2015年04月

【STEP INFO】大阪環状線発車メロディ

暖かくなったなあ、なんて思っていると忘れ物をしたかのように冬の寒さが戻ってきたりと、
寒暖の差が激しい日が続いています。
新年度そうそう風邪をひかないように気を付けたいものです。

さて、大阪ではご存知の方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、
3月22日よりJR西日本大阪環状線の全駅で発車メロディが導入されました。
大阪環状線とは東京でいうところの山手線のように、大阪市内をぐるっと環状に走る路線です。
現在、新型車両が投入されたり、駅やトイレの改良工事が進んでいたり…
これはすべてJR西日本の「大阪環状線改造プロジェクト」の一環なのですが、
そのうちの1つとして全駅に発車メロディが導入されることになりました。

大変光栄なことに、弊社もそのプロジェクトに参加させていただき、
「その駅(まち)らしさ」「大阪環状線らしさ」「大阪らしさ」をテーマに
全19駅で異なる発車メロディを制作させていただきました!

例えば、大阪駅ではやしきたかじんさんの「やっぱ好きやねん」、
天王寺駅では鐘で知られる四天王寺にちなんで、
和田アキ子さんの「あの鐘を鳴らすのはあなた」が使用されています。
大阪がぐるっと音の環でつながりました!

列車が発車するたびに「いい曲だな」とか「なんでこの曲やねん!」とかなどなど
大阪ならではの空気を感じていただけると思いますので、
環状線に乗られる機会がありましたら是非耳を傾けてみてください。

それではメールマガジン4月号、スタートします!

【Music】 Squarepusher

イギリス出身のエレクトロニカの鬼才スクエアプッシャーこと、トーマス・ジェンキンソンが前作「ユーファビュルム」から3年ぶりの新作「ダモジェン・フューリーズ」を今月21日にリリースします。今回のアルバムでキャリア16枚目になるようです。

彼が所属するワープレコーズがサウンドクラウド上で公開した音源は、心地の良いポップなシンセとグリッジの効いたビートが印象的でした。驚くことに、今作で収められている楽曲は編集なしのワンテイクで録られたものだそうです。

スクエアプッシャーは1996年にエイフェックス・ツインの主宰するリフレックス・レコーズから、1stアルバムをリリースしてから現在まで音楽的挑戦を続けています。かのジャズベーシスト、ジャコ・パストリアスと比較される程のベースの技術を持ちながら、近年ではベースを用いたパフォーマンスを抑え、テクノロジーを最大限に生かしたサウンドを発表しています。
個人的には彼のバックグラウンドであるベースとエレクトロニカが融合されたサウンドをまた聞きたいなとも思っております。

そして来月15日には東京、翌日16日には京都で、なんと11年ぶりに単独公演を行います。

前回は2012年にソナーサウンドトウキョー-とエレクトラグライドに出演して、LEDスクリーンとLEDマスクを用いた派手なパフォーマンスを行い、大きな注目を集めました。

プロモーション用の映像を見ると今作では映像をスクリーン、さらには自らの体にも投影し、音楽と同期させたパフォーマンスを行うようです。奇々怪々なビートとプログラミングの連続に追い込まれていくような感覚になります。

SQUAREPUSHER / DAMOGEN FURIES
スクエアプッシャー[ ダモジェン・フューリーズ ]
Released 21st April 2015
No.: BRC-461
price: ¥2,200 (tax in)

1. Stor Eiglass
2. Baltang Ort
3. Rayc Fire 2
4. Kontenjaz
5. Exjag Nives
6. Baltang Arg
7. Kwang Bass
8. D Frozent Aac
9. Straks Nombir – Bonus Track for Japan –

Squarepusher – Official
http://squarepusher.net/
Squarepusher – RAYC FIRE 2 LIVE SESSION”
https://www.youtube.com/watch?v=AnS1CV3QBXc
Warp Records Squarepusher – Stor Eiglass
https://soundcloud.com/warp-records/squarepusher-stor-eiglass

【Shop in Azabu】カレービストロZ

今回は、麻布方面ではなく白金に足を延ばしてみました。
ステップから徒歩10分、古川橋を越えると白金高輪商店街にもおいしいお店が沢山あります。

ナンが焼ける香ばしい匂いに誘われて入ったのは「カレービストロZ」。

“カレー”が店名に付いているにも関わらず、一階はバーカウンターになっていたり、
メニューにはパスタやステーキなども揃っている不思議なお店です。

パスタはボロネーゼやアラビアータなど王道メニュー、スープとサラダ付で\1,200(税込)。
“インド人シェフの作るイタリアンパスタ!!他では味わえない本格スパイスを利かせたZオリジナル”
という、少し謎めいたコメントが付いており、興味を惹かれましたが、今回は初めてということで、
素直にカレーを注文しました。

カスリメティのチキンカレー \1,000


ナンかターメリックライスを選べます。

奥に見えるカレーはスパイシーキーマカレー。
他にベジタブルカレーと日替わりカレーがあり、すべて\1,000(税込)です。

私が注文したカスリメティのチキンカレーは、辛くなく滑らかな味で、とてもマイルド。インドカレーのお店で定番人気のバターチキンカレーの味と似ています。

スパイスが沢山入っていることが見た目にもわかるほどでしたが、見事に混ざり合って臭味などはなく、ナンとの相性のいいクリーミーな触感で食べやすかったです。

ちなみにカスメリティはインドでジャガイモや豆の料理などで活躍する「フェヌグリーク」というスパイスの葉っぱだそうで、カレーに入れると風味が豊かになって奥深いカレーに仕上がるそうです。

メインディッシュだけでなく、ワインやおつまみも充実しているカレービストロZ。
平日は24時まで営業しているので、MA後にワインを飲みながら軽い打ち上げなんていかがでしょうか。

■カレービストロZ■
営業時間:ランチタイム 11:30〜15:00(L.O.14:30) 
ディナータイム 18:00〜24:00(L.O.23:30)
定休日:土日祝日
住所:東京都港区白金1-5-1
電話:03-6721-7341
HP:http://shirokane-z.com/

【I Love NY】月刊紐育音楽通信 April

(ここではSTEPのNYスタッフから届く、現地の最新音楽情報の一部をご紹介しています!)

  前々回のニュースレターで、1月末久しぶりに帰国した際に、東京の交通システム&手段の変わりように驚いたことを書きましたが、実はそれ以上に驚いたのがベジタリアン/ヴィーガン・レストランが増えたということです。
  
  これまで日本に帰国するのは、実は食事の面で憂鬱だったのですが、今回の帰国でベジタリアン/ヴィーガン・フレンドリーの度合いが前回の2009年の時よりも格段に上がっていることに驚きました!あんなに旨みやコクや肉食を追求しているように思えたのに、この変わり様は一体何なんでしょう(笑)。例えば自分のライブで立ち寄った高円寺でも、入り時間の前に昼を食べようと思ってチェックしたらヴィーガン・カフェが3件くらいあるのです!これはもうニューヨークの上を行ってますね!
  
  ただし、私の場合はヴィーガンであるだけではなく、いわゆる五葷(ごくん)を取らないというオリエンタル・ヴィーガン(というか厳格な仏僧・仏教徒やヨガ・マスターなどと同じですね)なので、これをクリアできるヴィーガン・カフェは結構少なく、メニューも一つあればラッキーという感じでしたが、幸いどこのカフェも小さくて家庭料理のような感じで、どこも快くニンニクやネギ系抜きで作ってくださり感激しました。
  
  アメリカも今、ファースト・フード系が次々とヴィーガン対応を進めていますし、レストランに入っても、ほとんどがベジタリアン/ヴィーガン・メニューに対応しているので大変助かります。

  私はヴィーガンという立場から、食品や生活用品のための殺生は最低限にというスタンスで生活しており、帽子や胸には常にそうしたスローガンのピン・バッジを付けているのですが、最近益々街中で声を掛けられることが多くなってきて励まされています。

(さらに…)

【After Word】4月

桜が満開になりまして春も満開、
始まりと出会いを数多く迎える4月が始まりました。

4月1日はエイプリルフールでしたが、
そもそもエイプリルフールの起源がなんなのか、
調べてみました。
確証まではいかずとも、諸説いくつかある様なのでご紹介します。

・1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用したが、
 これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめた。

・インドでの悟りの修行は春分から3月末までだが、すぐに迷いを生じることから
 4月1日を「揶揄節」と呼んでからかった事からはじまった。

・イングランドの王政復古の記念祭であるオークアップルデー(en:Oak Apple Day)
が由来している。

等々でした。
いずれにしましてもエイプリルフールという文化が世界中で親しまれている、
という事なんですね。

ちなみに、個人的にお気に入りな過去のネタとして、
2008年にイギリスで発表された、

「ドキュメンタリー制作チームが空飛ぶペンギンの群を発見。世界で初めて撮影に成功した」

という嘘があります。
https://www.youtube.com/watch?v=Czr3escvvdg

その為に制作された映像の秀逸さもそうですが、
なんて夢がある発想なんだろう、と感じてしまいました。

本当にその日はくだらないジョークを全力で表現する、
そんなアイディア満載な人達が結集するユニークな日ですよね。
今年も世界のあちこちで、明るい嘘を楽しんだことでしょう。

年度も改まり、気持ち新たに“嘘偽りなく”日々励んで参りますので、
今後共どうぞよろしくお願い致します。