【I Love NY】月刊紐育音楽通信 February 2016

 いやはや、記録的な暖冬の後に、記録的な大雪がやってくるとは思ってもいませんでした。
ニュースなどでもご存じかもしれませんが、昨年一 杯続いたアメリカ北東部の暖冬は本当に異常なものと言えました。ニューヨークでは10月 末のハロウィーン辺りから冬の兆しが
見え始め、11月末のサンクス・ギヴィングはすっかり冬の雰囲気、そしてクリスマス前後は
ホワイト・クリスマス(までいかなくても雪がちらつく)になる、
というのが例年のパターンで した。
しかし、昨年はハロウィーンのトリック・オア・トリートも子供達や若者達にはTシャツ姿が
多く見られ、サンクス・ギヴィングは外でBBQをする人も多く、クリスマスが近づいても
日によってはジャケットやコート不要という日が続きました。
 
 今は地球温暖化が危惧されている状況ですから、この異常な暖冬もニューヨークでは
よく話題になりました。「これは正に地球温暖化の証拠」、
「いや、これは単にエルニーニョ現象によるものであって地球温暖化とは無関係」、
「いや、最近のエルニーニョ現象こそ地球温暖化によってもたらされているもの」
といった論争がニュース・メディアを中心に起こり、注目されました。
 
 アメリカでは、今も地球温暖化自体に対する意見・認識が大きく分かれています。
あれほどオバマ大統領が声高に地球温暖化の危機を訴え、 ローマ法王も来訪して
そのことを訴えて行きましが、地球温暖化などというのは無くの虚偽であるとか、
化石燃料産業バッシングの口実であるとか、原子力産業の陰謀である、と言う人達は
かなり多く、オゾン層は戻ってきている、極の氷も増えてきている、といった話も
良く聞かれます(例えば、ほとんどの共和党員は地球温暖化を認めていないようです)。
それは、綿密な調査・分析によって地球温暖化の嘘を指摘する科学者達の反論から、
化石燃料産業やその産業をサポートし たり深く関わる人 達の感情的な反論まで、
様々な主張があるため、真偽の程を見分けるのが非常に難しくなってきているとも言えます。

  そうした状況の中で、先日の大雪は地球温暖化否認派が勢いづくことにも
繋がっているようです。「地球も人間と同じで生きているんだから、
冬だって寒くなる時もあれば温かくなるときもある。それを地球温暖化に全て結論づけるのは
おかしい」確かにそうかもしれません…。「いや、暖冬だけじゃない。洪水や竜巻など、
ここ最近のアメリカ全土の異常気象はあまりに多い。大雪で冬が戻ってきたからと言って
地球温暖化を否定するのはおかしい」確かにそれもその通りで す…。

さて、皆さんはどう思われますか?

トピック:ミュージカル界の新たなアプローチと音楽界との関わり

(さらに…)

【After Word】2月

今回のメールマガジンいかがでしたでしょうか。

暖冬が続いたため寒暖の差がとても激しく、毎朝布団から出る事に一苦労してしまいます。
暖かい季節が待ち遠しいです。

今月16日には第58回グラミー賞受賞式が行われます。
今回はケンドリック・ラマーが9部門11ノミネートされており最多になっています。
これは1983年に12部門にノミネートされたマイケル・ジャクソンに次ぐ
ノミネート数だそうです。
アメリカのオバマ大統領が2015年のフェイバリットとして彼の曲を挙げたり、
先日残念ながら亡くなってしまったデヴィッド・ボウイが最後のアルバム制作の際に
彼の音楽にインスパイアされたと語っていたり、大変評価の高いアーティストです。
ピッチフォークでも彼の「トゥ・ピンプ・ア・バタフライ」が2015年のベストアルバムとして
選出されていました。
 
授賞式当日には様々なアーティストがパフォーマンスを行います。
結果も楽しみですがパフォーマンスも楽しみですね。

それでは今月はこの辺で。
来月のメールマガジンもよろしくお願い致します。

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【STEP INFO】謹賀新年2017

新年明けましておめでとうございます!

こトリも昨年と変わらず、ひとつご贔屓によろしくお願い申し上げます。
本年はステップ一同、飛ぶ鳥を落とす勢いで頑張りますので、
ナレーション酉、撮影時の同時録音酉、他にもトリッキーな作業も
いつでもお申し付けくださいませ。

今年もズバード盛り上げていくために東京スタジオ「hanare」の改装をしトリます。

トリ急ぎ現状はこのような感じですが、
2月にはトリあえず稼働できる予定でトリ組んでおります。
皆様がうっとり、トリコになるような音を目指し精進してまいります。

それでは本年も皆々様がご健康で、更に羽ばたける様に
願いを込めまして2017年メルマガスタートです。

【STEP INFO】謹賀新年 2016

新年明けましておめでとうございます!

謹んでお慶びを”申”し上げます。
本年もステップ一同、猿ジン全開で頑張りますので
よろしくお願いいたします。

それでは本年も皆様がウキウキした年になりますように
願いを込めて2016年のメルマガもスタートです!

【Music】Keishi Tanaka(ケイシタナカ)

今回ご紹介するのはKeishi Tanakaさんです!

私が最初にこの方を知ったのは夏に泉大津で開催されているRUSH BALL(ラッシュボール)というフェスです。
2015年8月29日、オープニングアクトで出演。
ですが、私はそのステージを見ておらず……(理由:寝坊)
正直、「あー!起きられへんかったー!でもオープニングアクト知らんアーティストやから、まあいいや」
というなんとも失礼な奴でした。この後、後悔することも知らずに……

スタートダッシュは遅れたものの、たくさんのアーティストの方が出演されておりますので、1日を満喫。
大満足で帰路につきました。RUSH BALLでは会場から泉大津の駅までシャトルバスがでております。
そのシャトルバスの中では粋なことに、出演者の曲がずっと流れています。
行きは、「この曲やるかなー!」とドキドキ、ワクワクさせてくれ、
帰りは「この曲のあの時のアレめっちゃかっこよくなかった!?!?!?」と興奮を蘇らせてくれます。
そこで出会ったんですね。
♪You are like a floatin’ groove,it’s good,I know 白い吐息は風に変わった〜♪
私も一緒に行っていた友人も「!?!?!?歌うま……この方は誰だ……」となったものです。
どれだけ記憶を掘り返しても、今日1日の間で聞き覚えのない美声…
すぐshazam(シャザム:町並み、ラジオ、テレビで流れている音楽を認識できるアプリ。曲名・アーティスト等を知ることができる)を発動。

出てきたのが、こちら。
Keishi Tanaka / Floatin’ Groove inc.AL”Alley”
https://www.youtube.com/watch?v=GuTBLk61xcY
なんて朝に似合いそうな曲なんや……
なんといっても、
「You are like a floatin’ groove,it’s good,I know」の楽しいメロディ!!
頭から離れなくなり、口ずさみながら帰宅。ちゃんと早起きしような、と誓ったものです。

気になって調べてみると、以前はバンドを組まれていたみたいです。
Riddim Saunter /Sweet & Still
https://www.youtube.com/watch?v=YX1sJpsk6LQ
フルートの音色がより一層オシャレにするなぁ……解散とは悲しいですね。

そんな惹きつける歌声をお持ちのKeishiさん!新曲を出されますよ!

“Hello, New Kicks”
発売日: 2016年1月13日(水)
価格: 税抜価格 1,000円 + 税 (CD)

収録内容:
Hello, New Kicks
Hello, New Kicks – Kai Takahashi (LUCKY TAPES) Remix
Hello, New Kicks – instrumental ※7inch未収録

CDだけではなくレコードでも販売されるようです!
この声がレコードプレイヤーから流れてくるのを想像したら、優雅すぎてケーキを頂きたくなりました。
お紅茶と共に。

とにかく、「なんだかオシャレだなあ!もう!!」と思わせてくれるKeishiさん!
いつかライブに行ってみたいものです!!!ほんとに!!!!

【Shop in Tenma】豚肉専門店 「天満食肉センター」

正月と言えばお餅におせち料理。
食べて食べて食べまくりの2016年一発目のShop in Tenma!!

今回ご紹介するお店はJR天満を降りてぷらら天満方面へ
徒歩2分の所にどーんと店を構える豚肉専門店「天満食肉センター」

店内に入ると大衆居酒屋のような雰囲気で新年会や
2次会にぴったりで飲み食いするには最適。
メニューも豊富でどれを注文しても間違いなし!!

私のおすすめは、こくうま鍋DX1人前1280円。

こくうま豚鍋&こくうまもつ鍋を両方合わせ持つこくうま鍋DX。
みんなで一緒に食べると心も体もポカポカ♪
追加メニューもあり、〆には雑炊にするも良し!
ラーメンを入れるもよし! どれも間違いありません。

しかしこの店は鍋だけではありませんよ!!!
名物やきとん串も御座います。
様々な部位の串があり、これがまたビールのお供に最高♪


左からバラ、まるちょう、はらみ、こころ

まだまだ新年会シーズンが続いてお店選びに頭を抱えている方、
是非ご検討を!!

豚肉専門店「天満食肉センター」
住所:大阪府大阪市北区天神橋4-11-19
TEL:06-6882-8129
営業時間:月〜金 17:00〜02:00(L.O.01:30)
     土・日・祝 15:00〜02:00(L.O.01:30)
     夜10時以降入店可、夜12時以降入店可、日曜営業
定休日:なし(カードは不可)

【I Love NY】月刊紐育音楽通信 January 2016

 昨年末にアコギを手に入れました。私の中学時代のヒーローの一人でありながら、もう再び出会うことはないだろうと思っていたジョン・デンバーの音楽に再会し、当時彼が愛用していたギルドのアコースティック・ギターがどうしても欲しくなりました。
50年代設立のギルドはマーチンやギブソンほどの歴史も人気もありませんが、当初は工場閉鎖になったエピフォンの職人達を雇い入れ、その名の通り徹底した職人気質を貫いていました。
有名どころではポール・サイモンやリッチー・ヘイヴンスなどが愛用していましたし、ジャンボ・サイズのF-50は、ジョン・デンバーのトレード・マークにもなっていました。

私にとってF-50は憧れのジョン・デンバーが使用していた憧れのギターでしたが、私の体にはジャンボ・サイズは大きすぎるので、今回手に入れたのはF-50よりも小ぶりなセミ・ジャンボとも言える廉価版的なF-47。
細かい傷も多く、数カ所クラック・リペアもされてはいますが、私がジョン・デンバーにはまっていた1974年製造のビンテージです。

アメリカの誇るアコギと言えばマーチンとギブソンが頂点ですが、ギルドのギターは実にソリッドでありながらも独特の柔らかさと伸びやかなサウンドを持ち、マーチンやギブソンとは明らかに異なる個性を持っていました。
ギルドはその後フェンダーに買収され、その後他のメーカー同様に中国製の低価格モデルも作り始めましたが、最近は全てアメリカ製の復刻モデルも作り続けています。
しかし、素材(特にマホガニー)はもちろん、当時の職人気質とこだわり、そしてそれらを許容・維持し続けることが可能であったプロダクションは現代とは違います。
このギターがこの世に生まれて40年以上。
私がこのギターに憧れて40年以上。今回の出会いまでには長い年月がかかりましたが、これも音楽の喜びの一つであると感じます。

トピック:ストリーミングは音楽業界を制覇したのか?

(さらに…)

【After Word】1月

2016年になりました。

今年の予定は
1月からマイナンバーが運用開始され、
鎌倉の大仏の保存・修理が半世紀ぶりに行われ、
台湾では総統選挙。
3月には北海道新幹線が開業し、イギリスのワンダイレクションは活動停止。
ニュージーランドでは国旗の変更について国民投票が行われるそうです。
4月1日からは電力の自由化。ディズニーの新作映画も4月に公開予定。
5月には伊勢志摩でG8サミット。
6月には日本人宇宙飛行士の大西卓哉さんが宇宙へ。
7月には18歳から投票できる初めての参議院議員選挙。
8月5日にはブラジルでリオ・オリンピック開幕。11日は新しい祝日の「山の日」
10月には日本バスケットボールリーグ「Bリーグ」開幕。
11月にはアメリカで大統領選挙。

現在分かっているものを列挙するだけでなんだか疲れました。
早くも今年が終わったかのような気分です。
一寸先は闇とも言いますが結構予定は決まっております。

最後になりましたが、
2016年もステップをよろしくお願いいたします!

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【STEP INFO】イルミネーション

12月に入りまして、少しずつ寒さも増すようになりましたね。
そしてクリスマスが近づく中、各地のイルミネーションが師走の慌ただしさも
一時忘れさせてくれるように感じます。

麻布十番にも様々なイルミネーションで彩られていますが、
この周辺ですと、少し歩いていくと目に入る、けやき通りの幻想的な空間が圧巻です。

ゆっくりと坂を登りながら、ちらりと見える赤い東京タワー。
約400メートルの並木に飾られるLED数ですが、今年は過去最大となる120万灯。
さらに時間の変化と共に色の輝きの変化が楽しめます。

この時期だけに体感出来る雄大な光の空間を、訪れる方々は是非堪能して下さいませ。

それでは今年最後のステップメールマガジン、スタートです!

【Music】キノコホテル

今回は「キノコホテル」紹介したい思います。

2010年にファーストアルバム「マリアンヌの憂鬱」でメジャーデビューした彼女達。
ボーカルと電気オルガンを担当する「マリアンヌ東雲」をリーダーとした
4人組ロックバンドです。
マリアンヌ東雲はキノコホテル支配人と呼ばれ、ある時はメンバーを取りまとめ、
ある時には躾を行う役目を担っています。

ボーカルの他にギター担当の「イザベル=ケメ鴨川」、ベース担当の「ジュリエッタ霧島」、
ドラム担当の「ファンビエンヌ猪苗代」で構成されており、
自分たちの行うライブを「実演会」と称します。

昭和をイメージしたようなどこか懐かしいレトロな曲調に、
アダルト要素がぶつかりあった独特な狂気を演出しており
その魅惑なノイジーボイスと別世界のキノコホテル空間に、
実演会では「マリアンヌ様!!」と狂い叫ぶ信者が現れるほどであります。

そしてなんと驚くことに魅了されている信者は男性だけではなく女性も居ます。

マリアンヌ東雲の世界観が全て反映された「実演会」は
男性だけでなく、女性の心にも響くものがあるのではないでしょうか?

担当楽器である電子オルガンの上でダイナミックな悩殺ポーズを取り、
狂い踊る観客には鞭を与え躾を行う。
それでいて不意に見せるどこか寂しそうな表情が
皆を惹きつけてしまうのかもしれません。

お時間のある方は是非一度「キノコワールド」に悩殺されてみてはいかがでしょうか?

キノコホテルWebsite
http://kinocohotel.org/index.html

♤イベント<じゅじゅ「宴」クリスマススペシャル>
○日時:2015年12月24日(木) 開場18:00/開演18:30
○会場:東京・下北沢GARDEN 03-3410-3431
○共演:じゅじゅ、ほか
○チケット料金:男性・前売2500円/当日3000円 女性・前売1500円/当日2000円
*運営予約受付中 http://jyujyu.info/index.html
*前売り券2500円、プレイガイドでは11月20日より、e+にて発売。
 女性は当日受付にて1000円キャッシュバック!

【Shop In Azabu】Shigezo

弊社周辺のお店を紹介するこのコーナー。
今月は麻布十番でございます。

今回は「Shigezo」というお店をご紹介致します。
つまらないものにはメーン!のあの方ではございません。

このお店はビルの2階にありOPENとは書いてあるものの
入って大丈夫なのかなと思わせる見た目です。

初めて訪れた際にはこの扉の前で立ち止まり、恥ずかしながら上がってきた階段を
逆戻りしてしまいました。

ランチは日替わりメニューが2種類あり、料金はそれぞれ800円。
ランチタイムには外にメニューの看板が出されているのでお店の目印にもなりますね。

この日のメニューは「サバ丼」と「ガーリックバターカレー」でした。


『サバ丼セット』
ジューシーで甘辛い味付けのサバにご飯がとても良く合いました。


『ガーリックバターカレーセット』
濃厚なバターの風味にスプーンが止まりません。

メインの料理の他にお味噌汁と小鉢2つが出されます。
小鉢の内容も日によって変わります。
この日はポテトサラダと煮物でしたが、これがまたうまいのなんの。
ウーロン茶もランチ料金に含まれております。

ディナータイムには湯葉や豆腐料理を中心とした季節料理、創作料理と
数々の銘酒を楽しむ事が出来るそうです。

間接照明の隠れ家的佇まいに落ち着きながら、ゆっくりと過ごす事が出来ます。
こんな隠れスポットのような場所を人にあまり教えたくない性格の私ですが、
料理もおいしく店員さんの対応も丁寧で気持ちのいいお店ですのでご紹介致しました。ぜひ!

【Shigezo】
[住所]東京都港区麻布十番2-13-9 クレスト麻布ビル 2F
[TEL] 03-5765-9180
[営業時間]
ランチ 12:00〜14:00
月〜水 17:00〜24:00
木〜土 17:00〜翌1:00
日・祝 17:00〜23:00
[定休日] 不定休

【I Love NY】月刊紐育音楽通信 December 2015

奇跡は三度訪れませんでした(笑)。
いや、奇跡は来年か、またはまだもう少し先のことなのかもしれません。
ワールド・シリーズでのニューヨーク・メッツの惨敗はニューヨーカーを
消沈させましたが、それもつかの間、ニューヨークのスポーツ・ファンは
フットボール(NFL)にバスケ(NBA)にホッケー(NHL)にと、
1年で最高に盛りだくさんのスポーツ・シーズンを迎えています。
 
 本当にこの街はちょっとのことではへこたれませんし、新しい楽しみや熱気、
そして希望に満ちた話題が次々と生まれてきます。
なにしろ、あの911のテロを乗り越え、廃墟となったエリアも見事に復活して、
かつて無いほどの盛り上がりを見せているのですから、ニューヨークは
“眠らない街”だけでなく、“へこたれない街”であると言えます。
 
 先日はパリに続くISISの次なる標的はニューヨークとのアナウンスもありましたが、
はっきり言って街の様子は何も変わっていませんし、テロに対する一層の緊張感や
恐怖感なども特には感じられません。
さすがにISISの発表の当日・翌日はかなりの警備体制が敷かれましたが、
その後は普段通りです(と言っても今やニューヨークの“普段”は、どの国の
どの街よりもセキュリティが厳しい状況ですが)。
それは、いい加減であるのではなく、ここまでテロを未然に防ぎ、テロの芽を
潰してきた“自信”でもあると言えます。考えてみれば、911のテロからもう14年。
その間、いろいろな疑惑や未遂はありましたが、その後今日まで
目立ったテロ行為を防いできたことは、NY市警だけでなく、市民の自信にも
つながっていると言えます。
 
先日も日本大使館でパリのテロを受けての説明会がありましたが、
「私達がテロに屈することは決して無いし、今や世界一警備のしっかりした
ニューヨークとワシントンDCは世界一安全な都市です」という自信に満ちた言葉も
ありましたし、私自身もそう思います。
  それよりも問題・気がかりなのはホームレスではないでしょうか。
アメリカはサンクスギヴィングからいよいよ本格的なホリデイ・シーズンとなり、
街はどこも賑わっていますが、それに合わせてストリートのホームレスの数も更に増え、
今やNYは“ホームレス・クライシス”とも言われています。
特にここ数年は若者のホームレスが非常に多いのが懸念すべき点です。
我々は社会的弱者、そして未来を担う若者達に対しては常に手を差し伸べねば
なりませんし、それを怠っては我々には未来はありません。
そうした中、デブラジオNY市長は1万5千ユニットの住宅サポート計画を
スタートさせました(15年計画ではありますが)。恐らくニューヨーク州も
これに続くプランをスタートさせるでしょう。あちこちでようやく本格化し始めた
弱者と若者に対する救済によって、ニューヨークは更に力強い街となれるはずです。

(さらに…)

【After Word】12月

気がつけば、2015年もそろそろ終わります。
今年一年間私たちが経験する事が出来た事を振り返りながら、
様々な良い出会いに感謝しています。

さて、ワインの話になりますが、
11月第3木曜日に、今年のブドウの出来栄えをチェックする、
ボジョレーヌーボーの解禁がありました。
日本が先進国の中で最も解禁日が早い、という事で毎年盛り上がってますよね。

そもそもボジョレーヌーボーはフランスのブルゴーニュ地方の南部に広がる
ボジョレー地区において、黒ぶどう「ガメイ種」から作られる新酒です。
「マセラシオン・カルボニック」という、通常のワインよりも渋みや苦みが少ない製法で、
その分短時間で、味わいもとてもフレッシュに仕上がります。

ちなみに、ボジョレーヌーボーには航空便と船便があるのをご存知でしょうか?

11月の解禁日に間に合うように送られるのが航空便です。
輸送時間はトータルで5日間です。
飛行機内で低温で熟成が進みにくい状況で輸送され、恐らく一般的に楽しまれる
ボジョレーの味の基準はこちらになると思います。

それに対し、船便は輸送時の温度は15度前後で保たれ、少しずつ熟成されながら、
約1ヶ月半〜2ヶ月かけて輸送されますので、ボジョレーヌーボーの到着は、
早くて12月下旬、という事になります。
船便のボジョレーヌーボーは熟成が進んだ分味がまろやかになり、楽しみ方が変わります。
さらに、販売価格も航空便よりも半額近い値段で、大変お手頃です。
ちなみに通常のワイン輸送手段は圧倒的にコスト面で船便が優位という事もあり、
こちらがメインになります。

そんなワインの様に、その時期にでしか味わえないもの事を楽しむのも素晴らしいですが、
ゆっくりと時間の経過と共に、熟成された味を良いタイミングで味わう、
という事もまた素晴らしいと思います。

今年もたくさんの「今年でなければ味わえない事」を経験させて頂きました。
それが来年、再来年、と時を刻む中、熟成されていくであろう経験の過程としてもあり、
また新しい出会い、経験となっていく事を願い、日々精進していく所存であります。

少し早いですが、本年も大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

次回は年明け、2016年1月上旬の配信予定です。
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【STEP INFO】マラソンシーズン

日に日に肌寒さを感じる衣替えのこの季節、
去年のお気に入りのコートは見つかりましたか?
クローゼットに無い場合はクリーニング屋さんに出しっぱなしの可能性もございますよ。

さて、本格的に冬に突入ですがウインターシーズンの楽しみといえば、
スキーにマラソン、スノボやマラソン、温泉とマラソン。
そうです。
日本各地でマラソン大会が開催されています。

弊社ステップは音楽制作以外にもイベントの企画、運営などもしております。
今年も11/1の富山マラソンを皮切りに11/15神戸マラソン、2/28姫路城マラソンに
参加しております。
ステップだけにマラソン大会を手伝っております。

全ランナーさんの完走を、また怪我などのない事を心より願っております。

42.195キロの道も最初の一歩から。
英語圏でも「a journey of a thousand miles begins with a single STEP
千里の道も一歩から。

なぜ英語圏でも日本でも同じことわざがあるのか長年の疑問です。

それでは、ステップメールマガジン11月号も「よーいドンっ!」とスタートです!

【Music】天才バンド

今回ご紹介するバンドは「天才バンド」です。

最初この名前を聞いたときは「自ら天才と名乗るなんて!なんて強気な!気になる!」
と思ったものです。
バンド名にふさわしく、一度耳にしたら忘れられない歌声・音楽になっております!

奇妙礼太郎(上写真・真ん中):ボーカル・ギター
なんて味のある歌声…素敵です。奇妙さんは「奇妙礼太郎トラベルスイング楽団」も結成されており、
こちらは10人以上にもなる歌謡スイングバンド。
自由に音を奏でる姿は、最高の一言です。管楽器かっこいい!
ライブ映像です! https://www.youtube.com/watch?v=GC8J4yWWFrI
「この声どこかで聞いたことあるかも?」と思った方もいらっしゃるかも。
実は奇妙さん、たくさんのCMソングを歌唱されています!!奇妙さんがカバーすると奇妙さんの音楽になるんですよねぇ…

Sundayカミデ(上写真・左側) :コーラス・ピアノ
作詞・作曲はこの方が手掛けています。ベースも、たまーに弾かれているみたいです!
めちゃくちゃピアノがお上手で。大きな体で、繊細なフレーズを演奏されます。
「ワンダフルボーイズ」というバンドもされていて、そちらではボーカルを担当。
こちらもライブ映像でどうぞ! https://www.youtube.com/watch?v=9Euzr96bdlI
これまた楽しそうな。管楽器かっこいい!(2回目)

テシマコージ(上写真・右側):ドラム
将棋と日本刀をこよなく愛しているそうです。「奇妙礼太郎トラベルスイング楽団」のドラムもこの方!
他には「fugacity」というバンドも組まれているそう。どこを切り取っても、オシャレなドラムです!!
fugacity“僕らの場合” https://www.youtube.com/watch?v=mMJGI-mLCjY

この3人からなるバンドが「天才バンド」です!
11月4日に2ndオリジナルアルバム「アリスとテレス」をリリース。
と、同時にワーナーミュージック・ジャパン内レーベルのunBORDEより
メジャーデビューすることが決定しました!!!!
ライブツアーも決まっているようなので、気になった方は是非、生で聴いてみてください。

「アリスとテレス」のリードトラック「ロックジェネレーション」 
https://www.youtube.com/watch?v=MWBC8EHABSc
Sundayカミデさんの動きが大変気になりますね…なにしてはるんやろ…
フライングVかっこよすぎます!奇妙さん似合うな〜!!
前作品のアルバムのリード曲「君が誰かの彼女になりくさっても」もオススメなのでぜひ!
https://www.youtube.com/watch?v=Eog86HbSSQw
何度聞いても心臓が、ぐっとなります…
気になった方は是非CDを買って、ライブに足を運んでみてください!!

【Shop in Tenma】他人丼専門店 あか乃

今月も美味しいお店を紹介するshop in Tenmaがやって参りました!!

今回ご紹介するお店はちょっと珍しい他人丼専門のお店「あか乃」

なんと!?このお店は他人丼専門店だけあってメニューは他人丼のみ‼

さらにメニューには他人丼の流儀までございます。

流儀その1
まずはそのままで!あか乃の他人丼本来の味を食すべし。

流儀その2
汲み上げ湯葉、大根おろしを乗せ味の変化を楽しむべし。

流儀その3
他人丼に肉吸いをかけて出汁茶漬けにして味わうべし。

私のオススメは他人丼セット!
本来の味を楽しむのも良し、
味に変化を楽しむのも良し、
〆に出汁茶漬けにするのも良し。

最後まで他人丼を満喫する事が出来ます!

他人丼のみで勝負をしてるだけの価値はあります。
まずはご賞味あれ!!

店内も高級な和食料理店のような落ち着きのある雰囲気で、
他人丼の事だけに集中出来る空間となっております!

JR天満を降りて天六方面に徒歩4分と駅チカ🎶

ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!

他人丼専門店『あか乃』
住所:大阪市北区天神橋5-7-20
Tel:06-6357-7448

【I Love NY】月刊紐育音楽通信 November 2015

奇跡は三度訪れるでしょうか。
ニューヨークは今、MLB(大リーグ)のニューヨーク・メッツのワールド・シリーズ出場で盛り上がっています。

 ニューヨーク市にはヤンキースとメッツというふたつMLB球団がありますが、前者はブロンクス区、後者はクイーンズ区を本拠地としています。
よってファンは基本的にそれぞれの地域を中心としているわけですが、実際には常勝・名門のヤンキース(元々はニューヨークの球団ではなく、ボルティモアから移転)はニューヨーク市全域、果てはニューヨーク州全域に至るまで圧倒的な人気を得ているのに対し、弱小・後発球団(とは言え1962年にニューヨークの球団として設立)のメッツは常にマイナーでダサいイメージを持った常にバカにされるような存在であると言えます。

 ですが、それ故に(?)”ダメ球団”メッツに愛着を持った熱狂的なファンも多いと言えます。
実は私も高校生の時に初めてニューヨークにやってきて、ホスト・ファミリーの方が野球好きで、よくメッツの試合に連れて行ってくださり、”メッツで育った”人間でもあるので、このチームへの愛着はひとしおです。

 私が初めてメッツのゲームに連れて行ってもらったときは、メッツは”ミラクル・メッツ”と呼ばれた1969年の優勝以降再び低迷しており、監督はその後ヤンキースの名監督となるジョー・トーリで(まだ選手兼でした)、その後大洋ホエールズにやってくることになるフェリックス・ミラン(日本ではなぜか「ミヤーン」と呼ばれました)がその華麗な守備と手堅いバッティングで活躍していました。私は前述のホスト・ファミリーの方に大リーグの醍醐味を教えていただいたと言えますが、まず球場に入ったらホットドッグとクラッカー・ジャックを買い、とにかくみんな声を出して騒いで笑って歌って好き勝手に楽しむという観戦スタイルにはカルチャー・ショックを受けたものでした。
小学生の頃に父親に連れられて、当時、南千住にあった東京球場での大リーグ親善試合なども観ていた私ですが、やはり本場の大リーグは圧倒的で全くの別世界でした。

 その後、メッツ2度目の優勝(1986年)、そしてヤンキースの連続優勝と、私はニューヨークMLBチームの優勝とそれに至るゲームを肌で感じて楽しんできましたが、
今回のメッツのワールド・シリーズ進出は、何か子供か孫の活躍を観るようで感慨深いものがあり(実際に若い選手達は私の子供達よりも若い年齢ですし…笑)、昔のように熱狂こそはしませんが、温かく力強く応援を続けています。

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(さらに…)

【After Word】11月

早いもので今年もあと2か月となりました。
今年の目標は達成出来ましたでしょうか?
私はまったくできませんでした…

さて、朝晩冷え込む昨今みなさま体調など崩されていませんか?
木々も色づく秋本番です。

なぜ、木々が紅葉するかご存知でしょうか?
それは夏の日差しと違い冬の日差しは弱くなり光合成をし栄養を作るのと
葉を維持するのに使う栄養のバランスが逆転するからだそうです。
葉が赤くなるのは光合成の為の葉緑素が必要なくなり葉から緑色が消えるからだそうです。

冬を乗り切るのに体の一部である葉を無くし栄養を幹に貯め春に備える。
自然の神秘です。
ちなみにもみじやかえでなど紅葉する木々は世界的には珍しく、
日本ほど集中している国は他にないそうです。
自然の神秘です。

これから本格的な冬をむかえます。
なぜか人間も栄養をため込み、太りやすく感じるのは私だけでしょうか?
これも自然の神秘なのでしょうか?

今月も最後まで読んでくださりありがとうございます。
お体に気をつけて暖かくしてお過ごしください。

次回は12月上旬の配信予定です。
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【STEP INFO】十番の日

気が付けばもう10月になりました。
今年もあと3カ月で終わってしまうと考えると何だかあっという間だったような気がします。

ところで皆さん10月10日は何の日だかご存知ですか?

答えは「十番の日」です!!

麻布十番にある商店街では毎年この日に
1日限りの特別サービスを行っています。

その年その年で様々なサービスを行っていて、
去年は和太鼓演奏や、豪華旅行券が当たる福引などが行われました!
今年の10月10日は土曜日なのでお時間のある方は楽しんできてはいかがでしょうか?

それではメルマガ10月号スタートです!

【Music】 Kamasi Washington (カマシ・ワシントン)

今月は私が個人的に今年出た新譜の中で一番聴いているであろうアルバム
「The Epic」をリリースしたKamasi Washington (カマシ・ワシントン)を紹介します。

カマシ・ワシントンは13歳でサックスを始め、ジョン・コルトレーンや
アルバート・アイラーを踏襲したプレイで、これまでにハービー・ハンコックの
バックを務めたり、最近ではフライング・ロータスの作品や
ケンドリック・ラマーの最新作に参加するなどし、
巷ではLAジャズの最重要人物と謳われています。

そして今年5月にフライング・ロータスが主宰するレーベル「Brainfeeder」から、
リーダー作となるデビューアルバム「The Epic」をリリースしました。

この「The Epic」ではサン・ラ、アリス・コルトレーンやファラオ・サンダースを
彷彿とさせるようなスピリチュアルなジャズを展開させ、
デビューアルバムとしては珍しいCD3枚組17曲170分という破格のスケール。
加えて総勢60名以上のミュージシャンが参加しています。

とにかく収録時間が長い事は間違いないのですが、とにかく絢爛豪華な楽曲と
構成が素晴らしいのでその長さを感じさせない内容になっています。

そして、今月30日、31日と11月1日に来日し、ブルーノート東京で公演を行います。
3日間全て1日につき2公演の計6回行われるので、お時間のある方は是非。

Kamasi Washington / The Epic

Kamasi Washington – Official
http://www.kamasiwashington.com
Kamasi Washington’s ‘The Epic’ in Concert
https://www.youtube.com/watch?v=0YbPSIXQ4q4

– 公演情報 –
開催日:2015年10月30日(金)、31日(土)、11月1日(日)
会場:Blue Note Tokyo
時間:10月30日 [1st] 開場17:30 開演19:00 [2nd]開場20:45 開演21:30、
   10月31日(土)、11月1日(日)[1st] 開場16:00 開演17:00 
[2nd] 開場19:00 開演20:00
料金:7,800円(税込)
出演者:Kamasi Washington (sax), Patrice Quinn (vo),
Ryan Porter (tb), Brandon Coleman (key),
Miles Mosley (b), Tony Austin (ds), Ronald Bruner Jr.
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/kamasi-washington/