2008年11月
【STEP INFO】 原盤制作、やってます!
いよいよジャケットなど上着を着なければ寒さを感じる今日この頃。
それもそのはず、もう11月になりました。
そして世界はサブプライム問題などによる株価暴落により、心身ともに寒い冬が訪れようとして
おります・・・
いきなり暗ぁ〜い話題から始まってしまいましたが、そんな昨今、心温まる楽曲をお探しでは
ありませんか?
STEPでは10月に映画「ゲド戦記」の主題歌「テルーの唄」で一躍話題のアーティストとなった
手嶌葵をフューチャーし、「Can’t Help Falling In Love」をプロデュースしました。
ご存知、エルビス・プレスリーが歌い世界的に愛されるラブソングとなったあの名曲を、手嶌葵が
稀有の澄んだ歌声で、さらに心温まる、やさしい曲に歌い上げています。
スズキ「CVT搭載車」の企業CM曲として全国ネットでオンエア中のほか、
各社着うたサイト、iTunes Storeにて楽曲配信しております。
iTunes Storeではトップソングベスト10に入りました!
STEPは、CM音楽だけにとどまらず、アーティスト音源などの原盤制作も行なっています!
また、ラジオ番組制作部と連動してSTEPならではのFM局プロモーション活動も充実していますよ!
ということで、そんな幅広く活動するSTEPを手嶌葵の「Can’t Help Falling In Love」ともども、
よろしくお願い致します。
H.Pはコチラ
【Music】?,劼?つづき「Can’t Help Falling In Love」
STEPがプロデュースした手嶌葵の「Can’t Help Falling In Love」
INFOでも述べた通り、この曲はエルビス・プレスリーが歌ったことで有名になりましたが、
原曲はドイツ出身の作曲家ジャン・ポール・エジード・マルティーニの「愛の喜び」という曲。
プレスリーは、この「愛の喜び」を原曲に勝るとも劣らないセンスのよいアレンジで史上に残る
ラブソングとして歌い上げました。
そして、ボブ・デュラン、セリーヌ・ディオン、ストレイキャッツ、パティ・ペイジ、
マイケル・ブーブレ、UB40など、ジャンルを問わず、世界中で数え上げると切りがないほど
多くのアーティストにカバーされつづけています。
そんな中でも、私の個人的なお気に入りは1987年に公開されたアメリカ映画「恋しくて」の
エンディングで流れたアイルランド出身のグループLICK THE TINS(リック ザ ティンズ)による
カバー。
オリジナルのしっとりとしたイメージを、とても明るく、聴きいていると思わず顔が
ほころんでしまうようなかわいらしい感じにアレンジされています。
日本でもTVドラマ「おそるべしっっ!!! 音無可憐さん」のオープニングテーマとして起用された
このLICK THE TINSのカバーは、今!元気を求めている方にぴったりの曲だと思います。
そして、しっとりとやさしく癒されたい方は、是非、手嶌葵の「Can’t Help Falling In Love」を
お聴きください!!
【Music】?∀臆屬?生み出した演芸ROCK歌手
今月は手嶌葵につづき、紹介したいアーティストがもう一人!
浪花が生み出した演芸ROCK歌手、イカナベことイカルス渡辺!!
この名前をご存知の方も多いでしょうが、数年前にSTEPのインディーズレーベルのスティミュラスレコードに所属していたアーティストです。
故フレディマーキュリーを彷彿させるパワフルボイス&ダイナミックアクション!
トレードマークの二本の角にサングラスのいでたちで、当時はタイアップ、音楽弾き語り、ナレーションなどなど色々な方にお世話になりました。
そのイカルス渡辺がついにメジャーデビューへ!!!
今年、オフィス北野と契約、EPICから11/12「涙の天保山」でデビュー!!!
さすが、メジャーのプロモーションの力の凄さを感じますね。
10/29日付の有線リクエストチャート1位ですって!!これはこれはホントすごい事!
歌詞も振り付けもさながら、ソナチネをオマージュしたというPVがすごい事になっているみたいです。
詳しくはコチラをご覧下さい。
本人のブログはこちらから
是非是非応援したいと考えていますので、皆さんも温かい声援をお願いいたします!
【SHOP】 時旬 舟入
すっかりと肌寒くなってきたこの季節、魚介類がもっともおいしい時期でもありますよね。
今回はちょっと贅沢にSTEP東京事務所近くの麻布十番商店街にある寿司店
「時旬 舟入(じしゅん ふにゅう)」をご紹介します。
ビル2階にあるこのお店、外からはどんなお店かわからないので入るのに少しためらってしまう
ところですが・・・エレベーターで2階に上がり思い切って入ってみると・・・
まずは女性スタッフが明るく丁寧に「いらっしゃいませ!」と言ってくれます。
店内はカウンター席が10席ほどですが、明るく開放的な感じです。
その奥にちょっとご年配のいかにも職人!といったいぶし銀的な板さんが黙々と仕事をしています。
麻布十番でお寿司!となるとかなりの贅沢な感じではありますが、比較的リーズナブル(しっかり
食べて一人10,000円くらいかと・・・)でとても美味しいお店です。
ランチメニューは1,000円〜12,000円のメニューがあり、これがとても1,000円とは
思えないほどの内容!そして美味い!
女性スタッフは三人居て、三人とも板さんのことを「おとうさん」と呼ぶので、てっきり板さんの
愛称かと思っていたのですが、聞いてみると本当の親子でした。
物静かでシブい板さんと、とても明るい美人三姉妹がもてなしてくれる、アットホーム感と贅沢感が
共存する美味しいお店。
今日はちょっと贅沢に美味しいものが食べたいという方は、是非、行ってみてください。
港区麻布十番1-8-12 ウェステル麻布十番2F
TEL 03-5647-6111
【INDIES POWER】 STACK44
今回は茨城県つくば出身、東京、名古屋、大阪ほか全国展開でライブ活動を行っている
西海岸系エモーショナルパンクロックバンド
「STACK44(スタックフォーティーフォー)」
をご紹介します。
実は私、今から3年前、大阪で彼らのデビューアルバムのレコ発ライブツアープロモーションを
お手伝いしておりました。
大阪は心斎橋アメリカ村にあるライブハウスを彼らと共に渡り歩き、当時の事務所で
たこ焼きパーティーをしたりして、和気藹々と頑張っておりました。
ところが原盤制作も終り、いよいよ流通にかけるという段階で・・・
所属していたレーベル会社が倒産!
スタッフも全員解散という悲劇に見舞われ、それからは私も彼らと疎遠になってしまいました。
それがその後、お蔵入りとなってしまった彼らの幻のデビューアルバム原盤は
別のレーベル会社の目にとまり無事にデビューすることができたと知りました。
当時は4人だったメンバーも新ボーカル加入で5人となりさらにパワーアップ!
昨年にはセカンドアルバムも発売し、現在はニューアルバムをひっさげてツアー中・・・
バンザーイ!
・・・かなり私的なご紹介になってしまいましたが、楽曲もいい感じなので是非、ご試聴ください!
STACK44 HP ⇒コチラ
STACK44 PV ⇒コチラ
【I love NY】?,覆柴椶砲蓮搬膺佑?R&Bディーヴァ”がいないのか?
(ここではSTEPのNYスタッフから届く、現地の最新音楽情報の一部をご紹介しています!)
先日、久々に素晴らしい女性シンガーと再会しました。彼女の名前はメイザ・リーク。
スティーヴィー・ワンダーのバックコーラスとして活躍した後、90年代初頭
UKアシッド・ジャズ・ムーブメントと共にイギリスに渡ってインコグニートという
グループに参加し、その後アメリカに戻って地道に活動を続けていました。
彼女は最近「Metamorphosis」という新作アルバムを発表したばかりで、
なんでも11月にはルーファスと一緒に日本に行くということなので、皆さんがこの
レターを読んでおられる頃はちょうど日本(ブルーノート)で公演中かもしれません。
今回の来日公演はチャカ・カーンに代わってルーファスと共演するということで、
そんなスペシャルなライヴを観られる日本の皆さんは幸せだな〜とつくづく感じますが、
その一方で日本には何故彼女のような素敵な大人のR&Bシンガーがいないのだろうかと
寂しくもなります。
アメリカでもメジャーな世界では同じですが、特に日本のR&Bディーヴァ達は
可愛くてスタイルが良くて(というか痩せ過ぎ)声が綺麗(でも声が出ているのは
喉からだけで体が楽器として共鳴していない)な女の子ばかり。
深みのある落ち着いた歌を聴かせるビッグママ的なシンガーは皆無と言っても
良いのではないでしょうか。
「皆無」と言いましたが、それはそういうシンガーが全くいないのではなく、
きちんと評価されないということなのだと私は思います。
メイザも含めてこれだけ素晴らしい大人のシンガー達が来日しているのですから、
日本の皆さんももっと成熟した大人の日本人シンガー達にも注目してあげてほしい
と願ってしまうのです。
【I love NY】??国歌斉唱というエンターテインメント
(ここではSTEPのNYスタッフから届く、現地の最新音楽情報の一部をご紹介しています!)
今、ハロウィーン間近であると共に大リーグのワールド・シリーズ真っ直中です。
メッツやヤンキースが敗退してワールド・シリーズには全く関心が無くなってしまった、
ほとんどのニューヨーカー達と違って、私は今年のワールド・シリーズは結構楽しんで観ていました。なにしろ選手はもちろんファンの気合いが違います。
レイズとフィリーズという史上最低弱小チーム同士のワールド・シリーズ対決なんて大リーグ史上、いやこの先100年経ってもあり得ないかもしれません!
選手やファン達も「これが一生に一度のチャンス!」と思ってるのか(笑)、お祭り騒ぎとなって楽しんでいる様は観ている方まで楽しくなります。
アメリカのスポーツは基本的にシーズン・スポーツで、野球、バスケット、フットボール、アイスホッケーなどが途切れることなくうまく繋がって繰り広げられていきますが、
いかなるスポーツの試合においても欠かせないのが国歌斉唱です。
中でもプロ・スポーツの試合における国歌斉唱では豪華なアーティスト達が次々と登場し、
話題となり、観客を楽しませてくれます。
アメリカは基本的に愛国心を最高の美徳の一つとする国ですし、国歌の捉え方も日本とは全く違います。誰もが国歌斉唱の時は起立して帽子を取り、星条旗の方を向いて静かに聞き入る様は日本人には異様に見えるかもしれませんが、人種も宗教も全てがバラバラなアメリカにおいては、星条旗と国歌は結集できる一つのシンボルでもあるのだと思います。
アメリカ国歌の歌詞はあまりに前時代的で曲も特に優れているとは思えませんが、
国歌斉唱が終わるとコンサートのごとくYEAH!!と盛り上がっている姿には感覚や国民性の違いを感じてしまいます。
国歌斉唱にはこれまでに数多くの名演がありましたが、私の知る限りで忘れられないパフォーマンスは、なんと言っても83年のNBAオールスター・ゲームでのマーヴィン・ゲイです。
「What’s Going On」を思わせるゆったりしたミディアム・テンポでThe Star-Spangled Bannerを歌い上げ、これには観客も大歓声と絶叫の嵐。
最後はみんなで手拍子で国歌斉唱という、あり得ないほどピースフルなパフォーマンスとなりまた。
「What’s Going On」で”war is not the answer”と歌って当時のアメリカから批判もされた
マーヴィンが国歌を歌ったこと自体にも大きな意味合いがありました。
私は彼の国歌を聴いて、これがアメリカ国歌のスタンダードになればアメリカはもっと
平和で平等でリベラルな国になるだろうに、と思ってしまったものです。
彼が亡くなって20年後の2004年、同じNBAのオールスター・ゲームで今度は
娘のノナが父マーヴィンの映像に合わせて父娘のデュエットで国歌を歌ったときは
これまた感動的で思わず涙が出そうになりました。
とにかくいろんな国歌が楽しめるのは、アメリカならではと言えるでしょう。
【After Word】 11月
11月
いよいよ波乱の熱戦が繰り広げられたアメリカ大統領選挙の本選挙が実施されます。
当選するとアメリカ大統領史上初の黒人大統領となる民主党バラク・オバマ上院議員が勝つか、
はたまた当選すると就任時72歳という史上最高齢の大統領となる共和党ジョン・マケイン上院
議員が勝つか、一般投票日の本日は世界各国が注目する一日のはずです。
行政の長である総理大臣が入れ替り立ち代りする今の日本にとっては、もしかすると衆議院
総選挙より大事な日かもしれませんね。
オバマ氏、マケイン氏、いずれが勝つにせよ、日本と密接な関係にあるアメリカ経済の立ち直りを
こころより願うばかりです。
そうでないと暖冬と言われ続ける昨今に、極寒の氷河期が来てしまう気がします・・・
・・・がしかし!
たとえ氷河期が来ようとも力強く働き続けるのがSTEPであります!
というわけで次回は12月上旬の配信予定です。
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