【I Love NY】今年一番のクリスマスアルバムは?
(ここではSTEPのNYスタッフから届く、現地の最新音楽情報の一部をご紹介しています!)
毎年様々なアーティスト達が新しいクリスマス・アルバムを発表しますが、
今年はカウント・ベイシー・ビッグバンドを迎えて、フィル・ラモーンのプロデュースで
40年ぶりのクリスマス・アルバム「Swingin’ Christmas」をリリースしたトニー・ベネット。
アルバム「Symphony」の成功にちなんで「A Winter Symphony」という
初のクリスマス・アルバムを発表したサラ・ブライトマン、など話題作が目白押し。
ちなみに、私のフェイバリット・クリスマス・アルバムは今もカーペンターズの
「クリスマス・ポートレイト」です。
カーペンターズには78年の「クリスマス・ポートレイト」と84年の「オールド・ファッションド・クリスマス」という2枚のクリスマス・アルバムがありますが、私の愛聴盤はこれらのオリジナル作品ではなく、カレンの死後リチャードが亡きカレンへの思いを込めて編集し直し、85年にリリースしたスペシャル・エディションです。
21トラック全34曲が収録され、アルバムの頭から10分以上も待ってようやくカレンの歌声が聞こえてくる部分は何度聞いても感動的です。
私は以前、リチャードと仕事をする機会を得たときに彼からこのアルバムに関する話や
思いを聞かせてもらって感動し、「クリスマス・アルバムはこの1枚があればいい」と思うようになりました。
皆さんもそれぞれの思い出やこだわりを持って素敵なクリスマス・アルバムをお楽しみください。
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