【After Word】8月
うだるような暑さ湿気が続く毎日ですね。
汗をかく事で自然にデトックス出来ている気分も多少ありますが、
常に体力消耗している気もして、なかなかしんどい季節です。
そんな8月の暑さ。
音楽的に表現しようと思うと、
どうなりますでしょう??
「音色」「和音」に焦点を当てて考えてみます!
まず「音色」。
ピアノは涼しい音色の代表格な感じがしまして、
アタックが強く、立ち上がりが早い音は比較的気温低く
感じやすい気がします。
グロッケン、チェンバロ、ストリングスのピッチカート等。
そうなると暑さは逆で立ち上がり遅く、太い感じのもの。
重たい管楽器・弦楽器が一番わかりやすいでしょうか。
チューバ、ホルン、コントラバス。
ロングトーン系はより感じそうですね。
それと、トランペット・トロンボーン。
アタック強めな印象もありますが、甲子園や暑苦しいメロディを
担当しているイメージで、なんだか暑く感じます。
音色作り方でかなりレンジはあると思いますが、
アナログシンセ系の音も良さそうです。
ノコギリ波をローパスフィルターで閉じ目にして、attack、release遅め。
ぶわーっとして、思わず砂漠を想像してしまいそう。
次に「和音」。
これを例えば音色をピアノに限定して考察してみます。
ちなみに音域でも印象変わりますので、
低めの音程の方が暑く感じると思います。
「ドミソ」メジャー
これは調性・安定感あって、エアコン使って心地良い感じがします。
全然暑くないですね。
「ドミソシ」メジャーセブンス
エアコン20度以下に下げたんじゃないか、ていう涼しさですね。
「ドミbソ」マイナー
少し暑さ感じそうですが、温度というよりも、
じめじめした湿気の多さを想像します。
「ドミソ#」オーギュメント
ブライトでなんだか黄色い光を感じて、割と気温高めですね。
ただ、暑い、というより、熱い、ですね。
「ドミbファ#ラ」ディミニッシュ
これですね!うだるような不協なニュアンス、やり場のない音の響き、
まさしく湿気をかねそなえた、夏の暑さです。
という事で、二方向を加味して、
「チューバ・ホルン」で「ディミニッシュ」
をロングトーンで。
これが8月の暑さを象徴する音です!
かなり主観的な意見でしたが、、いかがでしたでしょうか?
日常を音楽変換すると、興味深い事も多くありますので、
是非考察してみてくださいませ。
次回は9月上旬の配信予定です。
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(成瀬)
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