2015年12月

【STEP INFO】イルミネーション

12月に入りまして、少しずつ寒さも増すようになりましたね。
そしてクリスマスが近づく中、各地のイルミネーションが師走の慌ただしさも
一時忘れさせてくれるように感じます。

麻布十番にも様々なイルミネーションで彩られていますが、
この周辺ですと、少し歩いていくと目に入る、けやき通りの幻想的な空間が圧巻です。

ゆっくりと坂を登りながら、ちらりと見える赤い東京タワー。
約400メートルの並木に飾られるLED数ですが、今年は過去最大となる120万灯。
さらに時間の変化と共に色の輝きの変化が楽しめます。

この時期だけに体感出来る雄大な光の空間を、訪れる方々は是非堪能して下さいませ。

それでは今年最後のステップメールマガジン、スタートです!

【Music】キノコホテル

今回は「キノコホテル」紹介したい思います。

2010年にファーストアルバム「マリアンヌの憂鬱」でメジャーデビューした彼女達。
ボーカルと電気オルガンを担当する「マリアンヌ東雲」をリーダーとした
4人組ロックバンドです。
マリアンヌ東雲はキノコホテル支配人と呼ばれ、ある時はメンバーを取りまとめ、
ある時には躾を行う役目を担っています。

ボーカルの他にギター担当の「イザベル=ケメ鴨川」、ベース担当の「ジュリエッタ霧島」、
ドラム担当の「ファンビエンヌ猪苗代」で構成されており、
自分たちの行うライブを「実演会」と称します。

昭和をイメージしたようなどこか懐かしいレトロな曲調に、
アダルト要素がぶつかりあった独特な狂気を演出しており
その魅惑なノイジーボイスと別世界のキノコホテル空間に、
実演会では「マリアンヌ様!!」と狂い叫ぶ信者が現れるほどであります。

そしてなんと驚くことに魅了されている信者は男性だけではなく女性も居ます。

マリアンヌ東雲の世界観が全て反映された「実演会」は
男性だけでなく、女性の心にも響くものがあるのではないでしょうか?

担当楽器である電子オルガンの上でダイナミックな悩殺ポーズを取り、
狂い踊る観客には鞭を与え躾を行う。
それでいて不意に見せるどこか寂しそうな表情が
皆を惹きつけてしまうのかもしれません。

お時間のある方は是非一度「キノコワールド」に悩殺されてみてはいかがでしょうか?

キノコホテルWebsite
http://kinocohotel.org/index.html

♤イベント<じゅじゅ「宴」クリスマススペシャル>
○日時:2015年12月24日(木) 開場18:00/開演18:30
○会場:東京・下北沢GARDEN 03-3410-3431
○共演:じゅじゅ、ほか
○チケット料金:男性・前売2500円/当日3000円 女性・前売1500円/当日2000円
*運営予約受付中 http://jyujyu.info/index.html
*前売り券2500円、プレイガイドでは11月20日より、e+にて発売。
 女性は当日受付にて1000円キャッシュバック!

【Shop In Azabu】Shigezo

弊社周辺のお店を紹介するこのコーナー。
今月は麻布十番でございます。

今回は「Shigezo」というお店をご紹介致します。
つまらないものにはメーン!のあの方ではございません。

このお店はビルの2階にありOPENとは書いてあるものの
入って大丈夫なのかなと思わせる見た目です。

初めて訪れた際にはこの扉の前で立ち止まり、恥ずかしながら上がってきた階段を
逆戻りしてしまいました。

ランチは日替わりメニューが2種類あり、料金はそれぞれ800円。
ランチタイムには外にメニューの看板が出されているのでお店の目印にもなりますね。

この日のメニューは「サバ丼」と「ガーリックバターカレー」でした。


『サバ丼セット』
ジューシーで甘辛い味付けのサバにご飯がとても良く合いました。


『ガーリックバターカレーセット』
濃厚なバターの風味にスプーンが止まりません。

メインの料理の他にお味噌汁と小鉢2つが出されます。
小鉢の内容も日によって変わります。
この日はポテトサラダと煮物でしたが、これがまたうまいのなんの。
ウーロン茶もランチ料金に含まれております。

ディナータイムには湯葉や豆腐料理を中心とした季節料理、創作料理と
数々の銘酒を楽しむ事が出来るそうです。

間接照明の隠れ家的佇まいに落ち着きながら、ゆっくりと過ごす事が出来ます。
こんな隠れスポットのような場所を人にあまり教えたくない性格の私ですが、
料理もおいしく店員さんの対応も丁寧で気持ちのいいお店ですのでご紹介致しました。ぜひ!

【Shigezo】
[住所]東京都港区麻布十番2-13-9 クレスト麻布ビル 2F
[TEL] 03-5765-9180
[営業時間]
ランチ 12:00〜14:00
月〜水 17:00〜24:00
木〜土 17:00〜翌1:00
日・祝 17:00〜23:00
[定休日] 不定休

【I Love NY】月刊紐育音楽通信 December 2015

奇跡は三度訪れませんでした(笑)。
いや、奇跡は来年か、またはまだもう少し先のことなのかもしれません。
ワールド・シリーズでのニューヨーク・メッツの惨敗はニューヨーカーを
消沈させましたが、それもつかの間、ニューヨークのスポーツ・ファンは
フットボール(NFL)にバスケ(NBA)にホッケー(NHL)にと、
1年で最高に盛りだくさんのスポーツ・シーズンを迎えています。
 
 本当にこの街はちょっとのことではへこたれませんし、新しい楽しみや熱気、
そして希望に満ちた話題が次々と生まれてきます。
なにしろ、あの911のテロを乗り越え、廃墟となったエリアも見事に復活して、
かつて無いほどの盛り上がりを見せているのですから、ニューヨークは
“眠らない街”だけでなく、“へこたれない街”であると言えます。
 
 先日はパリに続くISISの次なる標的はニューヨークとのアナウンスもありましたが、
はっきり言って街の様子は何も変わっていませんし、テロに対する一層の緊張感や
恐怖感なども特には感じられません。
さすがにISISの発表の当日・翌日はかなりの警備体制が敷かれましたが、
その後は普段通りです(と言っても今やニューヨークの“普段”は、どの国の
どの街よりもセキュリティが厳しい状況ですが)。
それは、いい加減であるのではなく、ここまでテロを未然に防ぎ、テロの芽を
潰してきた“自信”でもあると言えます。考えてみれば、911のテロからもう14年。
その間、いろいろな疑惑や未遂はありましたが、その後今日まで
目立ったテロ行為を防いできたことは、NY市警だけでなく、市民の自信にも
つながっていると言えます。
 
先日も日本大使館でパリのテロを受けての説明会がありましたが、
「私達がテロに屈することは決して無いし、今や世界一警備のしっかりした
ニューヨークとワシントンDCは世界一安全な都市です」という自信に満ちた言葉も
ありましたし、私自身もそう思います。
  それよりも問題・気がかりなのはホームレスではないでしょうか。
アメリカはサンクスギヴィングからいよいよ本格的なホリデイ・シーズンとなり、
街はどこも賑わっていますが、それに合わせてストリートのホームレスの数も更に増え、
今やNYは“ホームレス・クライシス”とも言われています。
特にここ数年は若者のホームレスが非常に多いのが懸念すべき点です。
我々は社会的弱者、そして未来を担う若者達に対しては常に手を差し伸べねば
なりませんし、それを怠っては我々には未来はありません。
そうした中、デブラジオNY市長は1万5千ユニットの住宅サポート計画を
スタートさせました(15年計画ではありますが)。恐らくニューヨーク州も
これに続くプランをスタートさせるでしょう。あちこちでようやく本格化し始めた
弱者と若者に対する救済によって、ニューヨークは更に力強い街となれるはずです。

(さらに…)

【After Word】12月

気がつけば、2015年もそろそろ終わります。
今年一年間私たちが経験する事が出来た事を振り返りながら、
様々な良い出会いに感謝しています。

さて、ワインの話になりますが、
11月第3木曜日に、今年のブドウの出来栄えをチェックする、
ボジョレーヌーボーの解禁がありました。
日本が先進国の中で最も解禁日が早い、という事で毎年盛り上がってますよね。

そもそもボジョレーヌーボーはフランスのブルゴーニュ地方の南部に広がる
ボジョレー地区において、黒ぶどう「ガメイ種」から作られる新酒です。
「マセラシオン・カルボニック」という、通常のワインよりも渋みや苦みが少ない製法で、
その分短時間で、味わいもとてもフレッシュに仕上がります。

ちなみに、ボジョレーヌーボーには航空便と船便があるのをご存知でしょうか?

11月の解禁日に間に合うように送られるのが航空便です。
輸送時間はトータルで5日間です。
飛行機内で低温で熟成が進みにくい状況で輸送され、恐らく一般的に楽しまれる
ボジョレーの味の基準はこちらになると思います。

それに対し、船便は輸送時の温度は15度前後で保たれ、少しずつ熟成されながら、
約1ヶ月半〜2ヶ月かけて輸送されますので、ボジョレーヌーボーの到着は、
早くて12月下旬、という事になります。
船便のボジョレーヌーボーは熟成が進んだ分味がまろやかになり、楽しみ方が変わります。
さらに、販売価格も航空便よりも半額近い値段で、大変お手頃です。
ちなみに通常のワイン輸送手段は圧倒的にコスト面で船便が優位という事もあり、
こちらがメインになります。

そんなワインの様に、その時期にでしか味わえないもの事を楽しむのも素晴らしいですが、
ゆっくりと時間の経過と共に、熟成された味を良いタイミングで味わう、
という事もまた素晴らしいと思います。

今年もたくさんの「今年でなければ味わえない事」を経験させて頂きました。
それが来年、再来年、と時を刻む中、熟成されていくであろう経験の過程としてもあり、
また新しい出会い、経験となっていく事を願い、日々精進していく所存であります。

少し早いですが、本年も大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

次回は年明け、2016年1月上旬の配信予定です。
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