【INDIES Power】世武裕子

確実に裏付けされた音楽理論とセンスが抜群のアーティスト、世武裕子さんの体には
色んなところに性能のいい触覚がついていて、そこから得た感覚がちゃんと体に染み込んでいる、と思う。


滋賀県生まれで、パリ・エコールノルマル音楽院映画音楽作曲科卒の作曲家兼シンガー・ソングライター。

小学校の時にジョン・ウィリアムズの感銘を受け、映画音楽作曲家を目指し、
大学では「イングリッシュ・ペイシェント」「ベティー・ブルー」など多くの映画音楽を手がける作曲家ガブリエル・ヤレドに師事し、「気狂いピエロ」などで知られる作曲家アントワーヌ・デュアメルからもその才能を賞賛され、首席で卒業しています。

帰国後は、くるり主宰のNoise McCartney Recordsよりデビューし、大型フェスへも出演するなど活躍の場を広げ、中でも自身が出演した「Googleで、もっと。クロームでストリート・ライヴ」のテレビCMは、彼女の存在を一躍有名にしました。
他にもCM音楽や、TVドラマ、映画「家族X」や新作「だいじょうぶ3組」のサウンドトラックなど、映像作品を手がけ、着実に夢を実現しています。

世武さんの魅力は、小気味いい位にすっと聴く人の心に入り込ませる、現代音楽の音使いの妙技。
そして、「リリー」「Good Morning World! /Hello Hello」などでの、目の前に美味しい空気が流れだしたかのうような爽やかな歌声。
常にセンスのいいものを見つけた瞬間の嬉しい感覚を提供してくれています。

大の映画好き、話出したら関西弁。
ライブではカフェオレか紅茶がステージドリンク。
想像力を刺激される世武ワールドに引きこまれ、ライブ会場は心地良いワクワク感と一体感で包まれます。

一体次はどんなセンスで驚かせてくれるのか、次回作が楽しみです。

【世武裕子オフィシャルHP】
http://sebuhiroko.com/

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