
昭和歌謡とアイドルサウンズの融合を目指す。
切ないギターの音と田舎臭い歌詞が誰もが経験したことのある
あの頃の懐かしい感覚を呼び起こす。
活動拠点は主に京都であるがお呼びとあらばどこへでも。

最近、会場限定ですが「なつやすみ e.p.」というのをリリースしたようです。
というか、きっとフジロックにエントリーするにあたり、音源作ったのかな?と
思ったりもしますが…。


トレーラー映像に飛びます。

ライブ自体は、正直そこまで上手くないです(笑)
ただ何か口ずさんでしまう感じ…というか、なつかしさのあるメロディが
妙に耳に残ってしまうのです。

夏の終わりに感じる妙にヒリヒリした寂寥感、うだる感じ、
学生時代、少し怠惰に過ごしていた休日の風景など思い出して、
ちょっと甘酸っぱい気持ちになってしまいます。

サウンドとしては…京都をウロウロしている人間的には
「ああ、左京区っぽいよね」「ネガポジっぽい」という形容詞を使ってしまう、
どこか懐かしくノスタルジックな質感が印象的です。

ネガポジ、左京区といえば…
最近京都ではこの「バレーボウイズ」をはじめ、
台風クラブ」「本日休演」「ギリシャラブ」「渚のベートーベンズ」など、
ノスタルジックよりのバンドサウンドが話題です。
渚のベートーベンズはアルバム「Oyster」がリリースとなったばかり。
台風クラブは8月にファーストアルバム「初期の台風クラブ」が
リリースとなります。(台風クラブ、名盤でした〜)

継続的に様々なバンド、アーティストを輩出し続けている京都ですが、
最近改めて個性的なバンド、注目のバンドが頻出している気がします。

ぜひ一度チェックしてみてください。

(杉本)

【Shop In Azabu】生駒軒

本日紹介するのは芝にある中華料理屋「生駒軒」です。

麻布十番からは少し離れており最寄駅は芝公園駅ですが
歩いていけない距離ではありません(今の時期暑いので大変ですが…)

この赤い看板が目印です。

この地域は芝辛ストリートと呼ばれ
商店街復興の為様々な激辛料理が集まっています!!

どのお店もかなり辛いです。
そんな中でも辛党を自負する私が辛すぎて驚いたお店がこの生駒軒です。

何と辛い料理はタンメンです。担担麺ではなくタンメン…?
と思う方も多いでしょうがタンメンです。

1〜5まで段階があり、お店の人には1辛をお勧めされましたが
ここは強気に4辛にチャレンジ!(5辛は流石に怖く断念しました)

いやこれには正直びっくりしました。
見た目は普通の美味しそうなタンメンなのですが
一口食べると口全体が激しい痺れに襲われます。

野菜がここまで甘く感じたのは人生で初でした。
塩ベースのスープや豚の旨みは染み出てますがとにかく辛いです!

色々調べてみるとこのタンメンには
ハバネロの10倍の辛さのジョロキアという唐辛子の粉末が使われおりました。
(タバスコに使われる原料、ハラペーニョの約800倍…(;_:))

汗だくになりながら何とか完食…!
スープを飲み干せなかった激辛料理は人生初でした…悔しい。

完食後にはアイスを貰えるのですが
このアイスは最早何の意味も無しませんでした。

夏の暑さをブッッッッッ飛ばしたい方は是非お試しくださいませ。笑

勿論普通のメニューもありますよ。

こんな感じで各地の激辛巡りが好きなので
激辛好きな方は東京事務所の鈴木までお声かけくださいませ。

【生駒軒】
[住所] 東京都 港区芝2-28-18
[TEL]03-3451-1654
[営業時間]11:00〜21:00
[定休日] 日曜

(鈴木)

【I Love NY】 月刊紐育音楽通信 August 2017

 前回、ニューヨークの公共交通機関の劣悪な状況についてお話しましたが、
先日、改善のための暫定措置として、地下鉄のシートを全て外した
オール・スタンディング車両を試験的に導入するという案がアナウンスされて
話題になりました。ラッシュ時は満員で車両に乗り切れず、
ホームに人が溢れて危険という状況の緩和には少し役立つかもしれませんが、
妊婦や小さな子供を連れた人、老人やハンディキャップの人はどうすれば良いのか、
あまりにも稚拙なアイディアで苦笑・失笑が出る程です。
そもそも“乗れない”原因は、地下鉄全体のシステムが老朽化して
故障やトラブルが続出となっているために地下鉄がきちんと “来ない”ことにあるわけで、
市民はそのアイディアに呆れ顔といったところでしょう。
 前述の理由・批判に加えて、ナチ時代の収容所輸送の列車を思い起こすという
ユダヤ人からの批判もあったのはニューヨークらしいところでもありますが、
満員電車に関してはいつも日本とアメリカの違いを痛感します。何故なら、アメリカでは
日本のような“寿司詰め満員電車”というのは起こり得ず、人と体が触れ合わない、
最悪でも人と体がぴったりとくっつかないレベルでの満員電車ということになります。
よって、僅かな隙間に無理矢理乗り込んで来るような人は極めて少なく、
そういう人がいるとすぐに非難・怒りの目や、時には言葉が向けられます
(無理矢理乗り込んで来る人には日本人と中国人が多いのはちょっと困った点ですが)。
 日本ですと、車掌が乗客を車両内に押し込むという光景もあるようですが、
あれをアメリカでやったら暴行罪(男性の車掌が女性の乗客に対してであれば
性的暴行罪)などの重罪となること間違い無しです(笑)。
普段、お互いに知り合う仲では抱き合ったりキスしたりと体のコンタクトは
極めて頻繁で大らかなお国柄ですが、公共の場で見ず知らずの他人と体が接触することには
極めて神経質(自分の体や持ち物が相手にぶつかった場合はもちろん、触れただけでも
普通はまず謝ります)であるところは、日米の“体の触れあい”に対する意識の違いが
よく表れていて興味深いと言えます。

トピック:音楽界にも拡がる現代アメリカの病巣

(さらに…)

【After Word】8月

うだるような暑さ湿気が続く毎日ですね。
汗をかく事で自然にデトックス出来ている気分も多少ありますが、
常に体力消耗している気もして、なかなかしんどい季節です。

そんな8月の暑さ。
音楽的に表現しようと思うと、
どうなりますでしょう??

「音色」「和音」に焦点を当てて考えてみます!

まず「音色」。
ピアノは涼しい音色の代表格な感じがしまして、
アタックが強く、立ち上がりが早い音は比較的気温低く
感じやすい気がします。
グロッケン、チェンバロ、ストリングスのピッチカート等。

そうなると暑さは逆で立ち上がり遅く、太い感じのもの。
重たい管楽器・弦楽器が一番わかりやすいでしょうか。
チューバ、ホルン、コントラバス。
ロングトーン系はより感じそうですね。
それと、トランペット・トロンボーン。
アタック強めな印象もありますが、甲子園や暑苦しいメロディを
担当しているイメージで、なんだか暑く感じます。

音色作り方でかなりレンジはあると思いますが、
アナログシンセ系の音も良さそうです。
ノコギリ波をローパスフィルターで閉じ目にして、attack、release遅め。
ぶわーっとして、思わず砂漠を想像してしまいそう。

次に「和音」。
これを例えば音色をピアノに限定して考察してみます。
ちなみに音域でも印象変わりますので、
低めの音程の方が暑く感じると思います。

「ドミソ」メジャー
これは調性・安定感あって、エアコン使って心地良い感じがします。
全然暑くないですね。

「ドミソシ」メジャーセブンス
エアコン20度以下に下げたんじゃないか、ていう涼しさですね。

「ドミbソ」マイナー
少し暑さ感じそうですが、温度というよりも、
じめじめした湿気の多さを想像します。

「ドミソ#」オーギュメント
ブライトでなんだか黄色い光を感じて、割と気温高めですね。
ただ、暑い、というより、熱い、ですね。

「ドミbファ#ラ」ディミニッシュ
これですね!うだるような不協なニュアンス、やり場のない音の響き、
まさしく湿気をかねそなえた、夏の暑さです。

という事で、二方向を加味して、

「チューバ・ホルン」で「ディミニッシュ」
をロングトーンで。

これが8月の暑さを象徴する音です!

かなり主観的な意見でしたが、、いかがでしたでしょうか?

日常を音楽変換すると、興味深い事も多くありますので、
是非考察してみてくださいませ。

次回は9月上旬の配信予定です。
お問い合わせ、配信停止希望はコチラ>>!!

(成瀬)