【Music】日比谷野音卒寿

大正12年(1923年)7月に開設された日比谷公園に生まれた日比谷公園大音楽堂。
東京のど真ん中に位置し、数々の伝説のコンサートを開催し続けてきた歴史ある場所として、
広く愛され続けています。

今年、卒寿にあたる90周年を迎える「野音」では、新たなプロジェクトがスタートしています。

実行委員長に音楽評論家の湯川れい子氏を迎えて、多ジャンルの音楽関係者が集い、
90周年実行委員会を設立し、3つの取り組みが決定されました。

其の壱:日比谷野音についての想い出を募集する「想い出エピソード」や
    日比谷野音の資料、記録なとを収集、整理、保存する“アーカイブ事業”。
其の弐:90周年記念事業についての“テーマソング制作事業“。
其の参:4月から10月にかけて幅広い音楽ジャンルのコンサート等の開催を 企画する
    “記念催事事業”。

“記念催事事業”では、4月27日の自衛隊音楽隊などによる吹奏楽フェスティバル・フリーコンサート
を皮切りに翌日の「日比谷野音空想旅団〜そこに素晴らしき音楽があった〜」では
小林武史、亀田誠治、小倉博和などをバンドメンバーとして
石井竜也、岸谷香、藤井フミヤら豪華ボーカリストをゲストに迎え、
ロック・ポップの歴史をたどるイベントなど、多くのコンサートが予定されています。

関東大震災、太平洋戦争、高度成長、という時代の波を受けながら、
人々に感動を提供する場として存在し続けてきた「野音」。
これからも日本の音楽シーンの発信拠点として歴史を繋いでいってくれることを期待します。

【日比谷野音90周年事業オフィシャルサイト】
http://yaon90.com/

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