2016年08月

【STEP INFO】麻布十番納涼まつり

さあ来ました8月。毎日暑いですねー。
キッズ達は夏休みを楽しんでいるのでしょうか?

さて、東京事務所がある麻布十番では
8月27日(土)、28日(日)の2日間にわたって「麻布十番納涼まつり」が開催されます。
毎年この時期に麻布十番商店街で開かれているこのお祭りですが、
今年でちょうど50回目だそうですよ。
毎年200を超える出店があり約15万人が訪れる大人気の夏祭りです。

そしてこのお祭りのポスター!

寺山修司主宰の「天井桟敷」の美術を横尾忠則と共に務めていたことでも有名な
イラストレーターの宇野亜喜良さんがポスターデザインを担当しています。
毎年ポスターと同じデザインのTシャツとうちわが作られ、うちわは無料で配布されています。
手に入れたい!手に入れたいです!

それでは、夏ノ暑サニモマケヌ内容の
ステップメールマガジン8月号スタートです!

【Shop In Azabu】麻布ラーメン

本日紹介するのは通称「ザブラー」、そう麻布ラーメンです。


夜見ると黄色の看板が良く目立ちますね。

11:00〜16:00までがランチタイムで
それ以降は夜の時間と区切られています。
(※夜はAM5:00まで営業しています)

嬉しい事にランチタイムに行くとサービスで
サラダかミニライスが付いてきます。
16時までランチタイムなので、お昼を行きそびれた方にも嬉しいお店です。

ラーメンの紹介に入る前に
ザブラー一番の魅力といっても過言では無い
こちらの「辛味もやし」!!!!を紹介します。

各席についている、この辛味もやしはなんと無料です。

ラーメンに乗せて食べるもよし、
お昼の時間はサービスのミニライスと一緒に食べるもよし
夜はビールのお供にもバッチリです。

うっかり食べ過ぎてしまっても、もやしなら安心です。

今日はメニューの中で一番のおすすめの担担麺をご紹介します。

香ばしく炒められた挽肉に、脂ののったチャーシュー。
そこに注がれる豚骨ベースの辛味スープは絶品です。
少し申し訳なさそうにも見える、チンゲン菜もスープとよく絡み合い
絶妙な美味しさを引き立てています。

その他にも定食メニューや、アルコール類も色々とございますので
気になった方は一度訪れてみてはいかがでしょうか!

【麻布ラーメン】
[住所]東京都港区南麻布2-5 グランメゾン南麻布 1F
[TEL]03-5443-0434
[営業時間]AM11:00〜AM5:00まで
[定休日] 無し

【STEP MUSIC】THE BED ROOM TAPE

今回は「THE BED ROOM TAPE」というアーティストをご紹介します。

Nabowaというインストゥルメンタル・バンドのギタリストである
影山奏さんのソロプロジェクトです。
滋賀県出身、京都在住の方です。

Nobowaはとても空気感とメロディワークを重視した様に感じる
バンドサウンドで活動してますが、
こちらは影山さんのとても緻密な一面を見せてくれます。
また、奇妙礼太郎さんや児玉奈央さん、川谷絵音さん等ゲストボーカルに加えたり、
ピアニストの片木希依さんが参加する等、とても自由で幅広い
世界観で音楽を制作している事がよく分かります。
楽曲の一部は下記を聴いてみてください。

「くじら」feat. 奇妙礼太郎
https://www.youtube.com/watch?v=U5rf-fA9Ipo

「かいせんとう」feat. 児玉奈央
https://www.youtube.com/watch?v=IPezeDpFLyw

いろんな方のコラボレーションによるサウンド構築も
大変興味深いですが、個人的には少し前、
3/9にリリースした「Undertow」というミニアルバムに
収録されています、Hookという楽曲がとてもインパクトを受けました。

オモチャ箱をひっくり反した様な世界から始まって、
アンビエント的なフックのリズムと生々しいドラムを
途中から融合していきつつ綺麗なメロディで色付けしながら
曲が広がっていく、かなり完成されていたトラックでした。
遊び心も満載で、センスの塊の様な作品です。

コラボよりこの方向をもっとたくさん作って欲しい、
と単純に思ってしまいました(笑)。

是非みなさま、
まずは「Undertow」を聞いてみてください!

CD / AWDR/LR2 / DDCB-12084
9 March 2016
1,300 yen+TAX

Track List
1. Hook
2. 音符の港 feat. Gotch
3. Free feat. BASI
4. 音符の港 feat. Gotch (Uyama Hiroto Remix)

【I Love NY】月刊紐育音楽通信 August 2016

 先日、ダラスで予定されていた仕事がキャンセルとなってしまいました。
理由は同地で警官5人が撃ち殺された事件です。仕事がキャンセルとなるのは
大変困った事態ですが、それ以上に困った事態なのは、黒人対警察という対立図式です。
どちらのサイドも事件が起こる度に態度を硬化させる結果となってしまい、
解決どころか対話の糸口すらもいまだ掴めずという状況です。
 
 私自身も、以前白人警官からひどい扱いを受けたことが何度かあります。
白人警官達の中には、法を執行するという立場を越えて、明らかに人種的偏見を持った人間達がいることは明らかですし、アフリカ系の人達が受ける屈辱の度合いは黄色いアジア人の
私の比ではありません。しかし、それは一部の話であって、全ての話ではありません。
悪い黒人もいれば、悪い警官もいる。そんなことは誰でもわかっているはずなのに、
事態はエスカレートする一方で、人種間に潜む疑いと恐怖と敵意は益々助長されていると
言えます。
 
 そうした中、先日マイケル・ジョーダンが黒人対警察の問題に立ち上がりました。
ジョーダンはこれまで政治的な発言や行動はほとんどと言ってよいほど避けてきた人ですので、この人が動いたのは驚きであると共に、事態の深刻さも強く感じます。
 今回、ジョーダンは警察と黒人協会の両サイドに対して多額の寄付をするとのことです。
億万長者のスーパースターであれば寄付は当然とも言えますが、それは金によって解決しよう
ということではなく、金によってそれぞれの組織体制を改善し、お互いの理解を深めるため、
対話を実現させるための“教育的投資”であるとのことです。
 差別・偏見の根っこは“無知”であるとよく言われます。“無知”は敵意と恐怖を生み出します。
実際に、この“無知”によって敵意と恐怖を抱いている人達のいかに多いことか。
そして、この“無知”によって敵意と恐怖を煽り、アメリカの基本理念や憲法の意義までも
崩壊させてしまう大統領候補まで登場してしまうのが、残念ながら今のアメリカの一つの
姿であると言えます。
 ジョーダンの決意と取り組みが、少しでも現状を打開する手助けとなることを
祈るばかりです。 

トピック:“モンスター”プロモーター企業、Live Nation

(さらに…)

【After Word】8月

私はかなり汗をかく体質ですので、
この季節はタオルが欠かせません。
家を出て駅に着き、電車が来るまでに汗でビチャビチャになった顔面を拭おうと思い、
カバンに手を突っ込んでみるもののタオルが出てこず、家に置いて来てしまった事に気がつき、
楳図かずおの恐怖マンガの顔みたいになりそうになる事がたまにあります。

夏と言えば怪談ですね。
なぜ夏に怪談話やホラー映画が取り上げられるのか。
ルーツは江戸時代にさかのぼるようです。
暑さのせいで客入りの少ない芝居小屋で歌舞伎が「涼しみ芝居」として
お岩さんなどで有名な四谷怪談などの演目を上演したのが始まりだと言われています。

私はまだ小学校に入る前くらいの頃に父親にねだって、「なんとかアニメフェア」というような
アニメ2本立ての映画を見に連れて行ってもらったのですが、上映開始時間を間違えてしまい
見る事が出来ませんでした。替わりに父親が独断で選んだのが(子供向けの)怪談映画でした。
何故私に選ばせてくれなかったのか。しかも最前列という呪いと恐怖に一番近い席。
上映時間の8割は手のひらで顔を覆い、タイミングをうかがって指と指の隙間から
鑑賞していました。その隙間から見えた和式便器から腕が出てくるシーンや
大女優が首を縦横無尽に伸ばす姿を夏になる度に思い出します。
夏の思い出です。

今月も読んでいただきありがとうございました。
次回は9月上旬に配信予定です。
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