【After Word】3月

さて、3月です。
卒業シーズンに年度末、諸々まとめて終わる季節です。
そもそもなぜ3月で終わり4月から新年度が始まるのか調べてみました。

江戸時代の日本で新年度の始まりは1月1日。
1年の始まりは1つでした。
明治に入りイギリスに倣って4月を年度初めにした。との説が有力です。
明治政府にお金が無く新年度をズラした。との面白い説もあります。

ちなみにそのイギリスは、
1752年にグレゴリオ暦に改暦しましたが、それ以前は春分の3/25を年の始まりとしていました。

当たり前ですが、
急に1年の始まりの日を変えると色々問題がでてきます。

 その答えとして考えられたのが、3/25に近い月の区切り、4/1を起点とすると言うものでした。
しかも当時のイギリスには年度末の支払いなどの締め切りは1週間待つ。というなんとも紳士な文化がありました。

こうしてイギリスでは暦の1年は 1/1に始まり、経済活動などの1年は4/1に始まるという二つの起点を持った1年が生まれました。
それがやがて海を渡り、明治維新後の日本の制度にまで影響を与え、現在に至っているのでした。

次回は新年度4月の上旬ごろの配信を予定しております。
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