2009年06月

【STEP INFO】STEP NYブランチとは?

最近、STEPの名刺にとある変化が…
東京、大阪、NY…「ん?にゅーよーく?」

そうなんです。実はSTEPにはNYスタッフがいます。
「どんなことをしてるんだ?」というご質問を頂いていたので、今回はそのNYブランチをご紹介させて頂きます。

まずはスタッフ紹介!といっても1名なんですが…。

サム・カワ (Sam Kawa)
東京都渋谷区出身。
ミュージシャン(サックス奏者)、プロデューサー、マネージャー、 コーディネーター、ライター等複数のワラジを履いて活動後、渡米。
その後は、「プロデューサー業」と「マネージャー業」に重点を置き、アーティスト達の音楽教則映像作品や、ボストンのバークリー音楽大学の教則映像ソフトなどをプロデュースする他、CDやCM、PVや自主制作映画など様々なレコーディングや撮影のプロデュースやコーディネーション、アーティストのブッキングなども手掛けています。
ちなみに毎月のこのメルマガの「I LOVE NY」のコーナーは毎月サム・カワが書いている旬のNY情報です!!

STEPのNYブランチがどんなコトをしているかと言いますと…
まず、基本的には音楽に関するところになりますが、主には
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?▲屮奪?ングからレコーディングにおけるプロデュース

またインターネット回線をつかってのVocal録音、NYのミュージシャンによる作曲やアレンジなど予算や環境に応じて対応することが可能です。
それ以外でも何かとご協力できるところもあると思いますので、「NYでなにかある」ときは是非STEPまでご一報を!!

サム・カワの詳細プロフィールをご覧になる場合は下のmore⇒をクリックしてください。

(さらに…)

【Music】バロック・ハーモニック・ポップ

今月紹介するアーティストは、アメリカ・シアトル出身の5人組バンドFLEET FOXES(フリート・フォクシーズ)です。
まず、ボーカルとハーモニーが美しく、トラディショナルな雰囲気が感じられるが斬新で、壮大な素晴らしい音楽です。自分たちの音楽をバロック・ハーモニック・ポップと名付けるのも的確だと思います。
海外主要メディアではすでに高い評価を得ている彼ら、20代前半ながらにしてこの完成度!!注目です。

16世紀ネーデルランド絵画の偉大なる代表のピーテル・プリューゲルの「ネーデルランドの諺」が使われているCDジャケットも印象的です。

フロントマンでありヴォーカルのロビンは言います。
「僕にとってこの世の中でいちばん楽しいのは人々と一緒にハーモニーで歌うこと」
皆様も彼らの音楽と美しいハーモニーを奏でてみてはいかがですか?

2009年4月8日にデビューアルバム Fleet Foxes+Sun Giant EP \2,520(TAX IN)発売中です。

【SHOP】なごみ

今月は先月8日にオープンしたばかりの
お好み 鉄板焼のお店「和里(なごみ)」をご紹介します!

場所は、ステップ大阪スタジオから商店街と反対へ向かって少し行ったところで
ステップからもうっすら見えるくらいのご近所さんです。
店内は和風で落ち着いた雰囲気を大切にしていて
まったり飲みながらお好み焼をつまむのにチョードイイ!

お好み焼は、周りはサクッと、中はふんわりを追求して、
群馬県からねばりけの強い大和t芋を取り寄せているそうです。
他にも、焼きそばや広島風お好み焼にもこだわりが書ききれないほどに・・・・・・。

もうひとつ、ステップ女性陣に人気のあったトマトチーズです。

ちなみに、ご近所さんということで、
10%割引券がステップにあります。
行ってみたいという方は、何枚でも差し上げます!
6月末まで有効です。


お好み 鉄板焼 和里
17:30〜22:30 日 祝 定休
Tel:06-4801-9301

【INDIES】むーぴーむーぴー MOOPY!!

今回ご紹介するのは、大阪・京都を中心に活動するMOOPY(ムーピー)。
楽曲はかなりポップチューンなのに、あくまでもライブにこだわって活動してます。
2006年10月に結成。

楽曲を聞いてると電車であろーが、仕事中であろーが
ついつい横に揺れてしまいたくなるメロディー&ほんわか歌声。
癒されるー!!なんか心に刺さるー。

中でも「Daniel,Lucy」はバカップルの仲直りをテーマにしているそうで、ヒロシ&キーボーの「3年目の浮気」の男の立場にたって許してほしいな〜なんて考えてたらこんな曲ができました、との事。

MOOPY公式サイト>>コチラ
「Daniel,Lucy」を聴いてみる>>コチラ

【I Love NY】“ポスト・ロック”系バンドが続々とNY来襲!

(ここではSTEPのNYスタッフから届く、現地の最新音楽情報の一部をご紹介しています!)

中高年齢層に押され気味の音楽界ですが、もちろん若い世代にもがんばっている連中はたくさんいます。今月から来月にかけては、2000年代に入ってにわかに注目を集めていったと言える、いわゆるポスト・ロック系と呼ばれるバンドが立て続けにNYにやってきて話題になっています。
一般的にポスト・ロック系はギター中心のインスト系バンドが多いと思いますが、NYそしてアメリカではギター・バンドの人気はやはり根強いものがありますし、ポスト・ロック系の特徴の一つでもあるギターによるカオス的爆音でトランス状態に陥るというのもNY的で、人気のある理由と言えるかもしれません。

まずはフジロックにも出演して以来日本でも人気が高まっていると聞くスコットランドはグラスゴー出身のモグワイが、先月末ブルックリンで3日間ライヴを行いました。
ポスト・ロックの第一人者といわれる彼等のサウンドは、やはり相変わらず圧倒的な存在感とインパクトを誇っていました。
続いて今月NYにやってくるのが、日本のMONOです。マニアックでコアなファン層ではありますが、MONOはアメリカにおいて地道に、そして頻繁に活動を行ってきており、NYでもかなりの人気と評価を得ています。特に二人のギタリストYodaとTakaのプレイには普段辛口の批評ばかりするニューヨーカー達も度肝を抜かれています。
ちなみに、今回の10周年記念ライヴのチケットはソールドアウト状態だそうです。

そして今月末はシカゴ出身のトータスがブルックリンでライブを行います。かつてはシカゴ音響派とも呼ばれていた彼等は、ポスト・ロック世代としてはすでにベテランの領域にありますが、彼等は他のギター中心のポスト・ロック系とは一味も二味も違い、パーカションやキーボード、ビブラフォンなどを取り入れたサウンドはジャズ的であったりしてかなりユニークですし、その辺が別の理由でNYでも人気が高い点かもしれません。
そしてちょっと時間は空きますが、6月末にはテキサスはオースティン出身のエクスプロージョン・イン・ザ・スカイ(以後EITS)がセントラル・パークのサマーステージに登場します。私は4年ほど前に彼らがNYのバワリー・ボール・ルームで3日間の公演を行ったときに初めてライヴ・パフォーマンスを目にしましたが、あのときのまさにエクスプロージョン(爆発)といったようなすさまじい轟音とぶっ飛び具合は忘れられません。
演奏後楽屋を訪ねた時の彼等との会話も興味深く、それ以後私はすっかり彼等のファンにもなってしまいました。今度のNYライヴで彼等の人気・評価がいっそう高まることは間違いないと思います。

さて、ここまで“ポスト・ロック”というメディアがよく使う呼び名を私も使ってきましたが、今回紹介した4つのバンドのいずれも、自分達の音楽を“ポスト・ロック”と呼ばれることを嫌っています。特にEITSなどはポスト・ロックという言葉すらも否定しています。「“ポスト・ロック”なんてロックが終わった後の音楽みたいでおかしな言葉だよね」とEITSのメンバーの一人が笑って言っていたのを思い出します。確かにロックは今も生きているわけですから。そもそもポスト・ロック系(おっと、また使ってしまいました…)のバンドの音楽は大概、キャッチーな歌詞やポップなメロディを排し、ラジオのオンエアやITUNESでの楽曲販売を無視した長尺物が多いとも言えます。
言ってみれば、彼等は今の音楽ビジネス・音楽産業に媚びることのない反逆児たちと
言うこともできると思います。そんなところが、いわゆるポスト・ロックが音楽的に関連性が強いと言われる、サイケやプログレといったかつてのロックの反逆児達に通じるところも感じてしまうのです(最後までジャンル用語のオンパレードになってしまいました…苦笑)。

【After Word】6月

電車でマスク、
商店街でもマスク、店員さんもマスク……。

先月、新型インフルエンザが流行したころの関西では
マスクをしていない人の方が目立つほどマスクが大流行していたのに、
ほんの1週間ほどでマスクの着用者が激減。

あまりの急激な変化に、
マスクをしている自分がチラ見されているような
自意識過剰モードに陥ります。

まだ新型インフルエンザの脅威が
消え去ったわけではないと思うのですが、
流行の移り変わりの早さには驚かされます。

とはいえ、ステップでは体調を崩した人もなくなによりです。
皆さんも体調管理には気を付けましょう!

というわけで、次回は7月上旬の配信予定です。
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