【STEP INFO】”3年ぶりの”夏到来!
8月に突入し、夏本番!今年も暑い日々が続いてますね。
想像以上の厳しい暑さが続く2022年ですが、気象庁によると、
歴代過去最高気温の観測地は、静岡県・浜松市。
なんと2年前の2020年8月17日に41.1℃を記録したそうです。
静岡県が歴代TOP!!! 少し意外ではないでしょうか?
現在2022年の最高気温観測地は、やはり強い!群馬県・桐生市の40.4℃。
今年が歴代最高ではないのか…驚きですね…
しかし、暑いだけでなく、嬉しいニュースもある夏なのではないでしょうか?
夏祭りや盆踊り、花火大会、ロックフェス…
様々な場面で“3年ぶりの開催”という喜ばしい文字を見かけました。
音楽を楽しむも良し!家族や親戚、友達と笑いあう時間も良し!
私のように冷房のきいた映画館でポップコーン片手に映画を鑑賞するのも良し!!
最近「TANG」という海外の「ロボット・イン・ザ・ガーデン」
という作品が原作の映画を鑑賞しました。ロボットと共存する世界。
それは遠い未来のようで、実はどこか私たちの近い未来のお話なのかもしれません。
ロボットと人間がめぐる世界旅行のストーリーから、
”本当に大切なものとはなにか?”を改めて考える旅に出ていたような気分になれる映画でした。
とても面白い映画でオススメです!!!
皆さんも心はバテず、笑顔の多い“潤った”残りの夏を過ごしてみてはいかがでしょうか?
それでは今月のメルマガスタートです。
(藤居)
【MUSIC】Brian Eno
メディアプランニング部の仲川です。
コロナにも暑さにもへこたれず
お気に入りの冷やし中華を食べたり 涼を感じる音楽を聴いたりインドアで過ごしつつも…
ひとつぐらいは夏の思い出をと「花火」のドォォーンという音を感じたり。
なんだかんだで 2022 夏を満喫しています笑
さて この夏の京都は「アンビエント・ミュージック」が話題を集めています。
そもそも「アンビエント・ミュージック」は
ロキシーミュージックのオリジナルメンバーだったブライアン・イーノが提唱。
日本では「環境音楽」とも訳され、文字通り環境に溶け込んだ音楽を指します。
ブライアン・イーノが 1978 年にリリースされたアルバム
『アンビエント One / ミュージック・フォー・エアポーツ』は
最初のアンビエント・ミュージック作品と言われています。
対峙して聴く音楽とは異なり、
場と一体化した音楽空間に身を置くというコンセプトのもと、
「空港という空間に適した音楽」として手掛けたこの作品をきっかけに
アンビエント・ミュージックという音楽ジャンルが確立されていきました。
そんなブライアン・イーノは、音楽活動と並行して
光や映像を使ったヴィジュアル・アートの創作活動を続け、
世界中で展覧会やインスタレーションを行っているのですが、、
現在、ここ京都で ブライアン・イーノによる
「アンビエント・ミュージック」と「ヴィジュアル・アート」を堪能できる
大規模な個展「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」が開催中です。
会場は JR 京都駅から徒歩 5 分。
烏丸七条北西角。東本願寺の南に隣接する「京都中央信用金庫 旧厚生センター」。
会場には 様々なアンビエント空間があり、
1 階から 3 階まで、建物全体を使って 音と光の作品展示が行われています。
薄暗い空間に、目が慣れてくると
いくつものスピーカーが設置されていて、
自分のいる位置によって聞こえ方が全然変わったり、
7700 万通りのビジュアルを組み合わせることで、
途絶えることなく変化する音と光がシンクロして生み出される空間芸術作品を
ソファに身をゆだねて ずーっと眺めたり。。
その空間に身を置くことによって
はじめて 音と光と空間の融合のすばらしさを体感できるので
会場に足を運んだ人にしか分からない 気づきや心地よさや感動があります。
コロナ以降 オンラインでのやりとりが増えましたが
いやいや やっぱり実体験に勝るものはないと感じました!
ブライアン・イーノが会場の空間にあわせて
作品の設置からすべてを調整しているだけあって
1 歩会場に足を踏み入れると 日々の喧騒は一気に忘却の彼方へ。
極上の時間を過ごすことができます。
また「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」は、
どの芸術空間も 絶え間なく音と光が変化し続けているので
同じ展覧会で 同じ空間でありながら、常に 異なる体験をすることができる。
何度訪れても その都度新しい体験をすることが可能となっています。
結果リピーターが続出。
9 月 3 日まで 開催期間が延長となりました!
「アンビエント・ミュージック」とか「ヴィジュアル・アート」とか
よく耳にするけど
意識して聴いたことがない 見たことがないという方にこそ体感してほしい!
「薄暗い」「空調」「非日常」 が揃っているので
ばっちり「涼」を感じることもできます(笑)
京都にお越しの際はぜひ「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」にも立ち寄ってみてください!
★「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」オフィシャルサイト★
【shop in Temma】豆家食堂
天満のスタジオから徒歩約10分で、中崎町駅の路地裏にある
小さな食堂豆家食堂をご紹介します。
お店のネーミングも看板もかわいらしく、とても入りやすい雰囲気です。
隅っこに描かれたこのご飯、マグカップ、カップケーキの絵がとても好きです‥‥笑
店内はこぢんまりとしていますが、カフェのような温かさがありとても落ち着く雰囲気です。
ランチメニューは日替わりの豆家定食とからあげ定食。
(+120円でからあげも付けれます)。
今回は豆家定食をいただきました。
メインはフライとカレイの煮付けです。
ご飯は玄米と白米から選ぶことができます。
フライはそれぞれゴーヤと水なす、かぼちゃの3種類の野菜が肉巻きされて揚げられているのですが
これがとっても美味しく、お肉とフライに抜群に合っていました。
そのほかほうれん草の和え物や卵焼きなどのお惣菜もこだわりを感じられる味で美味しかったです。
美味しく優しい料理と温かな店内で、めっちゃ料理の上手いお母さんがいる友だちの家で
ごちそうになっているような感じがするお店でした。
豆家食堂
【営業時間】 12:00〜21:00 LO.20:30(月・水・金)
【定休日】 火・木・土・日・祝
【住所】大阪府大阪市北区中崎1-6-2 中崎ビル 1F
TEL :080-1424-6591
instagram:http://banikuno1champion.shop/
(宮道)
【I Love NY】「月刊紐育音楽通信 August 2022」
※本記事は弊社のニューヨーク支社のSam Kawaより本場の情報をお届けしています。
「何故ニューヨーク?」と聞かれるために、「ストリートの音楽」と答えていたのは、70~90年代頃のことでした。その後、NYの音楽シーンは明らかにパワーが落ちていき、テーマ・パーク化していったことは否めません。そして今回のコロナです。観光客が激減し、テーマ・パークすらも意味が無くなってきたNY、特にマンハッタンのミッドタウンなどは、これが自分が大好きだったNYか…と落胆せざるを得ません。今「何故ニューヨーク?」と聞かれたら、自分は「ワインと日本酒」と言うかもしれません(笑)。NY州の北部や東端にはワイナリーが立ち並び、クオリティもかなり上がってきていますが、自分の言うところのワインはワイン・ショップ。もう10年以上自分はその店でしかワインを買いませんが、その店の優れたところは、小さなファミリー・ビジネスながら、自らヨーロッパを渡り歩いて厳選したワインを仕入れ、仕入れから販売まで全てを華氏56度(摂氏で約13度)に保つという徹底した品質保存です。よって店に入るとTシャツでは寒いくらいですし、客用にフリースのジャケットも置いてあります。テイスティングも楽しめ、店員の専門知識もダントツですが、それよりも何よりも、ここの仕入れたワインは他の店でも売っていますが、この店で買うワインは、他と飲み比べると香りと味わいが格段に違うのです。この店は今はマンハッタンからブルックリンに移っているのですが、そのすぐ隣に店を構えているのが、NYのみならず、今やアメリカを代表する日本酒酒造の一つと言えるBrooklyn Kura。ここは少人数の小さな蔵ですが、杜氏(アメリカ人)の日本酒の伝統へのこだわり具合が半端なく、最近は山廃作りに取り組み、今は雄町米にも取り組んでいます。この二店舗のすぐそばにあるのが、NYで最大級のジャパニーズ・リカー(日本酒、焼酎、ウイスキー、ジン、その他スピリッツ全般)専門店。ここの品揃えもこだわりがあって実に豊富。テイスティングやディスカウントなども頻繁に行われています。そこから少し離れますが、やはりブルックリンにもう一つの日本酒酒造、Kato Sake Worksがあります。ここは更に少人数の本当に小さな蔵ですが、経営者&杜氏は日本人。ですがこちらは逆にカリフォルニア米を使い、ニューヨーカーの食事に合うアメリカンな日本酒を生み出しているとも言えます。どちらもテイスティング・バーや蔵ツアーなどもあって、大変人気ですし、ブルックリンは今やアメリカにおける日本酒のメッカにもなってきていると言えます。
伝統と革新。二つの異なる酒を地元で手軽にいつでも楽しめるなんて、なんと贅沢なことかとつくづく感じます。問題はアルコール依存症気味になってしまうことでしょうか(笑)。 (さらに…)