【Music】The fin.(ザ・フィン)

神戸出身4人組バンド、「The fin.」。

ご存じの方も沢山いらっしゃることでしょう。
Yuto Uchino、Ryosuke Odagaki、Takayasu Taguchi、Kaoru Nakazawaの神戸出身幼馴染メンバーが、
新人としては異例の高い評価を受けるモンスターバンドに一気に成長を遂げています。

80〜90年代のシンセポップ、シューゲイザーサウンドから、リアルタイムなUSインディーポップの影響や、チルウェーヴなどを経由したサウンドスケープを、日常の一瞬を切り取った英語詞で仕上げた作品は秀逸です。
という一見難しい紹介文ですが、とにかくいろんなジャンルの音楽をいいとこどりして自分たちの音楽として確立させた、日本人離れした規格外のスケール感が特徴的です。

ネット上に音源をアップすると一躍注目され、海外でも話題となる存在になりました。
2014年3月、会場限定盤に楽曲を追加した形の1st EP『Glowing Red On The Shore EP』を発表。
同12月、1stフル・アルバム『Days With Uncertainty』をリリース。
アルバムのリード曲「Night Time」のMVは、関根光才氏がディレクションし、各所で絶賛の声が上がっています。

『Night Time』
http://youtu.be/9EtEFFg3iwo

去年初めてライブを観に行きましたが、期待通り衝撃的でした。
ストックホルムにいるような、ロンドンにいるような、ブルックリンにいるような、
でも日本だよな〜ここ、みたいな。
メンバーも80年代の若者のような…でも現代の若者のような…。それぞれ特異な演奏をしているわけではないけれども、選ばれし音が、必要であって鳴っている印象でした。

とにかくかっこよくでいい気持ち!

全編英語詞、Yuto UchinoのMCも英語の相槌混じりの関西弁、という不思議な日本語で、てっきり外国住まいが長く、英語ぺらぺらなのかと思っておりましたが、
どうやら努力とバンドの方向性の上に成り立っていることが判明。

サウンドが、光となって色になっていくイメージ。
心揺さぶられるようなストーリーのある映画や綺麗な映像のTVCMでも見てみたいものです。

アーティストの方と仕事をしていると、至るところで評判を聞く、業界内の評価もとても高いバンドでもあり、今後も引き続き大注目です。

【The fin. / Days With Uncertainty】


品番:KNCR-001
レーベル:HIP LAND MUSIC
定価:\2,200(税抜)

【The fin. Official HP】
http://www.thefin.jp/

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