【I LOVE NY】月刊紐育音楽通信July 2018

アメリカは7月4日に独立記念日を迎えます。様々な式典を始め、スポーツ・イベントでも常に国歌「星条旗」を斉唱するアメリカですが、独立記念日のこの日に関しては、国歌よりも多く歌われ、ある種、“独立記念日における国歌”のような歌があります。それが「ゴッド・ブレス・アメリカ」です。

 第二の国歌とも言われるこの曲の作曲者はアーヴィング・バーリン。「ホワイト・クリスマス」の作曲者としてご存知の方も多いと思いますし、ミュージカル好きの方であれば「イースター・パレード」や「ショーほど素敵な商売はない」、ジャズの詳しい方であれば「アレクザンダーズ・ラグタイム・バンド」の作曲者であることをご存知の方もおられるでしょう。

 ガーシュインから“アメリカのシューベルト”などと呼ばれたアーヴィング・バーリンはロシア生まれ(現ベラルーシ)のユダヤ人です。5歳の時に、ロシアによる宗教弾圧・ユダヤ人迫害を逃れ、家族に連れられてアメリカにやってきました。しかも家を焼かれた彼ら家族はバラバラになって祖国を抜け出し、アメリカでようやく再会したと言います。

 その後、ニューヨークのチャイナタウンでカフェのウェイターと同時に店の専属歌手としても歌いながら生計を立てていた彼は、徐々にヒット曲を生み出していき、30歳であった1918年、軍の企画・主催によるミュージカル作品の劇中歌の一つとしてこの歌を作曲します。この年はバーリンが移民としてアメリカにやってきた25年後であり、めでたくアメリカの市民権を得た年でもありました。

 しかし、肝心のこの曲はそのミュージカル作品には採用されずお蔵入り。その後20年経った1938年、当時の人気歌手であったケイト・スミスによってラジオ番組の中で歌われ、爆発的な大ヒットとなります。

 米英戦争時の砲撃を背景に作詞され、軍事色の強い国歌「星条旗」と異なり、この 「ゴッド・ブレス・アメリカ」は美しい自然に恵まれたアメリカという新たな母国を愛する心と、その国を守り、よき方向へと導いてほしい、と神に願い・祈る、シンプルでありながらも力強い歌詞が感動的です。そこには、迫害を逃れてこの国に来た思い、新しい母国に対する愛情と希望、そして絶え間なくこの国に忍び寄る様々な“悪”には屈しないという勇気と信仰などが溢れ、移民の国アメリカとしてのアイデンティティーが強く感じられます。かく言う私もこの歌が大好きで、式典やスポーツ・イベントなどで歌われる際は、思わず声を張り上げて歌い、思わず胸も熱くなります。

 今年はバーリンがこの名曲を作曲して100年、この曲が世に出てからは80年という記念すべき年となります。アメリカが益々混迷の一途をたどっている現状において、この曲の持つ意味や願いは益々重要になっていると言えます。それはこの曲が排他的な自尊心や虚栄心を高揚させるような愛国歌ではなく、移民の国アメリカにおいて、この国を愛する移民によって作られた曲であるからです。

 この名曲「ゴッド・ブレス・アメリカ」の背景を理解して、アメリカの誕生日を心からお祝いしたいと思う今年の独立記念日です。

 

 

トピック1:

 

 企業においても個人においても、アメリカでは「破産」というものが決して珍しいものではありません。それは、“この世の終わり”または“破滅”とは決してイコールとはなりませんし、現状の財産や権利を一端放棄した上での再スタート、つまり“リセット”と捉える見方が一般的です。

 しかし、そんなアメリカにおいても、今年5月のギブソン破産申請のニュースは大きな話題となり、動揺を与えました。ご存知のように、ギブソンはフェンダーと共にアメリカが世界に誇る楽器メーカーの最高峰であるだけでなく、20世紀以降、欧米の音楽ヒストリーを支えてきた点で楽器メーカー以上の存在であり、ギブソンの歴史自体が20世紀以降の欧米の音楽ヒストリーの一つであるとも言えるからです。

 ギブソンの楽器をトレード・マークとするミュージシャン達は列挙に暇がありませんが、敢えて数人の名前を挙げるならば、チャック・ベリー、B.B.キング、エルヴィス・プレスリー、ジミー・ペイジ(レッド・ゼッペリン)、キース・リチャーズ(ローリング・ストーンズ)などがその代表選手と言えるかと思います。

 

 ここでは1902年に設立されたギブソンの歴史について詳しく語ることはしませんが、ギブソン・ギターと言えば、一般的にはギブソンのイメージを形成し、ギブソンとイコールで語られることも多いレス・ポール・モデルがその代表格と言えます。ですが、このレス・ポール・モデルの登場は1950年代になってからのことであり、ギブソンのエレクトリック・ギター&ベースが世に出たのも1930年代に入ってからのことです。

 そうしたギブソンの発展と共に1950年代以降の音楽シーンはロックの時代に入っていき、ギブソンは音楽シーンにおいて極めて重要な位置を担っていくわけですが、実はエレクトリック以前の“アコースティック時代”(アコースティック・ギター、マンドリン、バンジョーなど)にこそ、ギブソンが特にアメリカ音楽において大きな位置を占めることになった理由があります。

 この約30年間のアコースティック時代というのは、その後のエレクトリック時代、更には今日のアメリカの音楽シーンを形成する基盤となった時代と言えます。それは音楽的に言えばカントリーでありブルースであり、基本的には前者は白人音楽、後者は黒人音楽と言えますが、実は公民権運動前の“差別の時代”にあってもこれら2つの音楽は、信仰(または希望や絶望)と労働(ワーク・ソング)を歌った民衆の音楽(フォーク・ミュージック)としてそれぞれに影響を与え合い、またある意味で混在し、アメリカの豊かなルーツ・ミュージックを形成することになっていったわけです。そして。それらの音楽演奏の発展を支え続けた最大規模の楽器メーカーが、まぎれも無くギブソンであったということは忘れてはならない点であると言えます。

 

 そうした“アメリカ音楽の心”の一部を担うギブソンが破産申請をしたというニュースは、楽器業界のみならず、そして音楽業界のみならず、アメリカ人にとって大変大きなインパクトを与えたことは間違いありません。そのため、「アメリカが誇るギブソン・ブランド自体がこの世から消えるのか?」とか、「もう我々はギブソン・ギターを手にすることができなくなるのか?」などという大袈裟で不安を煽るようなマスメディア報道も見受けられました。しかし、楽器業界や音楽業界においては逆に冷静というか、むしろ今回の破産申請をギブソン再生・復活の大きなチャンス、とポジティヴに捉える見方が大勢を占めているように思えます。

 その理由としては、破産は“リセット”ということを裏付けるように、アメリカにおいては破産救済法がしっかりと存在・機能し、様々な救済オプションが用意されているということがあります。また、アメリカは投資と買収がビジネスの根底にある国ですので、例え経営は変れど、ある程度の有名ブランドは名前が消えることはまずあり得ないとも言えます(例えば、ギブソンと並ぶフェンダーも、60年代から80年代までの約20年間、CBS社に売却されていました)。

 更にアメリカの企業においてはクレディターと呼ばれる債権者の存在も極めて大きいと言えます。ギブソンの場合は現状約5億ドルの負債を抱えていると言われますが、今回の破産申請を受けて、同社の経営維持のために既存の債権者だけでも既に1億3500万ドルの新たな貸付を行っており、今後新たな債権者も増える見込みですので、ギブソンは新たな貸付のために破産申請をしたのでは?といった疑いや噂話まであるくらいです。

 

 もう一つギブソンにとって明るい話題は、今回の破産申請後の債務再構成という再建プロセスにおいて、これまでギブソンが特にアメリカ以外で拡大させていたオーディオ機器などの開発製造販売部門を一掃し、本来の楽器製造事業に専念することになったということです。

 ギブソンはカラマズー工場閉鎖の2年後となる1986年から、ヘンリー・ジェスコヴィッツがギブソンの再建を進めて大きな成果を上げていきました。私も一度ジェスコヴィッツと名刺交換をしたこともありましたが、この人は言うまでもなく大変有能な事業家で、その経営手腕は実に見事であると言えました。例えば、ギブソンの黄金時代に製造・販売されながらも長年埋もれていたかつての名器達のリイッシューを次々と行ったり、エピフォン・ブランドを使って廉価版の低価格楽器販売によって若者層にアピールして市場を拡大するなど、音楽特に楽器演奏を取り巻く状況としては厳しかった中でも、ギブソンは新たな黄金時代を迎えるかのような勢いを取り戻していきました。

 しかし、ギブソンはその後楽器以外にも徐々にビジネスを広げていき、特に2000年代に入ってからはプロ・オーディオ部門を立ち上げ、ティアックやフィリップスのエレクトロニクス部門を買収したり、オンキョーとパートナーシップを結ぶなど、本業の楽器以外の部門を拡張させ、アメリカ国外でのビジネスにも積極的になっていきました。しかし、それはギブソンという大看板には相応しいビジネスであるとは言えず、時代の推移を見誤った判断であったというネガティヴな評価がされることにもなりました。

 よって、今回の“事件”によってギブソンがシェイプアップし、初心に戻って栄光のヒストリーを再建していくであろうことを、みんなが期待しているということは間違いないと思います。

 

 90年代以降、アメリカにおける楽器人口は激減したと言われます。それはダンス・ミュージックやクラブ・ミュージックの興隆により、若者達が時間と忍耐が必要とされる楽器演奏を楽しむよりも、お手軽でお洒落なダンスやパーティを一層楽しむようになったことが大きな要因の一つとも言われていますが、それでも前述の“アメリカ音楽の心”は消えることなく、アメリカの誇る文化として現代の若者達に様々な側面から影響を与えていると言えます。

 これまでにも度々お伝えしている最近のアメリカのルーツ志向・アコースティック指向と共に、ギブソンが再び音楽シーンの中心、更には若者文化の中心に舞い戻ってくるのか。この先のギブソンの舵取りが大変注目されます。

【After Word】 7月

今年は例年よりもずいぶん早い梅雨明け!

いよいよ夏!到来です!

朝、オフィスにたどり着いた後もしばらくは汗がひかない、、

そんな日々の始まりですね。

エアコン?扇子?扇風機?どんな対策を取ろうかしらと考えておりましたところ

思いつきました!音で涼をとってみようではないかと。。

ああ~涼しい。

各地にそれぞれ特色のある風鈴があるものなのですねえ。

 

ん?我社は「音」に溢れている会社のはず!

ふと側を通りかかった録音部のMさんを捕獲して聞いてみました。

私「風鈴の音とかないですか?」

Mさん「ふふふ、、いっぱいありますよ」

ということで、なんとも涼やかな風鈴の音を手元にもらいました!

はぁ~っ、こちらも良い音色、なごみます。

↑ ↑ ↑ これはただのアイコンです。

 

ステップでは涼やかSEも多々取り揃えておりますので

どうぞご用命くださいませ~。

暑さ対策を万全にして、2018年夏を楽しんでいきましょう!

                   (福井)

次回の配信は8月の予定です。

お問い合わせ、配信停止希望はコチラ>>!!

 

 

 

 

【STEP INFO】エディター入社いたしました!

早いもので今年も半分が過ぎようとしています。

まもなく梅雨入り。どうしても家に引きこもりがちになりますが

本格的な雨がやって来る前に大好きなゴルフや行楽を満喫しておきたいと思います。

 

さて、5月よりまたまたステップに新しいスタッフが増えましたのでご紹介させていただきます。

エディター志望で台湾から遥々大阪のスタッフとして入社しました『呂 柏霏 (ろ はくひ)』です。

                                                    

日本語・英語・中国語が話せ、おしゃべり大好き、仕事にも貪欲なのでこれからが楽しみです。

只今 映像の制作・編集と、まだまだつたない日本語を猛勉強中!

しばらくは研修生として皆様と関わりをもたせていただくことになりますが

どうぞ宜しくお願い致します。

 

本人からのコメント

「まだまだだめですが、早く役にたてるようになりたいです。がんばります!」

 

それではメルマガ6月号のスタートです!

 

(春木)

【MUSIC】リクオ「永遠のロックンロール/海さくら」

ラジオ班杉本です。
今日は、シンガーソングライター「リクオ」さんについて書かせていただきます。

リクオさんは、京都出身、1990年にメジャーデビュー。
1990年代は、シンガーソングライターとしてだけでなく、セッションマンとしても活躍し、
忌野清志郎さん、オリジナル・ラブ、ブルーハーツ、真心ブラザーズなどの
ツアーやレコーディングに参加。1990年代後半からは自身のライブ活動も
積極的に行うようになり、年間120本を越えるツアーで鍛えられたライブパフォーマンスは
「ローリングピアノマン」とも呼ばれています。
何より、そのソウルフルな歌声、グルーヴィなピアノプレイ、さらにハートウォーミングな人柄は、
世代・ジャンルを越えて多くの音楽ファン、そしてミュージシャンにも愛されています。


近年では『HOBO CONNECTION』というコラボレーションツアーも開催されており、
京都・東名阪で行われた今年のツアーでは、仲井戸”CHABO”麗市さん、
ウルフルケイスケさん(ウルフルズ)、大木温之さん(ピーズ)、
花田裕之さん(ex THE ROOSTERS)、高木まひことシェキナベイベーズと共演。
私は京都公演に参加しましたが、ライブはすべてセッション形式で展開され、
その夜限りの胸躍る奇跡のパフォーマンスが繰り広げられていました。
「ロックンロール最高!」そんなシンプルかつアツい想いを全身から発しながら
音楽を奏でる皆さんの姿は眩しくもあり、
「私も頑張ろう!」と明日への活力をもらいました。
(ちなみに共に参加した上司はライブ後、ニコニコしながらTシャツを購入していました)

これまでは関東を拠点に全国でライブ活動を行っていたリクオさんですが、
昨年10月に故郷・京都に約30年ぶりに住まいを移し、京都での生活をスタート。
そしてリクオさんに先日ラジオにもご出演いただいた際、印象的な言葉がありました。
「ツアーって楽しいし、ずっと続けていたい。でも楽しさに埋没したくない。」
またご本人とやり取りする中にも、
「この街の空気を思いっきり吸って、京都から音楽を発信してゆく動きに
自分も参加できたらと思ってます。」というフレーズがありました。

30年近いキャリアを持つリクオさんであっても、目先の楽しさに溺れることなく、
常に新しい気持ちで活動を続けている、そんな姿勢に感銘を受けました。
「作ること」の一端に関わる人間として忘れてはいけないことだと、
気持ちを新たにした今日この頃です。

さてリクオさんは、5月10日にNEWシングル『永遠のロックンロール/海さくら』をリリース!
「ティーンエージャーの頃にロックミュージックを好きになることで始まった音楽の旅が、
53 歳になった今も続いている気がします。この歌は、感謝とオマージュを込めた
自分なりの音楽讃歌です。」と話す『永遠のロックンロール』と、
京都に引っ越す前、生活されていた江ノ島近くの海沿いの街の風景を歌った『海さくら』、
そして『希望のテンダネス』の3曲が収録されています。
このシングルはホームページとライブ会場限定のみでの発売でしたが、
6月3日からiTunesを始めとする各ダウンロード販売サイトでも配信がスタートしました。

現在、シングルリリースツアーの真っ最中のリクオさんですが、
8月にはウルフルケイスケさんとのツアーも決定。
京都を拠点に新たな鼓動を刻み始めたリクオさんのアツいロックンロールを、
ぜひ体感してください!!

(杉本)

「リクオ」OFFICIAL SITE http://www.rikuo.net/
「永遠のロックンロール」特設サイト http://www.rikuo.net/eiennorocknroll/
OFFICIAL TWITTER https://twitter.com/Rikuo_office
OFFICIAL FACEBOOK https://www.facebook.com/Pianoman.RIKUO/

【Shop in Tenma】大衆酒場 肉処 マルカツ

今回ご紹介するのは「大衆酒場 肉処 マルカツ」さん。

天神橋筋商店街の中にあってステップからは徒歩2分。

生野区と十三にも店舗があり、この天満のお店が3店舗目で

5月23日にオープンしたばかりだそうです。

 

お昼の定食はこんな感じ。

『肉処』だけにすべてのメニューが肉まみれです。

いつもは、某中華料理店の600円日替わりランチですが

今日はせっかくなので

【数量限定】マルカツよくばりスペシャル・1,380円(税込)を注文

メニュー最下段の『昼飲み・ハイボール100円/杯 生ビール200円/杯』もソソられます。

 

料理を待つ間に他のメニューをチェック。

  

夜は鍋とかホルモンつつきながら一杯やるのもよさそう。

 

お酒もいろいろ。

 

と、メニューを見てる間に

【数量限定】マルカツよくばりスペシャル・1,380円(税込)登場!

特選牛ロースステーキ、やわらか豚ロースステーキ、鶏の唐揚。

肉好きにはたまらん豪華ラインアップ!!

特選牛ロースステーキの断面はこんな感じ。

80年代歌謡曲がいい感じで流れる中、無心でかっ喰らい

あっという間に完食。

 

ボリュームはもちろんお味も写真から想像いただいたまんまのお味。

とっても美味しゅうございました。

 

ちなみに同伴者の『牛・豚ミックスステーキ定食』はこんな感じ。

 

次回は、晩にお邪魔してお酒飲みながらお肉を愉しみたいです。

 

 

「大衆酒場 肉処 マルカツ」
住所: 大阪市北区天神橋4-6-23
TEL: 06-6351-1029
営業時間:11:30~24:00
定休日:無

(伊藤隆史)

【I Love NY】月刊紐育音楽通信 June 2018

 アメリカはメモリアル・デーを迎えると、ニューヨーク並びに北東部は夏を迎えることになりますが、依然気温の寒暖は激しく、雨も多い毎日が続いています。先日、十代前半の子供達と話していた時に、彼等がニューヨークの雨期(レイニー・シーズン)がどうのという話を始めたので、「ちょっと待ってくれよ。ニューヨークには雨期なんてないよ」と言ったところ、子供達は「でも5~6月は雨ばかりだよ」と言うので、なるほどと思いました。
そもそも、梅雨と地震が無いのがニューヨークの良さでもあり、長く厳しい冬がニューヨークの辛いところでもあったわけですが、それも今や一昔前の話となっている感があります。世界各地で異常気象や気候の変化は続いているわけですが、これだけ雨が多く、冬の吹雪も少なくなり、日々天候の変化が著しい中で育ってきている子供達には、これがニューヨークの気候であるわけです。私自身、日本から来られる人に、「ニューヨークは気候的にいつがベストですか?」と聞かれると夏に入る前の春と冬に入る前の秋がベストであるといつも答えていましたが、今や5月は花粉シーズンで雨も多く、6月はそれを受けたまま夏に突入してしまい、9月はまだ暑く、10月は冬並に寒くなったりもしますので、最近は特に返答に困ってしまいます。言われてみれば、昔は秋のニューヨークを題材にした歌がいろいろとありましたが、それも今や歌詞の内容にあるような秋の風情を感じることは難しくなってきました。昨今の気候変動によって春と秋は益々短くなり、暑い夏と寒い冬が長く、その間に雨期という、あまり嬉しくない状況の中、若い世代や子供達の季節感というのも、徐々に変わってきていることを感じます。

トピック1:止まることなくオープンし続けるニューヨークの新ライヴ・ハウス

 前回、ニューヨークはタイムズ・スクエアの名物人気ライヴ・ハウス「B.B.Kings」の閉店についてお話しましたが、閉店の感傷に浸る間もなく、新しいミュージック・ヴェニューは次々とオープンしています。カントリー音楽の聖地ナッシュヴィルにあるグランド・オール・オープリーのニューヨーク版キャバレー・スタイル(ディナー・ショー・スタイル)の店がタイムズ・スクエアに登場したことは以前にもお話ししましたが、閉店した「B.B.Kings」も経営していたブルーノート・エンターテインメント・グループが、ソニー・コーポレーションとのパートナーシップによって、元パラマウント・ホテルの地下に「Sony Hall」という、500席(立ち見の場合は1000人)キャパの新ホールをオープンさせました。
 この「Sony Hall」は閉店した「B.B.Kings」とほぼ同サイズのホールで、やはりディナー&バー・スタイルのクラシックなジャズ・クラブ・タイプと言え、更には出演アーティストのラインナップも「B.B.Kings」を踏襲している感もありますが、一番の違い・特徴は、そもそもは1930~40年代にボードヴィル・スタイルのレビューで大人気を博した「ダイアモンド・ホースシュー」という歴史あるサパー・クラブのデザイン&レイアウトに、その名の通りネーミング・ライツを持つソニーによって最新テクノロジーを生かしたディスプレイが導入されたことです。

 この21世紀のテクノロジーと戦前のクラシックなクラブという新旧の融合が、ニューヨークの音楽シーンに、また新たな“音楽の名所”を誕生させることになったと言えます。更にマンハッタンはダウンタウンに目を向ければ、大型ハリケーン「サンディ」による大被害の後、長らく改装工事中であったサウス・ストリート・シーポートのピア17が新装オープンし、そのルーフトップがその名も「The Rooftop」として2400席(立ち見3400人収容)の多目的ステージとなり、特に夏場はメジャー・アーティストの音楽コンサートの新名所となることが挙げられます。まずは8月1日のこけら落としは、大人気コメディアンのエイミー・シューマーがショーを行い、翌2日からはこれまた大人気バンドのキング・オブ・レオンが登場することになっていますが、それらに続いて、ダイアナ・ロス、グラディス・ナイト、マイケル・マクドナルド、スティング、スラッシュなどといった超大物アーティスト達も続々登場することになっています。しかもこのルーフトップからは、エンパイア・ステート・ビル、ワン・ワールド(新ワールド・センター・ビル)、ブルックリン・ブリッジ、そして自由の女神全てが見渡せるわけで、“ゴージャスなルーフトップでゴージャスなコンサートを鑑賞”という贅沢さが売りになっています。よって、この豪華で斬新なミュージック・ヴェニューの登場によって、ダウンタウンはミッドタウンと並ぶニューヨークのミュージック・シーンの拠点としても今後益々注目を集めていくことは間違いないでしょう。

トピック2:ニューヨーク市交通局主催の音楽ストリート・パフォーマンス

 前々回はニューヨークのストリート・パフォーマンス事情、中でも地下鉄におけるパフォーマンスについてお話ししましたが、今回は先日、毎年恒例のオーディションが行われたニューヨークの(交通公社)であるMTA主催の地下鉄構内パフォーマンスについてもご紹介したいと思います。これはMTAのアート&デザイン部門によって運営される「ミュージック・アンダー・ニューヨーク・プログラム」と呼ばれるもので、実は30年以上の歴史があります。
基本的には地下鉄構内のパフォーマンスですが、MTAが指定・提供する人通りの多い駅構内やターミナル内の30箇所をパフォーマンス・スペースとし、パフォーマンスにあたってはMTA側から出演アーティストの名前が入ったバナーも用意されます。このプログラムでは、現在300組以上の様々なジャンルのアーティストたちのパフォーマンスをフィーチャーしており、2週間単位のパフォーマンスにより、年間では7,000回以上のパフォーマンスを提供している非常に大きなプログラムです。今年5月のオーディションには300組以上の申し込みがあり、その中から最終的には20組強のパフォーマー達が選ばれることになっています。一見、通常の地下鉄パフォーマンスの選抜版・ハイクオリティー版という感じもしますが、もちろん演奏レベル的には質の高さが求められるものの、あくまでもMTAサイドが自分達の音楽プログラムや文化事業、更に大きく言えば広報宣伝活動の一環としてオーディションを行い、パフォーマーを選ぶわけですので、一概にはレベルの差を言うことはできません。応募者はそれぞれ5分間のパフォーマンスを審査員達の前で披露するわけですが、30人の審査員はMTAの同プログラムのスタッフを始め、音楽業界のプロフェッショナル達、ニューヨーク市の文化機関のメンバー達となり、演奏クオリティーと共に交通機関と言う環境下において“適正なパフォーマンス”という観点での判断がなされます。よって、当然のことながら、あまり音量の大きなパフォーマンスは敬遠されますし、クラシック系の室内楽やアコースティック系のパフォーマンスなどが多くなり、更にプログラム全体としてのバランスや多様性を考慮した選択がなされています。そのようなわけで、その音楽内容には好き嫌いや賛否両論が出てきますが、とは言え市の公共交通機関がこのようなプログラムを長年実施し、ミュージシャン達をバックアップし、彼らの演奏活動を奨励しているのは素晴らしい事であると言えます。

トピック3:ブルックリンの図書館が楽器レンタルを開始

 その蔵書の数や充実度は別として、アメリカは普段の生活レベルにおいてライブラリー(図書館)との接点が非常に密であると言えます。何しろ、子供の頃から、学校におけるプロジェクト(研究課題の発表)の準備と言えば図書館に行って資料を探すと言うのが常ですし、今では一般市民の読書率はかなり下がっているとは言え、普段の読書(本)も図書館でレンタルするというのはまだまだ一般的な方法であるといえます。図書館はリサーチや読書に限らず、音楽鑑賞や映画鑑賞などに関しても非常に有効な場であり、場所によってはかなりのCDやビデオDVDコレクションもあります。そうした中で、いかなる分野においてもニューヨーク市の中で最先端を行くと言われるブルックリンが、またまた興味深い初の公共レンタル・システムを導入しました。それが図書館による楽器の貸し出しです。これはアマチュアから熟練したミュージシャンに至るまで、楽器演奏を始めようと思ったり、自分自身の音楽教育を向上させたいと思いながらも、経済的に楽器購入が容易ではない人達に向けての新しい公共サービスです。貸与する楽器はヴァイオリン、アコースティック・ギター、ウクレレ、電子キーボード、ドラム・パッド、譜面スタンドといったところで、レンタル期間は通常2ヶ月単位となりています。
こうした楽器機材は図書館に行けば陳列されていてすぐに借りられるわけではなく、Eメールでレンタル申請を行い、希望する楽器機材の空きが出た段階で連絡をもらい、レンタル契約を行うという少々時間と手間のかかるものではありますが、それでも楽器機材がタダで2カ月間使用できるというのは市民にとっては嬉しい公共サービスであると言えます。ちなみにこのサービスは、ブルックリンの公共図書館と同地にあるブルックリン音楽院とのパートナーシップによって実現したプログラムで、楽器レンタルの先には同音楽院でのレッスン受講や割引・奨学金制度なども用意されています。それにしても楽器レンタル、つまり楽器演奏の奨励を公共サービスと考えるところにニューヨーク、厳密にはブルックリンの音楽に対する深い理解と積極的な姿勢というものを強く感じます。つまり、楽器演奏そして音楽というものを単なる娯楽や余暇のみとは考えず、市民生活における大切な文化活動の一部、または文化そのものと捉えている点が評価される点であると思います。これはブルックリンやニューヨークのみならず、アメリカという国全体において認識されている一つの概念・理解であるとも言えます。すべては公共自治体とそれぞれの音楽教育機関の予算次第ではありますが、今後こうしたサービスがニューヨーク市全域に広がっていく可能性は非常に高いと思われます。

トピック4:フォーク・ブーム(再人気)の到来

 ニューヨークのライブシーンにおいてここ数年、特に若者達の間で目立って増えてきていると感じられるのがカントリー系やブルーグラス系です。これは人種的に言えば基本的には白人系なのですが、カントリーやブルーグラスはフォーク・ミュージックの一部であるという見地に立てば、黒人系においてはカントリーブルースも一つのフォーク・ミュージックと解釈されますし、更に人種や国を超えて様々なフォーク・ミュージックが注目されてきているという一つの事実も見えてきます。そこにはアコースティック指向・回帰という動きも見えてきますし、ルーツ指向・回帰という点も見えてきます。楽器の電気化・電子化と共に、特にポピュラー音楽系においては音量の増大化が進み、音楽の場(ミュージック・ヴェニュー)が肥大化・密集化していき、更にはダンス・ミュージックやクラブ・ミュージックの興隆・流行によって、遂には楽器自体が不要無要となっていったこの20年ほどの動きの中で、アコースティック楽器やルーツ系音楽に再び注目が集まってきたことは至って自然な動きであると見ることもできます。
 そうした中で、今年で10年目となったブルックリンのフォーク・フェスティバルが益々注目を集めてきている事も興味深いと言えます。このフェスティバルは10年前にジャロピー・シアター&スクール・オブ・ミュージックというブルックリンの小さなミュージック・ヴェニューとの提携によってスタートしましたが、出演者・参加者は年々増え続け、規模も会場も大きくなっていきました。今年は4月の上旬に行われ、40組のパフォーマー達が三日間に渡って演奏を繰り広げましたが、今年の出演者達は白人系が中心と言えるカントリー系・ブルーグラス系といった白人系、黒人系が中心と言えるアコースティック・ブルース系、またはそうしたアメリカン・フォーク・ミュージックに限らず、メキシコ、アルゼンチン、インド、モロッコ、スペイン(フラメンコ)、アイルランド、ドミニカなど様々な国や地域や民族のフォーク・ミュージックが披露されました。フォークと言えば、60年代におけるギター弾き語りスタイルや、反戦ソングなどをイメージしがちですが、それは長く豊かなフォーク・ミュージックの歴史における単なる1ページでしかありません。いわばフォーク・ミュージックは、様々な民族、ひいては人類全体の定住・移住とその生活を背景とした、まさに民衆の音楽と言えることを、このフェスティバルは体現しているとも言えます。

【After Word】6月

今月号はいかがでしたでしょうか~??

 

気が付けば6月に突入しました!!

気温も徐々に上がり始め、弊社スタッフも「あっつー」と言いながら

出社してくる姿が増えてきました。

 

皆さん、水分補給はこまめに取りましょう!!

ご自身が思っている以上に体は水分を求めているそうですよー。

 

「のどが渇いた~」と思った時点では、もう遅いと言われてます。

とくに、人は寝ている間にかなりの汗をかくため、朝いちばんは水分が不足気味。

寝る前にコップ一杯の水分補給は重要です!

 

私も夏は苦手です。外に出るたびに汗だく…。

こんな体形でスポーツしてたのに?とよく言われますが、

実は汗をかくのはあんまり好きじゃないんです。

 

まあ私の余談は外に置いといて…。

今年の夏も暑さに負けず、ステップ一同頑張って参ります!!

(稲垣)

 

お問い合わせ、配信停止希望はコチラ>>!!

【STEP Info】春爛漫!東京も新緑が眩しいです♪

温かい日が増えてきましたね!

日によっての気温の差が大きな時期でもあります。

皆さんもどうぞ体調を崩さないように気をつけてください。

東京のスタジオでは先週、制作部の事務所の内側のガラスの清掃を業者さんにして頂きました。

ビルの外側は毎月お願いしているのですが、ビルの内側は荷物や棚などを一旦移動しなければならず朝からスタッフの皆で協力して荷物の大移動をしました。

綺麗になった窓からは道路沿いの街路樹の新緑がより美しく見えて、とても清々しい気分で仕事が出来るようになりました。

それではメールマガジンのスタートです。

【Shop in Azabu】DALIAN 大連餃子基地 麻布十番店

今回ご紹介するのは、こちら!

地下鉄南北線麻布十番駅の1番出口から出てすぐ右に入り、

2本目の路地を左に曲がると右手に見えてきます。

「DALIAN~大連餃子基地~」さんです!

 

過去の記事で見かけた方もいらっしゃるかもしれませんが、

過去の記事には載っていない、とても魅力的なメニューをご紹介いたします!

テラスがあり、おしゃれな雰囲気でいいですよね~!

 

     

沢山メニューがあり迷いますね~。

とてもおいしそうなので、全メニュー制覇したいです!

 

今回私が頂いたのは、こちら!

焼餃子セット!

私はこんな餃子初めて見ました。

羽が一枚ではなく、網目状になっているんですね~

食感は想像以上にぱりぱりで、ほんのりこんがりおいしく、少し甘みがありました。

そして、主役の餃子はとてもジューシー!

でも、全くしつこさはなく最後までおいしくいただきました。

一度食べたら、また食べたなる。そんな味でした。

 

そして、こちらは一緒にお店に行った、スタッフが注文しました、 

水餃子セット!!

+100円でご飯をミニチャーハンに変更できるとのことだったので

こちらは、ミニチャーハンにしたようです!

水餃子をひとつもらいましたが、

一口で食べないと飛ぶ危険性があるくらい肉汁たっぷりでした。

焼餃子も水餃子もとてもおいしかったです!

 

そして、このお店で一番といってもいいほど衝撃をうけたのは...

こちらの杏仁豆腐です!!

好き嫌いが分かれやすい杏仁豆腐ですが、

これを嫌いだという人はいないのではないかと思うくらい

魅力的な味でした。

とろっとしていて、まろやかな甘みでとてもおいしかったです。

 

今回このお店に行くのは2度目なので、

前回行った時の写真も載せておきますね。

油淋鶏セット

皮はパリパリで甘いたれが食欲をそそります。

 

麻婆豆腐セット

今回同様一緒に行ったスタッフが注文したメニュー。

とても辛そうでしたが、おいしいと完食していました!

 

ステップ東京オフィス・麻布スタジオにお越しの際は、

是非是非、お立ち寄ってみてはいかがでしょうか!

 

【DALIAN~大連餃子基地~】


[住所] 東京都港区麻布十番3-6-2 NS麻布十番ビル1F
[TEL] 050-5265-5331
[営業時間]月~日・祝日
11:00~24:00(L.O.23:00)
※テラス席は21:30L.O. 22:00 close 
ランチ 11:00~15:00(L.O.15:00)
[定休日] 12月31日、元日

 

(ムライ)

【MUSIC】黒豆ロックフェスティバル&いつまでも世界は…

メディアコミュニケーション部の橋本です!

暖かくなってきて、音楽・食などなど各地で様々なフェスが開催されております。
そんな中、私がお手伝いしているイベントをご紹介!

京都府のど真ん中、京丹波町・グリーンランドみずほで開催されている
黒豆ロックフェスティバル」。
今年で7回目を迎えます!

このイベントは、京丹波町で「自然」と「食」、
そして「音楽」を楽しもう・・・という主旨のもと
若い人向けだけではなく、大人の方々、そしてお子様からおじいちゃん、おばあちゃんまで
いろんな世代を交えてご家族で楽しんでいただけるような音楽イベントです。

京丹波町の「みどり溢れる自然」、そこで培われた「食文化」や「空気感」、
そして何より「人のやわらかさ、おおらかさ」、京都市内はもちろん、
その他の地域に方々に認知して頂けるよう
ボランティアスタッフのみなさんと一緒に頑張っております。

この黒豆ロックの中心人物は、FM京都・ABCラジオのパーソナリティ「しもぐち☆雅充」
そして、京都屈指のギタリストであり、FM京都DJの「後藤晃宏」、
さらにFM OH、FM京都など関西のラジオを牽引する「谷口キヨコ」。

この3人のバンドはもちろん、関西を中心に活動しているバンド、ミュージシャン
そして、仲の良いDJさんなどに来ていただき、
食と音楽、TALKで、お客さんの1日を演出!!
天気が良ければ、最高の1日になること間違いなしですー♪

今年の出演者は、花*花、LOVE LOVE LOVE、ベベチオをはじめ・・・→→こちら

是非、心の片隅に小さく・・・いや、大きくメモをお願いします!!

そして、毎年同じ日になってしまう音楽イベントが・・・
こちらは、後輩ディレクター杉本からご紹介させていただきます。

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橋本先輩よりバトンを引き継がせていただきます、杉本です。
私が紹介させていただくのは、同じく5月27日(日)に京都市内で開催される
いつまでも世界は…第七回」です。

このイベントは京都の街を使ったライブサーキットで、
タイトル通り、今年で七回目の開催となります。
このイベントを主催するのは「ザ・シックスブリッツ」というロックバンド。
そのフロントマンの「西島衛」という人物が中心となって開催。

東は木屋町、西は新町、三条から四条界隈までぐるっと巻き込んで、
ライブハウス、飲食店、クラブなど様々な場所、全27会場でライブが行われます。

出演者は、ザ・シックスブリッツをはじめ、
京都のみならず全国区で活躍するバンド・ミュージシャンから、
地元・京都で活動を行うアーティストまで全140組以上が出演。
1日を通して、京都市内中心部のあちこちで音楽が鳴り響くイベントです。

音楽はもちろんですが、様々なお店でライブが行われると言うことで、
初めて足を踏み入れる場所、お店の出会いなどもあり、
興味、活動の幅が広がる1日になると思います。

27会場の中には無料で入ることができる場所もありますし、
ミュージシャンやオーガナイザー、レーベルが、
1日イベントをプロデュースするという会場もあります。

キッズスペース、お子さんの一時預かりとなる場所もあり、
しかも高校生以下は、学生証を持参すると無料で参加できるなど、
幅広い層に1日音楽を楽しんでもらえるよう、毎年様々な取り組みが行われています。

野外でノビノビ音楽を楽しみたい方は「黒豆ロック」へ、
街なかで様々な音楽に出会いたい方は「いつまでも世界は…」へ。
5月27日は、各地で音楽が鳴り響く「京都」へぜひお越しください!!

【After Word】 5月

5月に入ると日差しの中に初夏のにおいが混じってきますね。

 

「目に青葉、山ホトトギス、初ガツオ」、

これは江戸時代の俳人・山口素堂の有名な句。

粋を重んじる江戸庶民がこの季節に好んだものを並べて詠んだものです。

 

新しい葉がぴかぴかと輝き出し、山ではホトトギスが鳴き、

初物のカツオを、高くても盛りの前に食すのが粋の極み!

とばかりに人々が食卓にのせていく。

何百年も前から、この時期は、皆が活気を帯び、生命力が溢れる季節なのでしょう。

 

ここで、ちょっと気になったのが、ホトトギスの鳴き声。

ホトトギスって、どんな鳴き声?

「ホーホケキョ」、、、、、、

それはウグイス。

 

ホトトギスはというと、、、

「キョ、キョキョキョ」や「テッペンカケタカ」

「クワ、クェ、クワクワ」や「特許許可局」、、、など

その鳴き声にはいろんな表現があるようなのですが、、、、。

ここは私もステップの一員!正確無比に表現せねばと聞いてみました。

https://www.youtube.com/watch?v=JyEYApCY-dM

んん~、「ホト、、、トギスよっ!」にしか聞こえない。。。

まだまだ私の精進は続くようです。

 

もちろんステップのスタッフは「ええ耳」の持ち主ばかり。

皆さまからのご用命お待ちしております。

 

5月は新しい芽吹きの季節!目も耳も口も新鮮にして溌剌にまいりましょう!

 

    (フクイ)

 

次の配信は6月上旬の予定です。

 

お問い合わせ、配信停止希望はコチラ>>!!

 

【I Love NY】月刊紐育音楽通信 May 2018

天候的には中々春らしくならないニューヨークですし、気温の変化は激しく、そもそも日本に比べて四季のバランスが偏っている(つまり、夏と冬が長く、春と秋は短い)ニューヨークですので、ワシントンDCのみならず、近年は益々ニューヨークでも春の風物詩の一つとなりつつある桜の花見も、満開の期間は僅かであり、またタイミングも読みにくいため、今一つ注目度や盛り上がりに欠けるものがあります。

 とは言え、春の兆しを感じれば、多少肌寒くても薄着で我慢しながら(?)日光浴をするのがニューヨーカーとも言えますし、ニューヨーク市内の公園は週末のみならず、平日の日中も人で溢れています。

 マンハッタンを代表する公園と言えばセントラル・パークですが、広さは圧倒的に小さくはなりますが、ミッドタウンのド真ん中に位置するブライアント・パークは、実はセントラル・パークよりも歴史の古い公園です。四方を摩天楼に囲まれた公園内にある広場は冬場はスケート・リンクとなり、冬場以外は映画、ミュージカル、クラシック音楽のコンサート、ジャズ演奏なども行われ、周辺に居住・勤務するニューヨーカー達がランチや趣味など思い思いにくつろぐ憩いの場であるわけですが、この公園に隣接した名所にニューヨーク公共図書館があります(市内に数多くある市立・公立図書館とは別の独立法人による私立図書館です)。

 ここは正面玄関前の2頭のライオン像とその建築様式(ボザール建築)で有名で、膨大な蔵書自体に関しては一般的にはそれほどの関心度はありませんが、実はこの図書館内には「くまのプーさん」のオリジナルの人形達という意外な展示物があります。

 「くまのプーさん」は、作者A.A.ミルンが自分の息子クリストファー・ロビンと息子が大事にしていた人形達を主人公に仕立てたファンタジー・ストーリーであることはよく知られていますが、その息子が実際に所有していた人形達が、この図書館に保管されているのです。保管・展示と言っても大袈裟なものではなく、地下にある子供の蔵書&読書スペースの一角に、プーさん、コブタくん、ティガー、イーヨ、カンガ達が仲良く並んでガラス・ケースの中に収まっているだけです。しかし、これは私を含め、「くまのプーさん」で育ったような“プーさんファン”にはたまらない展示物であると言えますし、すっかり擦り切れてボロボロになった“本物のキャラ達”と対面できるのは何とも感慨深く、心癒されるものがあります。

 

 

 

トピック1:タイムズ・スクエアの名物ライヴ・ハウス「B.B.Kings」閉店

 

 ライヴ・ハウスの閉店は、ニューヨーク特にマンハッタンにおいては珍しいことでも驚くべきことでもありません。何しろ家賃は常に目を見張るほど高騰し続けているわけですから、マンハッタンでは大型CDショップは消滅し、本屋も風前の灯となり、人気レストランでさえも一寸先は闇と言っても良い情況であるわけです。

 ダンス・ミュージックやクラブが若者カルチャーの主流となり、音楽鑑賞自体もダウンロードやストリーミングが主流となることによって、ライヴ・ミュージックは益々退潮の一途を辿っていきましたが、それでも中高年齢層や観光客をうまく取り込んだミュージック・クラブは何とか生き残っていると言えました。

 

 そうした中で最近、ライヴ・ミュージック自体が活性化とまではいきませんが、少しずつ復調の兆しも見せてきていたことは事実でした。それなのに、“中高年齢層や観光客をうまく取り込んだミュージック・クラブ”の典型とも言える名物人気ライヴ・ハウス「B.B.Kings」の閉店は、音楽関係者の間でも少なからずショックを与えています。

 「B.B.Kings」はタイムズ・スクエアは42丁目のど真ん中にあるという最高の立地条件と、懐メロ系音楽&バンドをラインナップの中心にしつつ、新進・中堅・隠れた実力派アーティストなどのコアな音楽ファン向けのブッキングも取り入れ、また観光客を惹きつける企画、という多角的なアプローチで常に満員状態であったべニューでした。もちろん場所が場所ですので、以前から家賃高騰で移転・閉店の噂はありましたが、それでも「なんとか維持できるだろう」と楽観視もされていました。それが遂に不安が現実となってしまったというわけです。

 

 私自身もこれまで観客としてはもちろんのこと、プロデュースやマネージメントしていたアーティストが何度か出演し、長きに渡ってその表も裏も体験してきただけに、今回の閉店には何とも寂しい思いがあります。

 しかも、全ての料金がニューヨーク(マンハッタン)の中でもダントツに高いタイムズ・スクエアにあって、「B.B.Kings」のミュージック・チャージは大半が$50前後という良心的と言えるものでした。ウェイターやウェイトレスを始めとする従業員の数も決して少なくは無く、待たされることが当たり前のニューヨークにおいても、そのサービスは決して悪くはありませんでした。しかし考えてみれば、こうしたクオリティの維持も、残念ながら今の不動産状況から考えれば、あまり現実に即した合理的・経済的なものとは言えなかったのかもしれません。

 偉大なるその店名の主であるB.B.キングは既に3年前にこの世を去りましたが、B.B.に次ぐ伝説的な巨匠ブルース・ギタリストと言えるバディ・ガイが「B.B.Kings」の最後のステージを飾ることになりました。

 

 

トピック2:音楽もの・アーティストものが目白押しのミュージカル

 

 アメリカ3大ネットワークのテレビ局が、1日1回限りのスタジオ・“ライブ”・ミュージカルの放映を始めたことは、以前にもお話しましたが、その後も、この試みは続いており、今年はイースター(キリスト教におけるイエス・キリストの復活祭)の日となった4月1日の夜に「ジーザス・クライスト・スーパースター」が上演・放映されました。

 このミュージカルは、基本的に音楽を伴わない台詞のみというのは無く、歌(音楽)が全てという、ミュージカル史上最も音楽的なミュージカルとも言えますし、1971年の初演前にまずは音楽のみのレコード版が発売され、ディープ・パープルのイアン・ギランがイエス役を務めたことも当時大きな話題となりました。

 

 ストーリーはイエスと彼を裏切ったユダの愛憎劇を中心としたイエスの最後の7日間をテーマにしたものですが、イエスの7日間の生涯というよりも、主役はユダとも言えるほど彼の存在感が圧倒的で、苦悩するイエスと共に、ユダのイエスに対する批判や失望という新解釈が加えられたため、初演から常に保守・原理主義的なキリスト教徒やユダヤ教徒の間では批判や抗議行動が起こってきた問題のミュージカルと言えます。

 今回のテレビ・ミュージカル版では更に、非白人がイエス・キリストやユダを始めとする使徒達を演じる快挙となったため、それも更に論争を巻き起すことにもなりました。しかもトランプ政権下で政治的にも宗教的にも偏った保守右派が再び台頭している今のご時勢ですから、何とも残念な批判酷評(というか誹謗中傷)もいろいろとあり、有名人・著名人・一部のメディアも含めて「黒人のイエスや刺青をした使徒などは受け入れられない(観るに耐えない)」といった声も上がり、それらには白人至上主義者のみならず多くの保守派キリスト教徒達から賛同・賞賛の声も上がるなど、相変わらずの分裂・対立ぶりも見せています。

 

 主演は既にグラミー賞10冠に輝き、実力的には圧倒的な評価を受けているジョン・レジェンド。彼はマーティン・ルーサー・キングJrに率いられたアラバマ州セルマからモンゴメリーへの行進(いわゆる「血の日曜日事件」)をテーマにした映画「グローリー/明日への行進」の主題歌でアカデミー賞を、そしてプロデューサーを務めた舞台「Jitney」でトニー賞を受賞していますので、もしも今回のミュージカルでエミー賞を受賞すれば、何とショービジネス界の4大アワードを制覇することになります。

 出演者は他にも中々豪華且つ興味深く、ヘロデ王には、アリス・クーパー。イスカリオテのユダには、これまで数回トニー賞にもノミネートされている若手実力派のブランドン・ヴィクター・ディクソン。マグダラのマリアには、これまで数回グラミー賞にノミネートされている若手実力派シンガー・ソングライターのサラ・バレリスが本格的なミュージカル初挑戦となりました。

 レジェントの熱演とアリス・クーパーの“怪演”は大きな賞賛を受けましたが、特に最近、歴史的にも宗教的にも、そして女性の権利運動が盛んな今の世相的にも益々再評価が高まっているマグダラのマリアを見事に演じ表現したバレリスは、今後益々注目の存在となりそうです。

 

 そうした中で、テレビ業界のみならず本家ミュージカル界でも音楽系・音楽アーティスト系の新作プログラムが続々と登場してきました。中でもドナ・サマーとシェールのミュージカルは今年一番の話題作とも言えそうな勢いです。

 この二人はどちらもアメリカのポピュラー音楽を代表するアイコン的なクイーンでありディーヴァであると言えますし、しかもどちらも声の存在感は圧倒的です。地声の凄さではアレサ・フランクリンやチャカ・カーンも敵わないと言われるドナ・サマー(ドナ本人は子供時代、自分の声は警察のサイレンみたいで嫌いだったそうですが)。見た目のインパクトに圧倒されがちですが、実はドスの効いた凄みのある声も誰にも真似のできないシェール。文字通り唯一無二のクイーン/ディーヴァと言える2人のミュージカル作品は今、アメリカの音楽業界においても大変話題となっています。

 

 ドナ・サマーは言わずと知れたディスコ・クイーン。シェールも98年に世界的な大ヒットとなった「Believe」ではグラミー賞の最優秀ダンス・レコーディング賞も受賞し、新しいタイプのディスコ・クイーンとしても君臨するようになったと言えます。どちらも強烈なパブリック・イメージを持ちながらも、それらに縛られること無く、素のまま地のままに生きてきた力強い女性達ですし、それぞれに様々な葛藤を乗り越えてきた人間であるのも興味深い点です。

 

 ボストン生まれで黒人教会育ちのドナは、10歳の時に通っていた黒人教会で歌い始めたのがきっかけという、黒人シンガーとしては典型的なパターンとも言えますが、プロとしてはミュージカル「ヘアー」のドイツ公演に参加後約8年間ドイツを拠点に活動し(故にドイツ語堪能)、最初の夫はオーストリア人で、その死去まで良きパートナーであった再婚の夫も白人(ドナと共演活動も行っていたニューヨークのバンド、Brooklyn Dreamsのメンバー)ということで、その後の活動や私生活は“典型的”とは言えない興味深い点が多々あります。

 “ディスコ・クイーン、ドナ”は、ドイツ時代に出会ったジョルジオ・モロダーによってビジネス的・プロダクション的に作り上げられたものですが、ドナとモロダーの関係には一つの理想的なシンガーとプロデューサーの関係を見ることもできます。それはアイディア・戦略だけではない本当の意味での共同制作と良い信頼関係とも言えます。

 ドナは単なるシンガーではなく、優れたソングライターでもあり、彼女のヒット曲の多くは実は彼女自身の作品でした。ちなみに、ドナ自作自演の代表曲の一つに彼女のメジャー・デビュー曲となった「Love To Love You Baby(愛の誘惑)」がありますが、曲中で囁くような歌声と共に喘ぎ悶え続け、23回のオルガスムが訪れる(どうやって数えたのか…)とも言われたこの曲は、元々他のシンガーのためのデモ曲としてドナがレコーディングしたものが、結局ドナ自身の作品として発売されることになり、しかもそれによってセックス・シンボル的なレッテルまで貼られることになりました。敬虔なクリスチャンであるドナは、そのことに罪悪感を感じ、ある時期から約25年間、この曲を自分のコンサートでは取り上げないという“封印”を行ったわけですが、これにはドナ自身の長年に渡る葛藤があったと言えます。

 そんなドナのドイツからの“出戻りアメリカン・ドリーム人生”を、3人のドナが登場して歌い踊るという新ミュージカル「Summer」は、昨年11月にサンディエゴでプレミア公演が行われ、いよいよ4月からニューヨーク・デビューとなります。

 

 一方のシェールは、60年代からソロ活動をスタートさせていますが、10台からのデビューでしたので、実は年齢はドナよりも2歳上なだけです。

 ネイティヴ・アメリカン、ドイツ系、アイルランド系、アルメニア系の血が流れ、実にエキゾチックな顔立ちのシェールはソニー・ボノとのコンビで60年代後半には次々と大ヒット曲を連発し、70年代前半はTV番組「ソニー&シェール・ショー」で更に爆発的な人気を得ていきました。しかし、この栄光の時代は、マス・メディアの中心にあって極めてパブリック・イメージが重視され、またそれに束縛された点で、シェールにとっては本領を発揮できない葛藤の時期でもあったようです。よって、ソニーとの離婚・独立以降が、いよいよシェールの本領発揮となる真の“女王誕生ストーリー”とも言えます。

 とは言え、ボノとの離婚後のシェールの人生は正に波乱万丈と言えるものでした。先日亡くなったサザン・ロックの帝王とも言えるグレッグ・オールマンとの再婚は大変話題にはなりましたが、シェールのみによるTVショーやソロ・アルバムの商業的不成功と、常に各方面からの批判にさらされてきました。

 それらをはねのけながら、また浮き静みしながらも、何度も何度もカムバックを果たしてはヒット曲を出したり、ある意味音楽界以上に映画界において評価・成功を勝ち得たり、といった不屈の精神力と活動が、現在のシェールに対する(特に女性から)圧倒的な人気・支持になっていると言えます。

 しかも、アーティストとしての活動以外にも、戦没者や退役軍人達、難病の子供達、AIDS患者や犠牲者に対する基金の設立・運営、LGBTQの権利活動や最近ではトランプとその政権に対する激しい批判など、慈善運動や権利活動家としての側面も、彼女の人間的魅力を一層強めています。

 そんなシェールの伝記ミュージカル「The Sher Show」は、まずはシカゴにて6月中旬から1ヶ月開演され、その後いよいよ11月にニューヨークにやってきます。

 

 

 

 

 

 

【STEP Info】春だ!新生活だ!新入社員だ!

4月になりました。

今月は新生活・桜・入学式などワクワクする単語に触れることが多く
楽しい気分になれるので私は大好きです。

「入社日ってスーツがいいんかなぁ…でも制作会社やしなぁ…動きやすい恰好かなぁ」
「会社に入ったら、でっかい声であいさつせなアカンなぁ」とか
爽やかにはじらっていた14年前の春。

変わったことといえば、主には体重

当時の私に教えてあげたいことは、
「現場にある大量のお菓子はトラップだよ」です。

そんなこんなで、弊社にも新しいスタッフが入ってきました。
「研修中」の名札をつけてスタジオで見学させて頂くことも多々あるかと思いますが
どうぞ暖かい目で見守っていただければ幸甚です。

 

まず 制作部(東京)

村井 智香(左)
今年の春に大学を卒業し、ステップに入社しました。
大学では、音楽を中心に学び音楽の無限の可能性により引き込まれました。
これから、音楽に関わり音楽に囲まれて仕事が出来ることが楽しみです。
色んな事に挑戦し、お仕事を任せてもらえるように頑張ります。


大岡 真一郎(中)
配属の前日に都内への会社勤めということもあり気合いを入れるために
浦安の深夜までやっている美容室へと散髪に行ったら
「お疲れっス~ なんのアトラクションですか?」
・・と尋ねられました。
電子音楽とピアノのインストが好みで、東京都美術館で美術家とコラボレーションしたり
Googleのゲーム音楽の作曲やサウンドデザインとかロボットバンドが幕張メッセで演奏する為の曲など
をスクエアプッシャーと共演で作ったりしてます。

特技はサウンドインスタレーションの美術制作と音響設計です。
ガストとマクドナルドが好きです。

福井玲子(右) ※東京制作部デスク
新人です!そうは見えないかもしれませんが新人です!
東京に住んで3年、ご縁を頂きステップ東京オフィスで働かせて頂いております。
東京に来る前は中国に住んでいました、中国地方やありません。チャイナです。

その前は大阪におりました。大阪に居る頃から続けてナレーターをやってます。
その他、劇団をやったり、バンドをやったり、相変わらずやりたい放題のマダムです。
よろしくお願いします!


続いて録音部(東京)

室井 美希(左)
専門学校卒業後、テレビ番組の編集アシスタントを経て、
2月に東京の録音部に入りました。
21歳です。まだまだフレッシュなつもりですが、
無意識のうちによく「よっこいしょ」と言っています。
少しずつ成長していきたいと思っておりますので、
色々お手数おかけしますが、皆様よろしくお願い致します。


内田 雅巳(右)
名前の読み方がマサミと女性のような名前ですが、男性です。
以前は東京芸術大学で映画の勉強しておりました。
魚料理が好きです。
最近聴いた音楽だとジム・オールクがやってるボブ・ディランのカバーアルバムが
すごく良かったです。早く仕事を覚えてられるよう、頑張ります。
よろしくお願いいたします。

以上、はじめから長くなってしまいましたが、4月のステップメルマガスタートです!
(おおた)

【Shop in Tanimachi】湖陽樹

今回ご紹介するのは谷町四丁目のお店「湖陽樹(こようじゅ)」さんです!
谷町四丁目駅からすぐの「大江ビル」の16階にあります。
店内はすごく広く、そこからの眺望はこのような感じ。


天満のほうまで見えますね~関テレさん。

メニューはこちら!!


みなさんすごく食い入るように見ていらっしゃり、必死に撮影しました。

 

どれもおいしそうで迷います。
ドリンクバーもセットでついてきますよ!

私が頼んだものはこちら!「四川ランチ」かなりよくばりなセットです。

 

四川なので、すごく辛い!汗が止まりませんでした。
なんですが病みつきになる辛さで、白ご飯と合う~!
麻婆豆腐はかなり山椒が効いてました。
ご飯お変わり自由ですので、いっぱい食べてください!!
一番有名なメニューは担々麺!
麺と絡みあって、こちらもすごくおいしいです。

デザートに杏仁豆腐がついてました。
こちらで辛くなった口を休憩させて、ドリンクバーでほっと一息。眠くなりますね。

お昼寝にぴったりな季節…

 

みなさん谷町ステップにいらっしゃった際は、ぜひお立ち寄りください!

 

(ナカガワ)

【MUSIC】京都あれこれ

メルマガ初投稿です。
1999年入社。ラジオ班の仲川です。

ラジオ班は現在、関西のいろんなラジオ局で番組を制作していますが
一番お付き合いが長い局はα-Station(FM京都)です。
そのためラジオ班スタッフは京都在住がほとんどです。
(ただ生粋の京都人は1名ほどですが苦笑)

MUSICのメルマガ枠ではありますが
今回は新年度スタートの意味も込めて「京都」をテーマにお話しを。

京都と聞くと、かつては「学生の街」でしたが
関西エリア外からすれば「観光都市」のイメージですよね。

ここ数年、国内外から訪れる観光客数は右肩上がり。
市内でいえば、一通の細い路地でさえホテル建設ラッシュ。
寺社仏閣の世界遺産はもちろん、
ラーメンも、町家ご飯も、喫茶店でさえも連日大盛況。

90年代の「そうだ、京都行こう」キャンペーンの時もすごかったですが
やはり21世紀は、インターネットの普及。
さらにいうとSNSの台頭が要因ですよね。

京都に住む人々からすれば
行き慣れたお店に行けなくなった。
隣が民泊をはじめて大騒ぎなど、嘆き節も聞こえてきますが
ラジオの世界でいうと、イイことも!
radikoの普及で従来のエリアだけでなく、
全国どこにいても
地方のラジオを聴いてもらえるようになりました。

全国で聴いてもらえるなら…と、
α-Stationでは全国区のアーティストを起用した番組編成を
2015年に行い、弊社担当枠でいうと、
くるり、10-feet、ロットングラフティ、高野寛、
どついたるねん、岡崎体育に、スカート。
そのほかにも、D.A.N、ジム・オルーク、カクバリズム。
この4月からは、
コーネリアス、UA、KenKen(Rise / Dragon Ash)の番組もスタート。
もちろん地元京都のアーティストも網羅。
この春からはHomecomingsの番組もスタート。
音楽ファンからすればたまらない人選ですよね!
http://fm-kyoto.jp/

さて前置きが長くなりましたが、、、
京都に住む人たちは嘆いてばかりではありません。
古き良きものも愛すれば、新しいものも大好きな京都人ですから、
地元ならでなのお気に入りスポットを日夜探し求めています。

ここからは そんな京都に住む人々が愛するスポットを
まとめて挙げていきます。

■「食堂おがわ」
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26013892/
↑いま京都は30代/40代の若い料理人による小料理屋ブーム。

割烹/料亭ほど敷居が高いわけでもなく、
でも町家ごはんほどカジュアルでもない。
同世代が1ヶ月のご褒美にと通うようなお店です。
(といってもすでに予約困難ですが…苦笑)

■「in the soup / in the moon」
http://inthesoup.jp/
↑5月からは鴨川で「床(ゆか)」がはじまりますが
京都の街並みを見渡せるルーフトップバーもおすすめです。
(期間限定なのでお出かけの際はHPでご確認下さい)

■「拾得」
http://www2.odn.ne.jp/jittoku/
↑磔磔と並び、国内でも指折りの老舗ライブハウス。
3月は山下達郎がアコースティックライブしてましたね。
44年前に「東京に帰れ」とヤジを飛ばされた場所。
あの時のオヤジさん。
今の達郎さんを見たら何て言うんでしょうね笑

 

■「京都メトロ」
https://www.metro.ne.jp/

↑世界でも珍しい、地下鉄の駅構内にある「クラブ」。
ジャンルも国籍も問わず
連日、こだわりのイベントが行われています。

京都にお越しになる際の参考になれば幸いです。
(仲川👓)

【I Love NY】月刊紐育音楽通信 April 2018

 去る3月24日(土)に行われた「マーチ・フォー・アワ・ライブス(私たちの命のための行進)」は
アメリカ史上歴史に残るデモンストレーションとなりました。
一部のメディアは、ワシントンDCで の参加者のほとんどはリベラル派の大人達で、
子供達はごく僅か(10%未満)で あったとも報道していましたが、
確かにワシントンDCではそういう見方はできます。
そもそもワシントンDC在住であればともかく、広大なアメリカ国内において、
高校生(または高校生以下)達が自力でワシントンDCにやってくるというのは物理的・金銭的に
どれだけ大変なことか。
しかも銃保持賛成派の親や学校からの反対や規制・処罰などもある中での参加なわけですから、
全体数の10%未満であったとしても、それは大いに評価すべきことと思います。
また、子供達の自発 性よりもハリウッドのセレブを含めたリベラル派の大人達の後押しについて
批判するメディアもありましたが、これもそもそもお金も選挙権 も無い子供達なのですから、
財力・権力のある大人達がサポートしなければ何も前には進みません。

 先日のマーチはワシントンDCが中心でしたが、その他私の周辺で知り得る限りでも
ニューヨーク(マンハッタン、ク イーンズ、ロング・アイランド)、ニュージャージー、ボストンなど、
中心部のみならず郊外の小さな町においても、マーチは子供達と彼らを サポートする親や教師達を中心に大いに盛り上がりました。
各地それぞれに立派で感動的なスピーチがありましたが、
私はやはりワシントンDCでのキング牧師の孫娘のスピーチが大変感動的でした。
まだ9歳の彼女は、祖父キング牧師のスピーチを引用し、
「私にも夢がある」と銃の無い世界への 夢を語りました。
これにはメディアにみならず、リベラル派の大人達さえも「そんなことは絶対不可能だ」と、
しばし絶句したと言えます。
しかし、彼女の夢は子供じみた、馬鹿げたものなのでしょうか。私にはそうは思えません。

 先日、引退した元最高裁判事の一人が、憲法の一部であり国民の武器所有権を保証する
修正第二条の廃止を呼びかけたことは中々ショッキングでした。
もちろんトランプはすぐさま「廃止は絶対に無い」 とカウンターを浴びせましたが、
そう言っていられるのは、彼の首がまだつながっている間のことでしょう。
更にその後の世論調査では、修正第二条を廃止すべきという意見が、何と25%になりました。
たった25%? いえ、銃規制を語ること自体がタブーの国で、修正第二条の廃止に賛同する声が
四分の一にも達したということは実は快挙であると言えます。

 まだまだ時間はかかるでしょうが、いよいよアメリカは大き く動き始めていると言えます。

 

 

トピック1:ニューヨークのストリート・パフォーマンス

 

 ニューヨーク観光の楽しみの一つ、またはニューヨークの文化を代表するものの一つに
ストリート・パフォーマンスがあることは昔からよく知られています。
確かにストリートにおいて、これほどの数の、そしてこれほどバラエティ豊かなパフォーマンスが
繰り広げられる街は、世界中どこに行っても他には無いといえるでしょう。

 ニューヨークにおけるストリート・パーフォーマンスの場所は、
その名の通りストリートつまり路上と、地下鉄の駅構内や車内というのが非常にポピュラーです。
特に極寒のニューヨークの冬においては、ストリートでパフォーマンスを行うというのは
狂気の沙汰というか命取りにもなりかねませんので、冬場は地下鉄の駅構内での
パフォーマ ンスが圧倒的になります。

 地下鉄の駅構内の場合、その多くは駅の改札口付近の人通りの多いエリア、
そしてマンハッタンを中心としたニューヨーク市内計24本の地下鉄線の乗り換え移動の際に
利用される地下接続通路内、そしてプラットフォーム上ということになりますが、
地下鉄の車内でもパフォーマンスはよく行われます。

 日本のような常時満員電車状況ですと、
車内でのパフォーマ ンスは信じられないかもしれませんが、
ニューヨークの場合は車内が身動き一つできない寿司詰めになるということは滅多にありませんし
(と は言え、最近益々悪化というか末期的状況を呈しているニューヨークの地下鉄の運航状況においては、そういうケースも段々増えてきていま す)ある程度混雑した車内においても、
パフォーマー達は巧みに(時に強引に)スペースを作ってパフォーマンスを繰り広げます。

 車内でのパフォーマンスの場合は“身軽さ”と“コンパクト さ”がマストですので、
アカペラ・シンガー(ゴスペルからオペラまで)や、ラッパー、
アコースティック・ギターの弾き語りなどが多いです が、意外と多いのがメキシコ系のマリアッチです。本場のマリアッチは本来大編成で演奏されるものですが、地下鉄車内のマリアッチ演奏は
大体ギターとアコーディオンとベースによるトリオ編成を多く見かけます。
ベースはハンディさの面からもアンプのいらないアコースティックと なり、
つまりベーシストは大きなアップライト・ベースを担いで車内に入ってくるわけです。
彼等は主に朝の通勤時間に演奏することが多いので、混雑している車内に僅かなスペースを
見つけては演奏を始めます。
一駅の移動中にきっちり1曲 を歌い終え、次の駅に停車してドアが開くと、
すぐさま隣りの車両や反対側の車両に飛び移っていく彼等の身のこなしは、
その音楽以上に軽やかと言えます。

 ストリート・パフォーマンスにはダンスや手品など、音楽以外のパフォーマンスも多く見られますが、
車内でのダンス・パフォーマンスというのも、実はかなり見応えがあります。
大半のニューヨークの 地下鉄の場合ドアから入ってすぐ目の前のスタンディング・エリアに
天井と床とを繋ぐ手すりバーがありますが、これがパフォーマンスの “道具”にもなります。
つまり、このバーに捕まり、バーを利用し回転したり宙返りをするなどのダンス・パフォーマンスを
行うわけです。
ダンスの種類はやはりヒップホップ系が圧倒的ですが、
バーを使うため通常の路上パフォーマンスよりも、かなりアクロバチックなパフォー マンスとなります。

 ですが、ダンスの場合は一駅の移動中という短い時間ですと 少々物足りなさがあります。
よって、このアクロバティックなヒップホップ・ダンス・パフォーマンスのメッカは、
複数の駅を通過するエクス プレス(急行)のラインとなり、
最も代表的なラインはミッドタウンとハーレムを行き来するAラ イン(デューク・エリントンの名曲「A列車で行こう」で有名)やDラインと言えます。
私は日曜日のチャーチでの演奏のために、これらのラインをよく利用す るのですが、
パフォーマー達はスペースがあると車内の床を転げまわって回転したり、
時には客の座っている目の前(頭上)の手すりまで利用 して回転したりもするので、
思わず顔を蹴られそうにもなり、中々スリリングです(笑)。
ですが、最近ハーレムは地下鉄を利用して向かう観 光客も更に増えてきましたし、
お洒落なレストランやバーなども増えてきたため、ハーレムに向かうラインはどこも
一層混雑してきているの で、パフォーマーにとっては段々やりにくい状況になっていると言えます。

 音楽系パフォーマンスに話を戻し、場所を車内からプラット フォームや駅構内の通路などに
移すとパフォーマンスの種類は正に何でもありの状況になっていきます。

 クラシック音楽のバイオリンやチェロやフルートなどのソロ 演奏からアンサンブルまで、
ジャズ系のサックスやトランペットのソロから小編成のジャズ・バンドまで、
ブルース/ロック/ジャズ系などあ りとあらゆるスタイルのギター・ソロやベース・ソロやバンド演奏、
インドのシタールやタブラほか様々な民族楽器演奏、スネア・ドラムのみ やドラム・セット、
パーカッションなどのソロやアンサンブル、胡弓などの中国系楽器、
バケツ類を使ったドラム・パフォーマンス、
DJ(即席自前ブースをセッティングし、ラッパーやダンサー付きの場合もあり)、
スポーク ン・ワード(朗読)などなど、とにかく何でもありです。

 よって、例えばバッハの無伴奏チェロ・ソナタの隣りでは ラッパーが過激なライムを自作自演し、
その向こうでは中国音楽が悠々と奏でられ、
反対側ではアフリカン・パーカッションの競演(狂演?) が繰り広げられる、といったカオス的状況も
見られたりするわけですが、パフォーマー達は皆、相手の邪魔をしないレベルできちんと
距離を保 つ礼儀を心得ています。

 通勤・通学などの忙しい人通りの中でのパフォーマンスですから、
通行の邪魔にならないかと思われるかもしれませんし、アンプの使用も含めて音量が
かなり大きいパフォーマンスもありますので、地下鉄利用客からのクレームもあるのではと
思われるかもしれませんが、実はトラブルはそれほど多くは見受けられません。
例えばニューヨークの レストランやバーなどは大声で話さないと聞えないほど賑やか(というか喧しい)ところも多いですし、そもそもアメリカ人の騒音レベルに対する許容度・我慢度は
日本人とは大きく異なります。
よって、よほどの轟音・爆音でない限り、見過ごす(聴き過ごす)というか楽しんでしま うのが
“ニューヨーク流”でもあると言えますし、実際に良いパフォーマンスがあると、
通りすがりの地下鉄利用客達が踊りだして一緒に楽しんでいる光景にもよく出くわします。

 ストリート・パフォーマンスに関しては昔からいろいろとレギュレーションも変ってきましたが、
特に最近はパフォーマンス自体に比較的寛容であるだけでなく、
しっかりとしたガイドラインと許可申請 (または規制)も行われていますので、
それもトラブルが起こらない大きな要因になっていると言えます。

 現在、ストリート・パフォーマンスに関しては特設ステー ジの設営を伴うイベント、
広告宣伝・販促を目的としたパフォーマンス、公園内やその周囲でのパフォーマンス、
フェリーのターミナル駅構内 を除き、パフォーマンス自体の許可申請は必要ありません。
必要があるのは「サウンド・デバイス」と呼ばれる大音量のスピーカーや拡声器な どの
機材に関する使用許諾(ニューヨーク市警に申請)で、現在一日$45ですが、
これは通常のストリート・パフォーマンスに関しては適用されませんし、
ある程度の大音量によるストリート・パフォーマンスでも申請してい る人はほとんどいません。

 それよりも、特に地下鉄の駅構内・通路・車内でのパフォー マンスの場合は、
MTAというニューヨーク市を中心にニューヨークの地下鉄・鉄 道・バスなどの公共輸送を運営する
交通局(交通公社)のレギュレーションが最も重要になってきます。

 とは言えMTAの レギュレーションとしては、運行サービスや乗客の妨げとなる行為を禁じる。
という規定のみですので、パフォーマンス自体に関する具体的な規 定や禁止事項が
あるわけではありません。
よって、そこは各パフォーマーの判断次第となってきます。

 また、MTA施設内での広告宣伝活動や販売活動は禁じられていますが、
実際にはパフォーマー達は自分達のCDやDVDなどをパフォーマンスの間、
目立たない程度にそばに置いて販売していますので、これ も曖昧というか、
いい加減な部分でもあります。

 とは言え、MTA施設内ではテロ対策やホームレス対策もあって、
常にMTAの警官やニューヨーク市警 の警官が巡回していますし、一度違反行為で捕まると、
ブラックリストに乗って、それ以降のパフォーマンスに支障を来たしてしまいますので、
パフォーマー達もそこは慎重に、うまく対応していると言えます。

 さて、肝心要のパフォーマンスのクオリティに関してですが、
これもホームレスの人達による日銭稼ぎのパフォーマンスから、ニューヨークならではとも言える、
驚くべき隠れた才能や超プロ級パ フォーマンスまで、正にピンキリです。

 大きく分ければ、①ホームレスによるパフォーマンス、②ス トリート・パフォーマンスを活動のメインとするパフォーマー、そして③ライヴ活動などを基本としながらストリート・パフォーマンスも行う パフォーマーという3タイプになると思いますが、やはり③の中で素晴らしいパ フォーマンスと出会ったときはラッキーですし、感動もひとしおです。
また、②には意外な発見や楽しさがあるものも多く、③とは異なる ニューヨークらしさを感じることができます。

 ③に関しては、様々なパターンがあり、本人と話してみると 実はすごい経歴の持ち主だったり、
既にライヴやシアターなどで精力的に活動していて、
それなりに注目も集めているパフォーマーも少なくあ りません。

 実は最近、ニューヨークの地下鉄でパフォーマンスを続けて いる女性シンガーが、
人気TV番組「アメリカン・アイドル」のニューヨークでの オーディションに合格し、
ハリウッドでの本選に出場することになったというニュースがニューヨークの様々な
ニュース・メディアで紹介され て話題になりました。
彼女はアマリア・ワッティというブルックリン在住の28歳の カリブ系アメリカ人シンガーですが、
ベビー・シッターなどの仕事で稼ぎながら、グリニッジ・ヴィレッジやロウワー・イーストのクラブ(ラ イヴ・ハウス)で演奏し、以前このニュースレターでも紹介しました「アフロパンク・フェスティバル」(ブルックリン)のコンペに出場した り、テニスのUSオープン(クイーンズ)の会場でもパフォーマンスの機会を得たりして活動の機会を広げていました。

 ちょっとエリカ・バドゥーやエイミー・ワインハウスなどを思わせる、
かなりユニークな声をもった素晴らしいシンガーですが、
現在、同番組の審査員を務めているライオネル・リッチーは「キミのレンジ、サウンド、ユニークさは、僕ら審査員が求めていたものだ」と絶賛していましたし、
同審査員のケイティ・ペリーも「もっとあなたの歌を聴きたい」と励まし、
この先のメジャー・デビューも期待されています。

 こんなことが普通に起きるのもニューヨークであり、アメリ カン・ドリームであり、ストリート・パフォーマンスの楽しさと言えるでしょう。

【After Word】4月

いかがでしたでしょうか?
外を歩けばリクルートスーツを着た新入社員の方を見かけることも多いです!
弊社もフレッシュさを忘れず、平成30年も頑張っていきたいと思います。

本年度も株式会社ステップをどうぞよろしくお願い致します。

(稲垣)

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【INFO】ロビーの照明

3月になりましたね。
少しずつ暖かくなってきた気がしますが
皆様はいかがお過ごしでしょうか?

さてさて、まだ企画段階ではありますが、
現在ロビーの照明をリニューアルする予定を立てています。

普段まじまじと見る機会は無いと思いますが
実はこんな電球が沢山くっついています!!

 

どんなデザインにするかはまだ企画中ですが、
今より明るくて落ち着ける空間にしたいなぁと思っています。

またご報告させて頂きますね!

それではステップメールマガジン3月号スタートです!!

【Shop In Azabu】京寿々

今回ご紹介します麻布十番のお店は、
うどん屋さん「京寿々」になります。

京風を売りにしている事もあり、
品の良い佇まいです。

メニューは表にも出されており、
分かりやすいです。
中は落ち着いた木の空間で、
とても居心地良い雰囲気でした。

メニューはこのような感じです。

やはり京風うどんを、と思いつつ、
ランチセットを頼んでみました。

ちょうど良いボリューム感のセットです。
うどんはカツオ出しがしっかりきいてて、良い味でした。
どうしてもお店の料理は濃い目な所が多いですが、
胃にやさしいテイストでしたし、
最近飲み続けで、疲れていた私自身のカラダに
とてもマッチしました。

2Fの半個室もあり、ゆっくりと話すのも良さそうです。
また、コンセント・Wifiが常備されており、
長時間滞在してしまいそうです(笑)

駅からとても近いので、
皆様もよろしければお立ち寄り下さいませ!

 

【京寿々 (キョウスズ)】
[住所] 東京都港区麻布十番1-9-3 第2フジヨシビル 1F
[TEL] 03-6673-4033
[営業時間]
ランチ  12:00〜14:00
ディナー 18:00〜23:00
[定休日] 日曜

(ナルセ)

 

【MUSIC】空中ループ

ラジオ班の杉本です。
3月に入り、どことなくソワソワするこの季節。
春を待ちわびるこの時期、爽やかな風を吹かせてくれそうな音楽を
ご紹介したいと思います。

今日紹介するのは、京都のロックバンド「空中ループ」です。

メンバーは松井省悟(vo、g)、和田直樹(g)、
森勇太(b)、さとうかおり(ds)の4人。
2005年頃からVOCAL松井のソロプロジェクトとして始動。
メンバーが集い、2008年、ファースト・ミニ・アルバム『LOOP ON LIFE』発表。
当初より DIY 活動を続け、 CD のリリースやエンジニアリングなどのすべてを、
自分たちで手がけつつ、作品を発表しています。

2012 年には24 分の長編楽曲 「その光 -for a long time-」 と、
同タイトルの映画作品を発表。
ドイツで開催された 「ハンブルグ映画祭」に出品、上映されています。

2014 年より、 海辺のクラシックホール、 プラネタリウム、 老舗キャバレー跡、
石炭倉庫跡、 能楽堂など、 特別な空間で行われるコンサートシリーズ「LOOP ECHO」を主催。
マイペースながらも彼らだけにしか生み出し得ない、 のびやかで浮遊感漂う心地よい音楽を
生み出し続けています。

そんな空中ループ、3月7日に5年ぶり(!!)の音源
「風のファンファーレ」をリリース。
これまでもサウンド面、活動面などで様々な挑戦を続けてきている彼らですが、
今回はホーンアレンジも加わり、より躍動感のあるポップスに仕上がっている印象です。
そして併せてPVも公開されたばかり!!

映像を手掛けるのは空中ループの過去のPVも数多く制作、
最近は映画「笠置ROCK!」が話題となった映像集団 CINEMA’S GIX。
撮影は、京都の老舗喫茶店「ソワレ」などで行われ、
「Miss ID」のろるらりさんが出演しています。

3月18日(日)には京都駅ビル東広場で開催される
「α-LIVE SQUARE」というイベントへの出演も決まっています。
(というか、ラジオ班が制作に携わっています 笑)
この日がリリースツアーの初日!ということでメンバーも気合十分。
もし京都にお立ち寄りの際は、京都駅ビル東広場にお越しください。
共演は「Susan Hendrix」のVOCAL「ただかおる」。

パカッと開けた力強い、そしてパワフルな歌声の持ち主。
彼女のライブも必見です。

来月からは再びラジオ班のスタッフも登場予定です。
どんなMUSICが飛び出すのか、乞うご期待ください。

(杉本)