【MUSIC 】Balloon at dawn &「死に山(Dead Mountain)」
みなさま、初めまして。
メディアコミュニケーション部のナカヤマです。
冬に思うことは、
コーエン兄弟の映画「ファーゴ」のマネをしたいと
絶対1回は思います。
さて、日本は、
1年の中で、1月と2月が一番寒いと言われていますが…
私が思う、冬が似合うバンド「Balloon at dawn」。
(人それぞれ、感じる印象は違うかもしれませんが。。。)
似合うと言っても、
冬の歌ばかりを歌っているバンドではありません。
海外の「インディーポップ」「シンセ・ポップ」「ドリーム・ポップ・サウンド」に
影響を受けていた彼ら。
たぶん、こういう要素が、
冬を感じさせる1つだったりするのかと。。。
残念ながら、
昨年8月にリリースしたアルバム「Tide」で解散してしまったんですが・・・

始めて彼らの音楽を聴いた時、
日本語で歌っていなければ海外のバンドと勘違いしたかもしれません。
その時、
「日本人もこんな曲が創れるようになったのかぁ」と
受けた衝撃は今でも忘れません。
彼らの創る音楽は、
冬の早朝、澄んだ空気の中、見上げたクリアな空の「ブルー」、
または、
夜の闇が、朝の光に浸食されていくような「ブルー」、
そんなイメージです。
彼らの解散は、地団駄を踏むくらいもったいないと
深海くらい深く思いますが、
音楽は記憶と共にリンクするので
ぜひ、みなさんの記憶にも少しだけ、
彼らの存在する場所を空けてみてください。
そして、もう1つ、冬というか雪と言えばな本を。。。

はい。
ドニー・アイカーさんが書いた「死に山(Dead Mountain)」です。
知り合いに聞いたんですが、
昨年この本が出て少ししてから
ビートたけしさんがご出演している某テレビで取り上げられていたとか、、、
(私は、そのテレビは観ていないのですが、、、)
ですので、ご存じの方も多いかもしれません。
1959年2月、ソ連で起きた、学生9人の遭難事故「ディアトロフ峠事件」。
アメリカのドキュメンタリー作家の著者が
現地に足を運び書かれたノンフィクション。
当時、事故に遭遇するまでの学生達、
当時の事故後の捜索、
そして、現在の著者の足取り、、、
現在と過去が交互に書かれています。
マイナス30度の雪山で発見された彼らは
きちんと服も着ず、靴も履かず、、、
テントを飛び出し、
散り散りに逃げ出した様子が分かる状態で発見されます。
当時の検死結果も不可解なもの。
時代背景も重なり、謎が謎を呼ぶ。。。
「世界一不気味な遭難事故 ディアトロフ峠事件」の真相が
書かれています。
ただし、この本で書かれている答えが正しいか分かりませんが、
とても興味深い内容でした。。。
では、もう少し続く冬を楽しみながら、、、
みなさん、お風邪などお気を付けください。。。
(ナカヤマ)
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