【I Love NY】月刊紐育音楽通信 October 2017

既に人生の半分 以上をニューヨークで過ごしている私ですが、
それでも日本で生まれ育った有色人種の移民である私にとって、
アメリカの国旗・国歌に対する理解と意識には、常に複雑な要素や
気持ちがあることは否めません。
 まず、アメリカというのは分権分立する州が集まった合州国であり
(”合衆国”というの誤訳です)、人種的にはネイティヴ・アメリカンを除く全ての
人間が移民または移民の子孫であり、同時に様々な人種・宗教・階層が共存する
国家ですので、そうした多種多様性をアメリカという一つの国家に結集させる上で、
国旗・国歌というのは連合(United)の根幹を成す不可侵で絶対的な象徴である、
というのは重要な点です。
 更に、実はこれはアメリカ人でもよくわかっていない人がいますが、
特にアメリカの国歌というのはその歌詞の内容からもわかるように、
アメリカという国家・国民を守る軍や軍人を称え、また軍や軍人に
敬意を示す意味があります(よって国歌斉唱時は軍人が国旗は運び、
掲げるのが通例です)。
 そのような背景があるため、NFL選手達による国家斉唱時に
膝を付くという行為は決して許されるべきものではない、というのが
一般的な正論と言えます。しかし、何故彼等は膝を付くのか、
何に対してプロテストしているのか、という点をしっかりと理解しなければ、
この問題は平行線のまま批判罵倒合戦に終わってしまいます。
 それは国歌に対 する冒涜やプロテストでもなく、軍に対する不敬でもなく、
それは人種問題に対するプロテスト以外の何物でもないのです。
つまり、この膝を突くという行為を一つのムーヴメントにした立役者である、
元サンフランシスト・フォーティーナイナーズの天才QB、コリン・キャパニック
(彼はまず国歌斉唱中にベンチに座ったまま立ち上がらなかったのですが、
その次に国歌に敬意を示しつつプロテストをする方法として膝を付くという行為を
行いました)の「黒人や有色人種への差別がまかり通る国に敬意は払えない」という
発言にあるように、人種差別を黙認または助長する国家やシステムに対するプロテストが、
この行為の理由・目的であるわけです。
 しかし、トランプは「(膝を付くという行為は)人種の問題ではなく、
国家・国歌に対する敬意の問題だ」と言って全く耳を貸しません。
彼のスローガン「アメリカを再び偉大な国に」のアメリカは
”白いアメリカ”に他ならないとの批判が益々高まる中、70%以上が黒人である
NFL選手達のプロテストは、本当にアメリカを偉大な国にするための
大きな”試金石”と言えるかもしれません。

トピック:ニューヨーク「この秋のベスト・コンサート10選」

 9月が新作アルバムのラッシュであることは先月の本稿でもお伝えしました。
その時は70歳を超える50年代・60年代・70年代の大物アーティスト達について
触れましたが、9〜11月にかけての新作で、いわゆるメイン・ストリームの大物系としては、
ピンク、マイリー・サイラス、シャナイア・トゥエイン、テイラー・スウィフト
といったところが再注目と言われています。
 そうした新作に続くのがコンサート/ツアーであることも、音楽界の変わらぬ
通例であると言えます。先月、新作発表についてご紹介した
大ベテランの大物アーティスト達も次々とツアーに出始めています。

 音楽メディアが次々と変遷し、若者の音楽離れさえ危惧されていた中でも、
ライヴ/コンサートという“興行”は、変わらぬ“売り上げ”を伸ばしています。
ダウンロードやストリーミングによって、音楽メディアの売り上げが
伸び悩んでいった中で、興業こそが今後の音楽界を支える求心力となる、
という論調も音楽関係はもちろん、一般のニュース・メディアにおいても
よく言われてきました。

 実際にそのことは間違いなく、以前本稿でもご紹介した“モンスター”プロモーター企業
「Live Nation」の躍進ぶりは、そのことを証明していると言えます。
 2005年に設立された「Live Nation」 は、レコード契約のような形でアーティストと
興業契約を交わすスタイルがこれまた斬新であったわけですが、アメリカ全土の
人気・名門クラ ブ(ライヴ・ハウス)や有名ホール/シアターを次々と買い取り、
スーパー・ボウルのハーフタイム・ショーや音楽以外の人気イベントの
興業権も手中にしたりと、その経営戦略はかつての“興業”を遙かに超えるものでした。
 なにしろ、2016年の純利が2015年に比べて倍以上というのは尋常ではありませんし、
これも一つのアメリカン・ドリームであると言えます。

 さて、そんなバブリーな興業ですが、サンクス・ギヴィング・デーから
クリスマスにかけてのホリデイ・シーズンに突入する前の11月中頃までにかけて、
今年も注目のライヴ/コンサートが目白押しとなっています。
 ヴェニュー(ホールやクラブ)も、かつての有名・名門ヴェニューが消えていく中で、
ここ数年は新たなヴェニューや改装復活したヴェニューなども次々と登場して
話題になっており、例えば大コンサート・ホールであれば
バークレイズ・センター(18000人収容)、 中規模スペースであればターミナル5(3000収 容)、
中規模ホールであればキングス・シアター(3000人収容)、クラブであれば
ブルックリン・スティール(1800人収容)やブルックリン・ボウル(600人収容)など、
音楽ヴェニューも今や圧倒的にブルックリンの比重が高まっています(ターミナル5はマンハッタン)。

そうした中、先日「この秋のベスト・コンサート10選」がニューヨークの地元紙で
発表されていました。「ベスト」と言うと人気と売り上げという側面重視になるのは仕方なく、
いろいろと異論もあるところです。ですが、それでも注目度という部分もそれなりに
加味されていますので、メジャー中心ではありますが、ニューヨークの音楽ムーヴメントの
動きや傾向を見るには大変興味深いベスト10であると言えますので、
以下に紹介してみたいと思います。

 まず、ベストのトップに君臨するのはエド・シーランです。
このまだ若いイギリスのシンガーがトップに来ることには誰も反論できないと
言えますが、それほど彼の人気は圧倒的です。正直、見た目は全然格好良くないし
(どちらかというと薄汚い?)、音楽的にも圧倒的なパワーを持っているとは
言えませんが、これほどまでの人気を得ている理由の一つには、“クルーナー”と呼ばれる
彼の唱法があると言われています。
 “クルーナー”というのは、“クルーニング唱法をする人” という意味ですが、
このクルーニングというのはささやくように優しく歌う唱法で、1920年代のマイクロフォンの
登場・発展によって生まれ、人気が高まったスタイルと言われています。
具体的にはナット・キング・コールやビング・ クロスビーなどが有名で、
もちろん人気は彼等の見事な歌声があってのものですが、マイクの発展が無ければ、
あの時代にあれほどの全国的人気と市場確保をあり得なかったという面も確かにあります。
 このクルーニングは、その後のロックンロールのブームと、黒人音楽への傾倒によって
メジャーな人気を失っていきましたが(もちろんジャズや一部のポピュラー音楽においては
その後もしっかりと根付いていますが)、それをメジャーなロックやR&Bのレベルにおいて
巧みに取り入れて復活させたのが、シーランの新しさ・注目点であると、
特に批評家達の間ではよく言われています。
 こうした分析はなるほどとは思いますが、日々ニューヨーカーの中でニューヨーカーとして
暮らす私としては、シーランがニューヨーカーに非常に親しまれている部分としては、
実は彼のパーソナリティという面も大きいように感じられます。彼はどちらかというと
物静かな青年ですし、派手な言動もありませんが、例えばアメリカで人気の
バラエティTV番組に出演している際の彼は、言葉は少ないながらも、政治的にも
社会的にもそのスタンス(反トランプ、反ブレグジット)ははっきりとしています。
しかもその態度や姿勢は穏やかでポジティヴである、というところに、多くの
一般的なニューヨーカーは、彼の音楽と共に、そのパーソナリティに対しても
好印象を持っているようです。

 さて、そんなシーランに続くのは、話題の女性アーティスト達です。
今回の10選に選ばれたのは、ケイティ・ペリーとケシャとホールジーの3人ですが、
この秋にコンサートを行わない人気女性アーティストも多数いるわけですので、
この3人が現在の音楽シーンにおける人気女性アーティストのトップ3というわけでは
ありません。しかし、それでもこの3人というのはそれぞれが実に個性的・対象的であり、
しかも全員ニューヨーク生まれでは無いながら、ニューヨークのファンや
メディアからは多大な人気と支持を集めているのは興味深い点です。

 3人 の中で最もメジャーな全国区的存在は、やはりケイティ・ペリーということに
なりますが、彼女は先日の大統領選挙ではヒラリー・クリントンの熱烈なサポーター
またはPR大使としても注目されていましたし、レディ・ガガ、 テイラー・スウィフト
(ペリーとの確執も、しばらく話題になっていました)との白人人気女性シンガー
御三家の中では、今やニューヨーク出身のガガよりも一般的な人気を得ていると
言えるかもしれません。
 正直言えば、この3人の中で最もカリスマ性に欠けるのもペリーと言えますが、
過激すぎるガガよりも、ある意味ニューヨーカーの女の子達には奇抜であっても
安心感があるようですし、可愛くても地方(田舎)的な雰囲気が強くて
ニューヨーカーには敬遠されがちなスウィフトに対して、
ペリーはカリフォルニアのお嬢さんではあっても、都会的な垢抜けた
感覚が支持・共感を得ていると言えます。

 ケシャは以前の“悪徳”レコード会社との訴訟問題が大きな話題となりました。
そうした苦境・困難に打ち勝って、再びシーンに復活してきた彼女へのエールは
ニューヨークでも極めて大きいといえます。
 彼女はロサンゼルス出身ですが、東欧系のシングル・マザーに育てられ、
貧困生活の中でウェイトレスなどで稼ぎながら自分の音楽を追究し続けて成功した
サクセス・ストーリーに対しては、元々ニューヨークでも大きな共感と評価を得ていました。
また、他のアーティスト(ブリットニー・スピーアズなど)に楽曲を提供したり、
他のアーティスト(ケイティ・ペリーなど)のバック・コーラスを務めたりなど、
単なるアイドル/アイコンではない点は誰もが認めていると言えます。
 プライベートでも仲がいいというペリーの奇抜さとは異なる、パンク的で
ダーティなイメージと、音楽的にはカントリーとヒップホップが共存しているような
不思議なスタイルもニューヨーク受けする 大きな魅力の一つであると思います。

 3人の中では最も若く(まだ23歳)、ニューヨーク育ちのホールジーは、
ある意味ペリーやケシャ以上にニューヨークで大きな支持を集める
アーティストであると言えます。
 ホールジーという名前は、彼女が育ったブルックリンにある
地下鉄の駅(ホールジー・ストリート)と本名(アシュリー)との
造語・言葉遊びによるものですが、特にニューヨークでは絶大な人気と
尊敬を集めるアラニス・モリセットとエイミー・ワインハウスの再来を
思わせる部分を持ちつつも、彼女は単にシンガ−・ソングライターのみならず、
エレクトリック・ポップのサウンド・クリエイターでもある点が特徴的です。
 そうした優れたミュージシャンシップも加わって、彼女は今後、ペリーやケシャ、
更にはガガをも超えるようなビッグな存在になっていく可能性を秘めていますし、
今回のブルックリンはバークレーズ・ センターでのヘッドライナーとしての出演は、
地元ということもあって熱狂的な歓迎を受けることは間違いありません。

 シーランに続く男性アーティストは、ご存じブルーノ・マーズと、
イギリス出身でまだ23歳のハリー・スタイルズです。
 マンハッタンのマジソン・スクエア・ガーデン、ブルックリンの
バークレイズ・センター、そして約2年間の改築・改装を終えて今年再オープンした
ロング・アイランドのスポーツ・アリーナ(以前はNBAやNHLチームの本拠地)という
ニューヨークを代表するドーム・スタジアムでの公演を立て続けに行い、
ニューヨークを“制覇”するマーズの躍進ぶりは今更説明する必要も無いかと思います。

 同じイギリス出身ということでエド・シーランとも仲が良く、
テイラー・スウィフトの元彼氏でもあったスタイルズは、イギリスの
オーディション番組「Xファクター」でサイモン・コーウェルに見いだされて
デビューしたボーイズ・グループのワン・ダイレクションのメンバーとして
人気を得たわけですが、去る5月に初のソロ・アルバムを出したばかりで、
9月にはニューヨークの音楽ヴェニューの殿堂とも言える
ラジオ・シティ・ミュージック・ ホールで単独コンサートを行うというのは
何とも驚きであると言えます。

 さて、残る4アーティストも中々強力です。
まずは80年代のロック・シーンを代表するガンズ・アンド・ローゼズ。
昨年アクセルとスラッシュとダフの3人が再び揃って以来快進撃を続けていますが、
今回はマジソン・スクエア・ガーデンでの4日間連続コンサートという、
まるで80年代当時のような勢いでニューヨークにやってきます。

 そして、こちらは90年代のビリー・ジョエルやエルトン・ジョンとも言われた
ベン・フォールズが、ブルックリン(キングス・シアター)で一晩のみ、
ピアノ弾き語りのショーを行います。
 自虐的で屈折した歌詞がユニークなフォールズですが、この人のピアノ・プレイには
実に卓抜したものがあり、最近はフル・オーケストラともツアーを行っていた彼が、
今回はピアノのみでステージに立つということで、ニューヨークでは
大きな注目を集めています。

 フォールズと同じくブルックリンのキングス・シアターの2日前に主演するのが、
地元ニューヨークはロング・アイランド出身のロック・バンド、ブランド・ニューです。
 バンドの結成は2000年 で、年齢的には40歳前後の中堅ロッカー達。
このバンドはエモーショナル・ハードコアとも呼ばれるエモの代表バンドとも
言われますが、オルタナ系やポップ・パンク系の要素も加わった幅広い音楽性には
熱狂的なファンも多く、既に彼等に影響を受けた更に若い世代のバンドも多く
登場してきているほどです。久々にニューヨーク出身の
大メジャー・バンドとなる期待も高まっています。

 そして最後はラッパー/シンガー/MCのT-ペインです。
エイコンやカニエ・ウェストなどとも共演し、グラミー賞も受賞し、
ソングライターとして、またプロデューサーとしても活躍し、既に絶大な人気と
支持を得ている彼ですが、オートチューンの使用で知られる彼が、
最近はアコースティックに傾倒したライヴを繰り広げており、
注目度は更に高まっています。

【AfterWord】10月

今月は東京からお送りいたしました。
いかがでしたでしょうか。

長く続いた暑さもようやく落ち着き、過ごしやすい日々が続いています。
涼しくなりましたので、最近の休みの日は自転車でいろんなところを走っています。
近所でブラックミュージックを中心にセレクトしている小さなレコード屋を発見したり、
うまいコーヒーショップを見つけたりとなかなか楽しいです。

夏は暑さもあってあまり動かず、メシばかり喰いやがっての生活で
ぶくぶくと太ってしまいましたので、少し痩せるためにプールに通い始めました。
熊みたいな体型と体毛のおじさんがいたり、クロールが驚くほど早いおばあさんがいたりと、
見ていて面白いです。おばあさんに泳ぎで抜かれるのはたまりません。熊も早かったです。
ただ、食欲の秋と言う言葉の重力に強力に引き寄せられ、メシ喰わせろ!と言わんばかりに
食欲が増してしまい、食うわ飲むわで運動も全部無駄になっております。

食欲だけでなく、芸術、読書、スポーツの秋など、
なんでも秋に託けて始められるいい季節ですので、
皆様も何か新たなことを始めてみてはいかがでしょうか。

それではまた来月。

(モリグチ)


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【Info】たにまちスタジオオープンしました!

どうも、こんにちは!みなさまいかがお過ごしでしょうか?

弊社はうれしいお知らせがあります!

 

ご存知のかたも多いかもしれませんが、8月22日にたにまちスタジオをオープンいたしました!

お披露目会にはたくさんの方にきていただき、終始感激しておりました…

みなさまお忙しい中、誠にありがとうございました。

たくさんのお花や、手土産もいただき、観葉植物はこれからスタジオとともに

大きくなるのかな~と思うと、愛着がすごいです。

 

たにまちスタジオには大きなMAルームが1つと、編集室が2つあります。

ということは…そうなんです…!

仮編集、本編集、MAすべてがたにまちで出来るようになりました!

編集もするとなると、かなり長時間の作業になるかと思いますが

ゆっくり、リラックスしてご利用いただけるよう努めてまいりたいと思います!

テラスもありますよ!

もちろん技術面でも、がんばります!

 

喫煙ルームも設けておりますので、ふぅ~と息抜きもしていただけます。

https://youtu.be/t30tJe0LR9I

こちらにたにまちスタジオ内の動画があがっておりますので、お手すきの際ごらんください。

 

周辺のお店はまだまだ探しているところではございますが、カレー激戦区だそうで!

 

そちらはShop in たにまちの記事をご覧ください!

 

ステップメルマガ、スタートです!

 

(ナカガワ)

 

【Music】浜田一平

♪こんな~ことは~今までなかった♪秋の気配が感じられる今日この頃

今回は関西在住のミュージシャンをご紹介!!

拳を突き上げる音楽、踊れる音楽、泣ける音楽・・・いろんな音楽があります。
そんな中、寄り添ってくれる音楽を発信する「浜田一平」。

※以下、ハマペイと呼びます

ハマペイの音楽には情景があります。
ひと言でいうと「四畳半フォーク」ならぬ「リビング・アコースティック」。
当たり前の中に、日常にスーッと入ってくる、
派手さはないが、居心地の良いリビングで和やかに穏やかに語りかけてくれる。

暫く音楽から離れていた時期を経て、音楽に対してより貪欲になったハマペイ。

離れている間に経験した生活するための様々な出来事で
人間的にさらに深みを増したハマペイ。
今、一番油がのってるハマペイ。 今が買い時のハマペイ。


#奥田民生 #ギルドのアコギ #ジャックジョンソン #家のみ #穏やかな熱さ #深み
こんなハッシュタグに反応する方に是非聴いて頂きたい。

♪僕が~あなたから~離れていく(秋の気配より)♪

いやいや、この秋もステップは皆さんから離れません!!


(橋本)

<浜田一平LIVE情報>

9月24日(日)@大阪・谷町九丁目Onedrop
たかぎしゆかpresents「 the blooming day .1 」
9月29日(金)@東京・下北沢CIRCUS
浜田一平弾き語りワンマンライブ
10月1日(日)@大阪駅前「うめきた2期区域」(グランフロント大阪西側) 
「osaka love festival」

10月22日(日)@茨城県古河市 スペースU
「LOSTAGE presents 生活2017 」
10月29日(日)@大阪・東心斎橋CONPASS
「LOVE SOFA– レギュラーズSpecial!!! –」

浜田一平オフィシャルサイトはコチラ!!

【Shop in Tanimachi】サンクチュアリ タヴァーン

今回ご紹介するお店は、弊社の谷町スタジオの内覧会の谷町グルメで

ご好評いただきましたサンクチュアリ タヴァーンのカレーです。

昼は、カレーで有名で夜は、本格Bar。

Jazzが流れているレトロな落ち着いたカウンター10席ほどの広さのお店です。

今、カレー激選区カレー天国とも言われている谷町ですが

弊社谷町スタジオからは一番近いカレー屋さんで

谷町4丁目交差点からすぐで弊社からも約3分の所です。

 

お店のイチオシは、名物の大辛のキーマカレーです。

20種類のスパイスで添加物なし、小麦も入っていなくて

ヘルシーなので胃もたれもしないです。

大辛といっても辛いカレー好きな方からすると

普通と言われるそうでうめちゃ辛いという訳ではありません。

あとは6時間炒めたタマネギと香辛料との絶妙の

中辛のチキンカレー、カツカレー、ヤサイカレーもおすすめです。

 

初めての方には、2種類のカレーが楽しめる

チキンとキーマのハーフ&ハーフカレーがありますよ。

マスターに先日のお礼を伝えに13時すぎに行ったら

もうすでにカレー売り切れでしたのご注意下さい。

メニューは

カレー全品780円

キーマカレースペシャルのみ880円

お店オススメのキンカレー(中辛)

カツカレー(中辛) 780円

ハーフ&ハーフカレー(チキン&キーマのあいがけ) 780円

野菜カレー(中辛) 780円

キーマスペシャル(大辛) 880円 トッピング ほうれん草/キャベツのピクルス各50円 チーズ/豆(むき枝豆)各100円など

 

「サンクチュアリ タヴァーン (SANCTUARY TAVERN)」

住所:大阪府大阪市中央区谷町3-2-4 吉田ビル 1F

TEL:06-6944-0064

営業時間 ランチ:(月~金)11時30分〜14時30分

バー:17時00分〜24時00分

定休日:日曜日、土曜日のランチ

 

【I Love NY】月刊紐育音楽通信 September 2017

私の住むクイーンズ区のロング・アイランド・シティ(マンハッタン島東側のイースト・リヴァーを渡ってすぐの町)の北側にアストリアという町があります。

ここは1600年代半ばの入植後、1800年 代初頭から栄え始めた古い町ですが、

音楽面においては、スタインウェイがピアノ会社をこの地でスタートさせたことがよく知られており、 ミュージシャンでは何と言ってもトニー・ベネットとシンディ・ローパー(どちらもイタリア系)の出身地であることが有名です。

アストリア は元々南イタリアやシシリー島からの移民の多い町でもありますが、イタリア系以上に多いのがギリシア系移民で、こちらの代表的なミュージシャンはマリア・カラスであると言えます。

 現在のアストリアは、ギリシア系を中心にイタリア系、ブラ ジル系、中東系など様々な

コミュニティが混在する多様性に満ちた町ですが、

実はこのアストリアにはニューヨークでは数少ないギリシア系の ネオナチ・グループも存在するということはあまり知られていません。

 

 アストリアのあるクイーンズ区を東に進むとロング・アイラ ンドというエリアになりますが、

この東端にハンプトンというセレブや大富豪達の邸宅や別送・避暑地として知られるエリアがあります。

近辺 にはワイナリーもたくさんあり、私も時折足を伸ばしますが、

このエリアの中にハンプトン・ベイという町があり、

そこはニューヨークのKKKの本拠地でもあります。

少し前の話ですが、ハンプトン・ベイの駅のトイレでKKKの勧誘のチラシを見つけたり、

ショッピング・モールのトイレで黒人/ユダヤ人/アジ ア人/スパニッシュ排斥の

チラシを見た時は私も驚愕しました。

 

 このようにアメリカは、例えニューヨークであっても人種差別の“影”は

依然存在していますが、それがトランプが大統領になって以後、“影”が実体となり、

裏の世界から表舞台に公然と現れるように なりました。

それが先日のシャーロッツビルの暴動・惨事となり、更にトランプの対応の悪さで

白人至上主義者達は一層勢いづき、アメリカ (南部)連合国に関わる彫像などの

撤去問題や歴史評価も絡み、アメリカは今様々なレベルでの対立・分裂に

見舞われていると言えます。

 

 去る8月28日はキング牧師の有名な演説とワシントン大行進の54周年記念日でした。

あれから半世紀以上が過ぎましたが、キング牧師の“夢”はどこに向 かうのでしょうか。

 

 

トピック:70代 “ピース&ラヴ世代”の逆襲

 

 スーパー・ボウルのハーフ・タイム・ショーを手厳しく批判 したカルロス・サンタナが、

逆に若いファンや一部のメディアから批判中傷を受けてしまったことは以前本稿でも紹介しました。

問題となった のは昨年2016年のスーパー・ボウルで、

場所はサンフランシスコ・フォーティナ イナーズ(49ers)の本拠地である、

サンフランシスコの南東サンノゼの隣町サ ンタ・クラーラにあるリーヴァイス(Gパン・メーカー)・スタジアムでした。

 この時の出演者はコールドプレイ、ビヨンセ、ブルーノ・ マーズでしたが、

ビヨンセは3年前の2013年 に、ブルーノ・マーズは2年前の2014年 にヘッドライナーとして、ハーフタイム・ショーに出演しており、2016年のヘッ ドライナーはコールドプレイで、

ビヨンセとブルーノ・マーズはゲスト出演扱いであったとは言 え、

僅か2~3年後の再出 演はあまりに視聴率優先主義で、

いくらなんでも偏りすぎだろうという批判が方々から噴出しました。

 

 更にこの時のビヨンセはかつての過激派黒人運動ブラック・ パンサーを

意識した衣装と振り付けで、これも更に論議を呼び、

タカ派・保守派として知られるジュリアーニ元ニューヨーク市長からは

「けしからん」と批判されるオマケも付きました。     

 

 この時のサンタナはスーパー・ボウルの名プレイを編集した ビデオ・クリップにおいて

演奏シーンの映像での参加となりましたが、イベント後にフェイスブック上でNFLと

放映局のCBSに対し、

「世界中で人気のある地元を代表するバンド(例えばサンフランシスコであれば、ジャーニー、メガデス、スティーヴ・ミラー、ドゥービー・ ブラザースなど)をフィーチャーすべきだし、本物のライヴ・バンド、本物のライヴ・ボーカルで、聴衆にライヴの感動を与えるべきだ」と

きっぱりとクレームをつけたのです。

 

 この“ライヴ”(つまりアテレコ/アフレコではなく)とい うのは、

明らかにビヨンセを始めとする最近のリップシンク・パフォーマンスを痛烈に批判しており、

中高年層のミュージシャンや業界人、 ファンを中心に大きな支持を得たのですが、

逆に若者層からは「ダンスのできないサンタナにはリップシンクの重要性は理解できない」

などと 批判され、果ては「サンタナは自分が出演したいだけ」、

「サンタナの時代はもう終わった」、「サンタナって誰?」などと敬意のかけらも無 い批判を

若者達から浴びることになってしまいました。

 

 そんな経緯があったわけですが、ミュージシャンであれば、

その落とし前は音楽でつけるべく(?)、サンタナは去る7月末にファンクR&Bの元祖と

言うべきアイズレー・ブラザーズ(現在はロナルドとアーニーの2人のみ)とタッグを組み、

ビリー・ホリデイ、マディ・ウォータース(作曲はウィーリー・ ディクソン)、

カーティス・メイフィールド、マーヴィン・ゲイ、スティーヴィー・ワンダーを始めとする往年の

名曲をカヴァーした実に中身 の濃いアルバムを発表しました。

 

 タイトル名はずばり「パワー・オブ・ピース」

常に平和を 愛し、平和の力を信じるサンタナらしいタイトルですが、

この作品は彼がメキシコからアメリカに移住してきた10代の頃によく聴いていたという

アイズレー・ブラザーズとの共演ということで、彼自身の 作品というよりも、

アイズレー・ブラザーズ(特に看板ボーカルのロナルド)に捧げた作品という印象が強いと

言えます。よって、そこにはサ ンタナのアーティストとしての主張・表現というよりも、

ロナルドのボーカルをもっと今の世代の人達にも再認識してもらいたいという献身的 な

姿勢が色濃く表れています。

 

 この作品はレコーディングもオールド・スタイルで、一発録 りを基本にオーバーダブは

ボーカルなど最小限にとどめ、収録されなかった曲も含めて16曲 をたった4日間で

録り終えたそうです。よって、作品全体にはライヴ感が目一杯に溢 れており、

多少のズレや甘さよりも勢いや流れを重視するスタイルを取っていますし、

これこそが正にサンタナが前述のスーパー・ボウル騒動 で発言していた

“本物のライヴ・ミュージック”のエッセンスと言えますし、それをスタジオ・レコーディングにおいて体現したサンタナの “音楽の落とし前”

であるとも言えます。

 

 ロナルドは76歳、 サンタナは70歳ですが、

音楽に年齢など関係無いことは言うまでもありません。

もちろんボーカルは最も“フィジカルな楽器”ですから、

体の衰えはストレートに声に反映されますし、あの艶やかでパンチのあるロナルドの声 は

全盛期に比べれば落ちていることは事実ですが、深みと重厚なパワーは逆に全盛期に

比べて一層迫ってくるものがあります。

 

 

 この「パワ・オブ・ピース」という作品は、サンタナとロナ ルド・アイズレーの健在ぶりを

見せつけただけでなく、世界中で混沌と対立が激化する現代社会、

特にドラスティックな変化を迎えて葛藤・対 立・分裂するアメリカという国に、

もう一度ポジティブなスピリットを与えたいという思いが満ち溢れています。

それはロナルドの

「このアルバムが世界へ向けて愛と平和と希望のスピリットを届けてくれることを願っている」

という言葉からも明らかですし、トランプ大統領誕生後に渇望されていた音楽界からの

音楽によるメッセージが、いよいよ本格的に発信され始めた証とも言えると思います。

 

 この作品と時をほぼ同じくして、やはりドラスティックな変 化を迎えたイギリスからは、

何とミック・ジャガーが「Gotta Get A Grip / England Lost」という強烈なメッセージを

伝える2曲 を、しかもミック自身の誕生日(74歳)に合わせて発表したことは注目されます。

ミック・ジャガーという人は、どちらかというとこれまで政治的・社会的な言動を

表立って行うアーティストではありませんでしたが、

「England Lost」ではサッカーの試合のことを歌いつつもイギリスのEU脱退を皮肉り、

「Gotta Get A Grip」では現在の狂った混沌状態を批判しながらも、

「冷静さを保て」、「ぶっ叩け」と鼓舞する強烈なメッセージ・ ソングになっています。

 

 この米英を代表する70代 のスーパー・アーティスト達のリリースに続けとばかりに、

9月のアルバム・リリー スは、特に50年代・60年 代・70年代を代表する

大物アーティスト達の作品が目白押しとなっています。

そも そも9月というのは新作リリースが集中する時期でもありますが、

今回はそのライン ナップがこれまでとは明らかに異なります。

 

 ということで、まずは9月にニュー・アルバムを発売する主要な著名アーティスト達を

以下に紹介してみたいと思い ます。

 

スティーヴン・スティルス&ジュディ・コリンズ:スティルス は1945年生まれ。

72歳。 フォーク・ロックのバッファロー・スプリングフィールドの元メンバーで、

現在もフォーク・ロックのCS&N(ク ロスビー、スティルス&ナッシュ)のメンバーであり、

ソロ・アーティストでもある。前述の2バ ンドで2度ロックの殿堂入り。

 

コリンズは1939年 生まれ。

78歳。50~60年代のフォークの歌姫であり、女性シンガー・ソングライターの元祖的存在。

スティルスの元恋人であり、クリントン元大統領夫妻の娘チェルシーの名前は、

コリンズの歌った曲「チェルシーの朝」(ジョニ・ミッチェル作曲)から 取られている。

新作アルバム名は「Everybody Knows」

 

デヴィッド・クロスビー:1941年生まれ。76歳。

フォー ク・カントリー・ロック・バンドのザ・バースの元メンバーで、

フォーク・ロックのCS&Nそ してCSN&Y(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)の

メンバー として知られる。ヒッピー・ムーブメントの代表的ミュージシャンでもある。

前述の2バ ンドで2度ロックの殿堂入り。

新作アルバム名は「Sky Trails」。

 

ニール・ヤング:1945年 生まれ。71歳。カナダ出身のシンガー・ソングライター。

フォーク・ロックのバッ ファロー・スプリングフィールドと

CSN&Y(クロスビー、スティルス、 ナッシュ&ヤング)の元メンバー。

ソロ活動では自身のバンド、クレイジー・ホースを率いて有名。

バッファロー・スプリングフィールドとソ ロ活動で2度ロックの殿堂入り。

新作アルバム名は「Hitchhiker」。

 

ヴァン・モリソン:1945年 生まれの72歳。

イギリス(北アイルランド)出身のロック/ブルース/ブルー・ア イド・ソウルの

代表的シンガー・ソング・ライター。ロックの殿堂入り。イギリスでは勲章も受章。

新作アルバム名は「Roll with the Punches」。

 

クリス・ヒルマン:1944年 生まれ。72歳。

フォーク・カントリー・ロック・バンドのザ・バースの元メンバー。

新作アルバム名は「Bidin’ My Time」。

 

リンゴ・スター:1940年 生まれ。77歳。ビートルズのドラマー。

1989年 からは自身のオールスター・バンドを率いて精力的に活動を続けている。

新作アルバム名は「Give More Love」。

 

キャット・スティーヴンス:1948年生まれ。69歳。ロンド ン出身のシンガー・ソングライター。

60年台後半から70年代にかけてフォーク・ポップスの分野で爆発的なヒットを続けた後、

イスラム教に改宗 して名前をユスフ・イスラムに改め

(ちなみに、キャット・スティーヴンスも芸名)、事前運動家として活動していたが、2006年に音楽界に復帰。

新作アルバム名は「The Laughing Apple」。

 

ラスティ・ヤング:1946年 生まれ。71歳。

バッファロー・スプリングスフィールドのマネージャーとして活動 した後、

フォーク・カントリー・ロックのバンド、ポコを結成。

マルチ・インストゥルメント奏者だが、特にスティール・ギターの名手。

新作アルバム名は「Waitin’ for the Sun」。

 

リオン・ラッセル:1942年 生まれ。2016年死去(享年74歳)。

アメリカン・ルーツ音楽を基盤としながらもジャンルを超越したアメリカを代表する

国民的シンガー・ソングライター&ミュージシャン。ロッ クの殿堂(サイドメン)入り。

新作は最後のスタジオ作品でアルバム名は「On A Distant Shore」。

 

ランディ・ニューマン:1943年生まれ。73歳。

数多く の映画音楽も手掛けてアカデミー賞も受賞しているシンガー・ソングライター。

独特のユーモアを持ったポップな曲風で知られる。ロックの殿堂入り。

新作アルバム名は「Dark Matter」(8月発売))

 

 9月は更に、上記アーティスト達よりも若い世代となるマイケル・マクドナルド、

ジョーン・オズボーン、ディキシー・チックス、リヴィング・カラー、フー・ファイターズなどの

新作リリースも加わるのですが、やはり70歳を超 える50年代・60年代・70年代の

大物アーティスト達の作品がこれほどずらりと並ぶのは異例のことと言えますし、

何とも圧巻です。

 

 上記アーティストの新作アルバムは、

サンタナ&アイズ レー・ブラザーズやミック・ジャガーの作品程、

現状に対するストレートな批判やメッセージをこめたものとは言えない部分がありますが、

そ れでもアーティストによってアルバム名や曲名、そして歌詞の中には現状に

対するそれぞれの思いやメッセージが込められていることは間違い ありません。

 

 また、上記新作の多くはトランプ大統領誕生後程無くして制作がスタートしていることも、

社会の動きに対する彼等の“音楽的な返答”という面も色濃くあります。

 

 そして何よりも、上記新作の巨匠アーティスト達をリアル・ タイムで知っている人で

あれば言わずもがなですが、彼等の基本姿勢は「ピース&ラヴ」であり、

彼等は「フラワー・チャイルド(武器ではな く花を)」なのです。

そこにあからさまな政権批判・現状批判が無くても、

あらゆる憎悪・対立・攻撃・衝突・抗争などといった要素や姿勢は一切受け入れない彼等の

スタンスは徹底しています。

しかも彼等はベトナム戦争という悪夢・狂気を潜り抜けて戦ってきた世代です。

そんな彼 等が今一度愛する母国アメリカのために、そして世界中の兄弟姉妹達のために、自分達の音楽をもって立ち上がった、と言うのは少々大袈裟で しょうか。

私はそうは思いませんし、そんな彼らに続くのは、これからの世界を動かしていく若者達であると思います。

 

 70代 の反戦・平和世代の“逆襲”に喜びつつ、続く若い世代の“返答”が楽しみな

2017年 の秋と言えます。

【AfterWord】9月

今月のメルマガはいかがだったでしょうか?
9月に入り大阪でも少し秋の気配を感じる今日この頃です。

東京は記録的な8月の長雨で9月には台風シーズンを迎えますが大丈夫なのでしょうか??
収穫の秋を前に農家の皆さんが心配です。

農家の皆さん→田舎のおじいちゃんおばあちゃん→敬老の日→9月 バンザーイ!
という事で今回のアフターワードは長寿のお祝いを紹介したいと思います。
「還暦」とかはなじみ深いと思いますので99歳から紹介したいと思います。
99歳→「白寿」 百から一を取ると白
100歳→「百寿」 
108歳→「茶寿」 茶の字を分解すると、十・十・八十八 全て足すと108
111歳→「皇寿」 皇の字を分解すると、白(百引く一で九十九)・一・十・一 全て足すと111
119歳→「頑寿」 頑の字を分解すると、二・八・百・一・八 全て足すと119
120歳→「大還暦」 還暦の倍
人類歴史上確実な証拠がある中で大還暦を迎えたのはフランス人女性のジャンヌ・カルマンただ一人との事です。
1875年(明治8年)に生まれ1997年没。
122年と164日間生きたそうです。
父親のお店に居た時になんと、あのゴッホが絵の具を買いに来た事があるらしいです。
後にインタビューでゴッホの事を「汚くて、格好も性格も悪い人」と評し国際的に有名になったそうです。
85歳でフェンシングを始め100歳まで自転車に乗り、114歳で映画デビュー。
亡くなる前年の1996年にラップと語りでCDリリース。
20歳からたばこを吸い117歳で禁煙。
エッフェル塔の建設をリアルタイムで体験したそうです。
カルマンは1週間に1キログラムのチョコレートを食べていたという。
いやはや恐れ入りました。

さて、冒頭のINFOでもお伝えしたように谷町に編集室とMAルームが出来ました。
毎年9月はおかげさまで忙しくさせて頂いており、スタジオの調整でヤキモキさせてしまう事もあったと思いますが、
今年はスタジオが増えましたので、皆様からのお問い合わせに迅速にお答えできそうです!

同録にMA、今年から編集やその他作業もドンドンお待ちしております!
それでは季節の変わり目で繁忙月ですので、風邪などひかぬようにご自愛下さいませ。

次回は10月上旬の配信予定です。
お問い合わせ、配信停止希望はコチラ>>!!

【STEP INFO】暑い

暑い。本当に暑いですね。
歩いては汗をかき、ご飯を食べては汗をかき、何をするにも汗をかいてしまいます。
毎年この時期になると1回はプライマル・スクリームの「スクリーマデリカ」を
聞いてしまいます。
この時期にしか聞かないかもしれません。

さて、2020年の東京オリンピック開催まで3年を切りました。
競技会場の建設もこれから本格化していくようですが、人手不足などもあり、現時点でも
遅れが出ているようです。
工期が短く、さまざまな問題が起きていますが、無事に準備が進んでいくことを祈っています。

話は変わりますが、今年も麻布十番では「麻布十番納涼まつり」が開催されます。
今年は8月26日(土)と27日(日)の2日間です。
たくさんの屋台やライブパフォーマンスやお囃子など日本の伝統芸能文化を楽しめることから、
毎年2日間で約30万人が訪れるお祭りになっております。近くに多くの大使館があるので、
各国の珍しい料理を出す屋台が出るなど麻布十番ならではの雰囲気も味わえますので、
お時間がありましたらぜひ足を運んでみてください。

今年も宇野さんデザインのポスターがアンニュイでかっこいいです。

それでは、ステップメールマガジン8月号のはじまり、はじまり。

(モリグチ)

【Music】バレーボウイズ、京都界隈のあれこれ

ラジオ班のスギモトです。
今年も「FUJI ROCK FESTIVAL」が終わりました…。

かれこれ2005年以来、1年を覗いてほぼ毎年フジロックに
参加している私…(近年は全日参加していませんが…)

今年の個人的ベストアクトは、
「FATHER JOHN MISTY」

「小沢健二」さんでした。

小沢さんのセトリがもう最強過ぎて、久々に歓声を上げて歌いました…。
また来年のフジロックに向けて、一生懸命働きます。。

さて、今回ご紹介するのは、そんなフジロックの登竜門ステージ
「ROOKIE A GO-GO」にも登場していた京都のバンド「バレーボウイズ」です。

オフィシャルサイトからのプロフィールによると…
2016年京都市左京区民で結成されたナツカシイサウンズバンド。
昭和歌謡とアイドルサウンズの融合を目指す。
切ないギターの音と田舎臭い歌詞が誰もが経験したことのある
あの頃の懐かしい感覚を呼び起こす。
活動拠点は主に京都であるがお呼びとあらばどこへでも。

最近、会場限定ですが「なつやすみ e.p.」というのをリリースしたようです。
というか、きっとフジロックにエントリーするにあたり、音源作ったのかな?と
思ったりもしますが…。


トレーラー映像に飛びます。

ライブ自体は、正直そこまで上手くないです(笑)
ただ何か口ずさんでしまう感じ…というか、なつかしさのあるメロディが
妙に耳に残ってしまうのです。

夏の終わりに感じる妙にヒリヒリした寂寥感、うだる感じ、
学生時代、少し怠惰に過ごしていた休日の風景など思い出して、
ちょっと甘酸っぱい気持ちになってしまいます。

サウンドとしては…京都をウロウロしている人間的には
「ああ、左京区っぽいよね」「ネガポジっぽい」という形容詞を使ってしまう、
どこか懐かしくノスタルジックな質感が印象的です。

ネガポジ、左京区といえば…
最近京都ではこの「バレーボウイズ」をはじめ、
台風クラブ」「本日休演」「ギリシャラブ」「渚のベートーベンズ」など、
ノスタルジックよりのバンドサウンドが話題です。
渚のベートーベンズはアルバム「Oyster」がリリースとなったばかり。
台風クラブは8月にファーストアルバム「初期の台風クラブ」が
リリースとなります。(台風クラブ、名盤でした〜)

継続的に様々なバンド、アーティストを輩出し続けている京都ですが、
最近改めて個性的なバンド、注目のバンドが頻出している気がします。

ぜひ一度チェックしてみてください。

(杉本)

【Shop In Azabu】生駒軒

本日紹介するのは芝にある中華料理屋「生駒軒」です。

麻布十番からは少し離れており最寄駅は芝公園駅ですが
歩いていけない距離ではありません(今の時期暑いので大変ですが…)

この赤い看板が目印です。

この地域は芝辛ストリートと呼ばれ
商店街復興の為様々な激辛料理が集まっています!!

どのお店もかなり辛いです。
そんな中でも辛党を自負する私が辛すぎて驚いたお店がこの生駒軒です。

何と辛い料理はタンメンです。担担麺ではなくタンメン…?
と思う方も多いでしょうがタンメンです。

1〜5まで段階があり、お店の人には1辛をお勧めされましたが
ここは強気に4辛にチャレンジ!(5辛は流石に怖く断念しました)

いやこれには正直びっくりしました。
見た目は普通の美味しそうなタンメンなのですが
一口食べると口全体が激しい痺れに襲われます。

野菜がここまで甘く感じたのは人生で初でした。
塩ベースのスープや豚の旨みは染み出てますがとにかく辛いです!

色々調べてみるとこのタンメンには
ハバネロの10倍の辛さのジョロキアという唐辛子の粉末が使われおりました。
(タバスコに使われる原料、ハラペーニョの約800倍…(;_:))

汗だくになりながら何とか完食…!
スープを飲み干せなかった激辛料理は人生初でした…悔しい。

完食後にはアイスを貰えるのですが
このアイスは最早何の意味も無しませんでした。

夏の暑さをブッッッッッ飛ばしたい方は是非お試しくださいませ。笑

勿論普通のメニューもありますよ。

こんな感じで各地の激辛巡りが好きなので
激辛好きな方は東京事務所の鈴木までお声かけくださいませ。

【生駒軒】
[住所] 東京都 港区芝2-28-18
[TEL]03-3451-1654
[営業時間]11:00〜21:00
[定休日] 日曜

(鈴木)

【I Love NY】 月刊紐育音楽通信 August 2017

 前回、ニューヨークの公共交通機関の劣悪な状況についてお話しましたが、
先日、改善のための暫定措置として、地下鉄のシートを全て外した
オール・スタンディング車両を試験的に導入するという案がアナウンスされて
話題になりました。ラッシュ時は満員で車両に乗り切れず、
ホームに人が溢れて危険という状況の緩和には少し役立つかもしれませんが、
妊婦や小さな子供を連れた人、老人やハンディキャップの人はどうすれば良いのか、
あまりにも稚拙なアイディアで苦笑・失笑が出る程です。
そもそも“乗れない”原因は、地下鉄全体のシステムが老朽化して
故障やトラブルが続出となっているために地下鉄がきちんと “来ない”ことにあるわけで、
市民はそのアイディアに呆れ顔といったところでしょう。
 前述の理由・批判に加えて、ナチ時代の収容所輸送の列車を思い起こすという
ユダヤ人からの批判もあったのはニューヨークらしいところでもありますが、
満員電車に関してはいつも日本とアメリカの違いを痛感します。何故なら、アメリカでは
日本のような“寿司詰め満員電車”というのは起こり得ず、人と体が触れ合わない、
最悪でも人と体がぴったりとくっつかないレベルでの満員電車ということになります。
よって、僅かな隙間に無理矢理乗り込んで来るような人は極めて少なく、
そういう人がいるとすぐに非難・怒りの目や、時には言葉が向けられます
(無理矢理乗り込んで来る人には日本人と中国人が多いのはちょっと困った点ですが)。
 日本ですと、車掌が乗客を車両内に押し込むという光景もあるようですが、
あれをアメリカでやったら暴行罪(男性の車掌が女性の乗客に対してであれば
性的暴行罪)などの重罪となること間違い無しです(笑)。
普段、お互いに知り合う仲では抱き合ったりキスしたりと体のコンタクトは
極めて頻繁で大らかなお国柄ですが、公共の場で見ず知らずの他人と体が接触することには
極めて神経質(自分の体や持ち物が相手にぶつかった場合はもちろん、触れただけでも
普通はまず謝ります)であるところは、日米の“体の触れあい”に対する意識の違いが
よく表れていて興味深いと言えます。

トピック:音楽界にも拡がる現代アメリカの病巣

(さらに…)

【After Word】8月

うだるような暑さ湿気が続く毎日ですね。
汗をかく事で自然にデトックス出来ている気分も多少ありますが、
常に体力消耗している気もして、なかなかしんどい季節です。

そんな8月の暑さ。
音楽的に表現しようと思うと、
どうなりますでしょう??

「音色」「和音」に焦点を当てて考えてみます!

まず「音色」。
ピアノは涼しい音色の代表格な感じがしまして、
アタックが強く、立ち上がりが早い音は比較的気温低く
感じやすい気がします。
グロッケン、チェンバロ、ストリングスのピッチカート等。

そうなると暑さは逆で立ち上がり遅く、太い感じのもの。
重たい管楽器・弦楽器が一番わかりやすいでしょうか。
チューバ、ホルン、コントラバス。
ロングトーン系はより感じそうですね。
それと、トランペット・トロンボーン。
アタック強めな印象もありますが、甲子園や暑苦しいメロディを
担当しているイメージで、なんだか暑く感じます。

音色作り方でかなりレンジはあると思いますが、
アナログシンセ系の音も良さそうです。
ノコギリ波をローパスフィルターで閉じ目にして、attack、release遅め。
ぶわーっとして、思わず砂漠を想像してしまいそう。

次に「和音」。
これを例えば音色をピアノに限定して考察してみます。
ちなみに音域でも印象変わりますので、
低めの音程の方が暑く感じると思います。

「ドミソ」メジャー
これは調性・安定感あって、エアコン使って心地良い感じがします。
全然暑くないですね。

「ドミソシ」メジャーセブンス
エアコン20度以下に下げたんじゃないか、ていう涼しさですね。

「ドミbソ」マイナー
少し暑さ感じそうですが、温度というよりも、
じめじめした湿気の多さを想像します。

「ドミソ#」オーギュメント
ブライトでなんだか黄色い光を感じて、割と気温高めですね。
ただ、暑い、というより、熱い、ですね。

「ドミbファ#ラ」ディミニッシュ
これですね!うだるような不協なニュアンス、やり場のない音の響き、
まさしく湿気をかねそなえた、夏の暑さです。

という事で、二方向を加味して、

「チューバ・ホルン」で「ディミニッシュ」
をロングトーンで。

これが8月の暑さを象徴する音です!

かなり主観的な意見でしたが、、いかがでしたでしょうか?

日常を音楽変換すると、興味深い事も多くありますので、
是非考察してみてくださいませ。

次回は9月上旬の配信予定です。
お問い合わせ、配信停止希望はコチラ>>!!

(成瀬)

【STEP INFO】大阪にMAスタジオが一つ増えました

まもなく梅雨明け!(沖縄支社からはもう俺たち梅雨明けてるぜ!的な声が聞こえてきそうですが)みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私は今年もビニール傘の在庫を確実に増やし続ける梅雨を過ごしております。

さてそんな梅雨の湿気をカラっと吹き飛ばすニュースを大阪から!
「大阪、MAスタジオ一つ増えたってよ!」


大阪は今まで「天満」という活気あふれる浪速の台所でスタジオを営業しておりましたが、
この度新たに、谷町四丁目にMAスタジオをオープンさせていただく運びとなりました。
関東のみなさまにはなかなか馴染みがない地名かと思いますが、端的にご説明すると
「大阪城の近くやねん」
という感じです。

太閤はん!!!
肝心のスタジオ写真はないんかーい!という感じなのですが、こちら現在内装工事の真っ最中でして……秋を前にみなさまにお披露目できるように社員一同(&工事をしてくださってる方々)頑張っております。

工事期間中でまだまだ完全とは言えませんが、絶賛営業中です!
ぜひこの機会に、ステップの新しいスタジオ「谷町スタジオ」をご利用ください。
(〒540-0011 大阪府大阪市中央区農人橋1丁目1−7 谷町エクセルビル)

詳しいお話は各営業担当までお問い合わせください♡

(おおた)

【Music】坂田学

お初、登場させていただきますラジオ班の杉本です。
高野寛さんのレギュラー番組等を担当しております。

さて今回紹介させていただくのは【坂田学】さんです。
お気づきの方、いらっしゃるかもしれません。
そうです、ドラマーの坂田学さんです。

お父様はサックス奏者の坂田明さん。
1994年頃から、ドラマーとして活動をスタート。
共演者は、森山直太朗さん、ハナレグミ、秦基博さん、中島美嘉さん、
ハンバートハンバート、Bonnie Pink、トータス松本さん、等のポップス系から、
大友良英さん、塩谷哲さん、勝井祐二さん、ジム オルークさん、
小沼ようすけさんといったのジャズ、即興音楽まで幅広い方々に及びます。
ちなみにPolarisの初代ドラマー(2005年脱退)
あとNHK朝ドラ「あまちゃん」の「あまちゃんスペシャル・ビッグバンド」にも
参加されています。

https://www.youtube.com/watch?v=mB15tciHCOk

そんな坂田さん・・・今年1月にアルバム「木の奥」を発表しました。

制作期間は10年以上。オリジナルアルバムとしては初。
ドラマーの制作と平行して少しずつレコーディングされてきたそうで、
鹿島達也さん(BASS)、エマーソン北村さん(Piano, Key / シアターブルック)、
石井マサユキさん(G / TICA)、おおはた雄一さん(G)、イノトモさん(Cho)、
影山敏彦さん(G / tico moon)、吉野友加さん(Harp / tico moon)、
中島ノブユキさん(Piano)、高田漣さん(G)などがレコーディングに参加されています。

アルバムのダイジェストトレイラーはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=_IGDrcTwqV4

坂田さんご本人にもお会いしたことがありますが・・・
坂田さんの穏やかで紳士な人柄も伝わりつつ・・・
優しい歌声、音響・アンビエントな雰囲気も秘めたサウンドに、
個人的にはうっとりと引き込まれ、最後まで聞き終わり、
また1曲目から再生する・・・というのを繰り返してしまいました。
単純に、坂田さん歌うとこんなにええ声してるんや!という驚きも新鮮。
本当に素晴らしいアルバムです。

そんな坂田さん、近々関西でライブがあります。
レコーディングにも参加された【おおはた雄一】さんとの
ジョイントツアーで、名古屋・大阪・京都とまわります。

おおはたさんといえば・・・
シンガーソングライターであり、ギタリストとしても活動。
坂本美雨さんとのユニット「おお雨」や
福岡晃子さん(チャットモンチー)とのユニット「くもゆき」等の活動も展開されています。
おおはたさんも最近「タイム・フライズ」という作品を発表されましたが・・・
これも本当に素敵なアルバムで・・・
坂田さんの作品と併せて聞いてもらいたい作品です。
https://www.youtube.com/watch?v=57FIeb_c4i4

そんなお二人のツアーは
7月6日(木)名古屋 Tokuzo http://www.tokuzo.com/
7月8日(土)大阪 cafe martha http://www.marthanet.com/index.html
7月9日(日)京都 CINEMATIK SALOON http://cinematiksaloon.com/

アルバムの音をライブで体感・・・というのは無理ですが、
坂田さんおおはたさんお二方の歌声、ギターの音色を味わっていただける
そんなライブになるのではないでしょうか!?
私もぜひ馳せ参じたいところだったのですが・・・がっ、
京都で開催の某フェスの現場があり・・・行けません(泣)

音源を聞いてみたい!という方、杉本までお問い合わせください。

坂田学さんオフィシャルサイト
https://www.manabusakata.com/
おおはた雄一さんオフィシャルサイト
https://yuichiohata.com/

(杉本)

【Shop in Tenma】天満3パクチー

今回ご紹介するお店は地下鉄堺筋線 扇町駅から徒歩5分、
南森町駅から徒歩7分のところに店を構えるタイ料理専門店
「天満3パクチー」

店内は現地の食堂さながらの雰囲気を
感じさせる作りとなっております。
今回注文したメニューはこちら!

パッタイ(タイの焼きそば)690円
麺は米粉で作ったきしめんのような平たい麺で、
甘辛さの中にほどよい酸味があります。

グリーンカレーとごはん 690円
ココナッツ風味のまろやかな香りと鶏肉と野菜がたっぷり入ったルー。
一口運ぶと後から来る辛さが癖になります。

他にもランチメニューが御座います。
単品とセット選ぶ事が出来ますが、
セットにすれば「唐揚げ・生春巻き・タイのえびせん」「サラダ」
「タピオカココナッツミルク」が付いてきます。
かなりボリュームもあり、タイ料理を満喫する事が出来ます!

ちなみに「お持ち帰りしたいよ〜」という方の為に
テイクアウトメニューもご用意されております!

気になった方は、ぜひ一度足を運んで見てください!

「天満3パクチー」
住所:大阪市北区天神橋3丁目3−18
TEL:06-6357-0892
営業時間
ランチ:11時30分〜15時
ディナー:17時30分〜22時
定休日:不定休
カード:不可

(稲垣)

【I Love NY】 月刊紐育音楽通信 July 2017

先日、私の娘が乗っていた地下鉄が故障して真っ暗な地下内で約45分ほど立ち往生となり、
車内は冷房も効かず酸欠状態となって乗客がパニック状態になるという事故がありました。
その後この車両は動き出し、乗客も結果的には全員無事でしたが、
車内にはまともなアナウンスも無く、救援も遅かったことで、
パニック・アタックで一時呼吸困難に陥った娘はその後泣きながら私に連絡してきました。

 そもそもニューヨークは全米一、もしかすると世界でも屈指の公共交通機関が
最悪な都市と言えますが、現在その状況は更に悪化し、
市民の怒りは頂点に達しつつあります。

 そんな事件から約20日後、今度は私がいつも利用する地下鉄のラインで脱線事故が起き、
車内には煙が立ち込めるなどの被害が出て、39人もの人が負傷しました。
私は幸いこの日は別の地下鉄ラインを利用して動いていましたので
事件に遭遇することは避けられましたが、もしも同乗していたら、と思うとゾッとしました。

 一体こんなことがいつまで続くのか。
再開発だの新しい高層ビルだのと観光客や大資本ばかりに目を向けた投資・計画に熱心で、
市民の足や生活、また増え続けるホームレスのことなどにはまともに対応していない
今のニューヨーク市政は正直言って最悪の状況と言えますし、期待されていたデブラジオ市長は今や多くの市民達から能無しの裏切り者呼ばわれされています。

 毎日テロの不安を感じながら、更に公共交通機関もまともに動かず、煩わされ、
脅かされるという状況に、市民のストレスは一層高まるばかりです。

 先日、現状に耐えかねた反トランプ主義者が、
野球の練習をしていた上院議員達を銃で撃ちまくるという恐ろしい事件が
ワシントン郊外で起きましたが、国政においてもトランプ派と反トランプ派両者の
ストレスと対立は高まる一方で、今後更に過激な行動が両サイドから起きてくることも
懸念される今日この頃です。

トピック:21世紀新世代ジャズの到来

(さらに…)

【After Word】7月

2017年もあっという間に後半に突入いたしました。

夏フェスの季節ですね。7月には大きいものだけで16個開催されます。
最近は夏限定ではなく、四季にあわせたフェスが行われていますよね。
日頃は、イヤホンやヘッドホンで聞いている音楽も
外で聞くとまた違った発見があるものです。

暑くてたまらないこともありますが、夕焼けに照らされているアーティストをみていると
どきどき、わくわくしますよ!

新しいアーティストとの出会いもあるので、
ぜひ楽しんでください。

では、また来月お会いしましょう〜!

(中川)

【STEP INFO】喫煙ルーム完成しました。

東京支社ですが、
喫煙ルームが完成いたしました!

弊社のある象印ビル3F入口を入って頂き、
左手奥になります。

こちらのように喫煙スペースと、
テーブル2台、2人用の椅子が3つがございます。
この部屋用にWiFiも完備しております!

喫煙者の方々は心ゆくまで、
こちらでご休憩下さいませ。

またこれに伴い、IQOSなどの電子タバコも含め、
スタジオ内は全面禁煙となります。

皆様ご了承の上、喫煙ルームをご使用頂けましたら
有難く思います。

それではステップメルマガ6月号、スタートします。

【Music】amazarashi

今月紹介するのはこのアーティスト!
「amazarashi」です。
「あまざらし」とそのままローマ字で読みます。

2007年に結成された青森県出身のロックバンドです。

名前だけでは全く音楽性が浮かばないと思いますので
まずはミュージックビデオをご覧ください。

「季節は次々死んでゆく」MV

https://www.youtube.com/watch?v=wtJcLWeY114

中々インパクトのある映像だと思うのですがいかがだったでしょうか!?
こちらの楽曲はアニメ「東京喰種」のエンディングとしても起用されました。

次はこちらの映像。

「エンディングテーマ」MV

https://www.youtube.com/watch?v=pHGnrG_PrCU

世界初となる口まで連動させたプロジェクションマッピングを使用したMVとなります。
最後の瞬間が何とも言えない気持ちなる作品です。

一件ただただ暗いバンドのような印象を受けますが
歌詞をよーく聞くと人生の様々な事を考えさせられる曲となっています。

ちなみにバンド名の由来は
「日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、
僕らは雨曝しだが“それでも”というところを歌いたい」から来ています。

6月29日には幕張で1夜限りで行われた、
amazarashi LIVE 360°「虚無病」が映像化されます。

興味のある方は是非チェックしてみてください。

【Shop In Azabu】nest

今回お邪魔した麻布十番のお店は「nest」でございます。
弊社から徒歩2〜3分の路地にある隠れ家的なお店です。
かなり見つけにくいです。

「nest」さんはこちらの建物の3階にございます。ランチは12時〜15時で営業しています。
今回13時ごろにお邪魔いたしましたが、大変繁盛しておりまして、
運良くギリギリ最後の1席に案内していただけました。

カウンター5席、テーブル4卓程度の清潔感のあるこじんまりとしたお店です。
ランチタイムはオーナー1人で切り盛りしているようです。

ランチメニューは3種類で週ごとに入れ替わっているようです。

今週のメニューは
A. 黒豚ローストポーク おろしポン酢
B. 桜島鶏もも肉のキムチ炒め
C. 和牛肉のハヤシライス   の3種類でした

全メニューサラダとドリンクが付いて1,000円となっております。

鹿児島で食肉卸業を営んでいるオーナーの実家から送られてくる食材を使用しているため、
鹿児島産の新鮮な料理が楽しめます。

わたくしは今回Aセットを選びました。

いただきます!

鹿児島産の黒豚ですが、柔らかくてトロトロ。
ガーリック風味のおろしポン酢と黒豚の組み合わせが最高でございました。
ベストカップル賞です。
溢れ出る脂もまた上品な味をしておりまして、すこし病みつきになりそうです。
そして写真では何てことないつ付け合わせにう見えるサラダですが、これもまたうまい。
新鮮でシャキシャキ、絡まったおろしポン酢と一緒にたっぷりいただきました。
窓際の席で優雅に食べている自分に惚れそうになりながら、完食いたしました。

セットのドリンクにはアイスコーヒーを頼みました。

蜂蜜、ミルクとともサーブ。

おなかが満たされて、ぼーっとしながら何気なく飲んでみたところ、、、
うまい!豆がうまい!
後味にほどいい酸味と豆の旨みがドン!と残るこれぞコーヒーという味。
こちらのコーヒーですが、なんでも渋谷にある「ロストロ」というコーヒーブランドの
焙煎師が煎ったコーヒー豆使用しているのだそうです。


鹿児島産の美味しい食材を使った料理を
ジャズが流れる落ち着いた空間で是非楽しんでみてください。
コーヒーも飲んでいただきたいです。リフレッシュ出来ること間違いないです。
オススメです!

【nest】
[住所] 東京都 港区麻布十番3−1−9 319ビル3F
[TEL] 03-6459-4376
[営業時間]
ランチ  12:00〜15:00(L.O.14:30)
ディナー 18:00〜27:00(L.O.25:00)
[定休日] 毎週月曜日+土曜のみ18時〜営業
[ホームページ] http://r.goope.jp/nest
[Twitter] @nestAzabu10ban