【After Word】10月

秋は名月の季節。
普段あまり意識しないお月様ですが、
澄んだ夜空に浮かぶ、満月は格別です。

十五夜(中秋の名月)にお月見をしたら、十三夜のお月見もお忘れなく。
どちらか一方の月見だけをすることは、「片見月」として嫌われたそうです。
ちなみに、十五夜に次いで美しい十三夜は、
拝むと成功や財運に恵まれると言われています。

今年の十五夜は10月3日(土)、十三夜は10月30日(金)、
良いお月様が見れますように。

というわけで、次回は11月上旬の配信予定です。
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【STEP INFO】夏もそろそろ終わり

夏の終わりを感じる気候になってきました。

STEPは東京〜大阪を行き来するスタッフが多いのですが、
どうやら東京より大阪の方がとても暑いようです。
東京は夏日が少なく避暑地系でしたが、暑いことは暑いので
MAスタジオのラウンジでは「ビーチDVD」をかけたりして涼んでました。
自然写真家と世界中のビーチサウンドを専門に録音している自然録音家のコラボDVDです。

波の音は夏も冬も同じですが、青い空や白い砂浜と合体すると
癒し効果を発揮するなぁと感じました。
こんなもん流してたら仕事をする気がなくなるという噂もありつつ、、

残暑お見舞い申し上げます。

【MUSIC】キャデラック・レコード

8/15に公開された映画「キャデラック・レコード」
すでにご覧になられた方も多いと思いますがご紹介させていただきます。

50年代〜60年代にかけて多くのブルース名盤を生み出した伝説的なレコードレーベル
♪チェスレコード♪
「ジョニーBグッド」で有名なチャック=ベリーを輩出、
ローリングストーンズがデビュー当時憧れていたことでも有名です。
黒人たちの間でしか聞かれなかったR&B/ソウルを白人層にもクロスオーバーさせ、
やがてロックンロールが誕生。
アメリカのロック史、またレコードの歴史を語る上で不可欠な名門レーベルです。

レコード会社の代表「レナード=チェス」をエイドリアン=プロディ(戦場のピアニスト)
グラミー受賞シンガー「エタ=ジェイムス」をビヨンセ(ドリームガールズ)
天才ギタリスト「マディ=ウォーターズ」をジェフリー=ライト(007慰めの報酬)

白人でありながら黒人音楽専門のレコードレーベルを立ち上げたチェス(実際は兄弟)、
50年代の黒人音楽と60年代の白人ロックの関係、
権利をめぐる争い、金銭の流れ、
栄光と衰退

ほとんどの登場人物が実在の人物であり、
物語の展開上順番を入れ替えたりはしてますが、
ドキュメンタリーに近いくらいよくまとまっていて、
音楽の歴史を知る良き教科書にもなってます。

また、制作総指揮にも名を連ねる歌姫ビヨンセもブルージーに熱演。
オバマ大統領の就任パーティーで歌っていた名曲「At Last」を熱唱します。
「エタ=ジェイムス」が居なければ今の私は居ない
自分たちのルーツを大切にし、尊敬と感謝の思いを形にしていく姿勢は
素晴らしいと感じました。

音楽は、人種の差など社会的問題を解決し、新しい歴史を築く手助けをしてきました、
歴史を変える程のエネルギーを持つレーベルを立ち上げ、音楽を作る、
夢のような話しですが、現実にはその艶やかな世界にも痛みや挫折があります。
50年代の黒人にとって音楽は生きるためのすべであり、数少ない「良い仕事」の
ひとつだったと思います。
音楽がエンタテインメント化する以前の人間臭さがあり、
人生の”ブルース”を感じることができました。

新宿ピカデリー
恵比寿ガーデンシネマ他、全国にて順次公開中

<オリジナルサウンドトラック>
発売元:ソニーミュージックエンタテインメント(SICP2290)
発売日:2009年7月22日
価格:3,780円(税込)国内盤(歌詞対訳付)

ビヨンセや、チャックベリー役を演じたMos Defが歌った
オリジナルサウンドトラックも発売されてます。
国内盤は26曲入り!ボリューム満点でこちらもおすすめです。

【SHOP】宮崎料理「まとや」麻布十番

麻布十番商店街の中程にある宮崎料理屋「まとや」をご紹介。
暑い夏、「冷汁」最高でした。冷製料理の傑作です。

鳥を炭火で焼いて食べるもよし、
寒鰤、ゴマ鯖のお刺身もよし、
冷汁もよし、
家庭的な雰囲気で、何を頼んでもおいしいです。
麻布十番にしては値段も手頃で、料理の量も多いのが嬉しいです。

宮崎料理ということもあり、お酒は焼酎が豊富
「百年の孤独」900円

少し遅い時間にさらっと食べるのに最高でした。
お値段も手頃なので、年代問わず多くの方が楽しめるお店だと思います。
STEP東京支社からも歩いて10分くらいです!

東京都港区麻布十番2-4-5 西脇ビル2F
18:00〜23:00(22時以降お入店可)
定休日 火曜
TEL 03-5232-0333

【INDIES】湘南から癒しの声 児玉奈央

今回は湘南を拠点に活動する児玉奈央さんをご紹介します。

ジャムバンドの草分け的存在”MAJESTIC CIRCUS”では妖艶な歌姫、
アコースティックギターとウクレレのユニット”yoleyole”では
オーガニックな歌声を聞かせてくれたNaoさん。

昨年末には初のソロアルバム「MAKER」をリリース、
豪華ミュージシャンをゲストに迎え、
地に足のついた”母なる大地”の声を聞かせてくれます。
Simple&Beautiful!シンプルな音楽を作るのはある意味とても難しいことです。
普段は穏やかな雰囲気のNaoさんですが、歌声に芯があり存在感があります。
心や脳に響くその歌声の「嘘がない」感じがとても好きです。

最近お母さんになったそうですが、これからも美しい女性、
良きアーティストで居て欲しいです。

「児玉奈央」1stアルバム視聴は→http://www.myspace.com/kodamanao

【I Love NY】ポール・マッカートニーの再侵略!?

(ここではSTEPのNYスタッフから届く、現地の最新音楽情報の一部をご紹介しています!)

NYに来られてJFK空港に到着し、空港のあるクイーンズ区からマンハッタン区まで車で向かい、マンハッタンのビル群が目の前に近づいてくるとハイウェイの両側に巨大なビルボード(看板)が見に入ってきます。これらの中に、ポール・マッカートニーの巨大なビルボードが5枚立ち並びました。
7月17・18・21日の三日間、ニューヨーク・メッツの新スタジアム、シティ・フィールドで行われたコンサートのための広告です。

ビートルズ・ファンの方はよくご存じだと思いますが、ポールがビートルズのメンバーとしてアメリカで初のコンサートを行ったのが、ニューヨーク・メッツの旧スタジアムであったシェイ・スタジアム(ニューヨーク・メッツ設立のために奮闘したNYの著名弁護士シェイさんを記念して名付けられました。“シェア”とは発音しないのでご注意)でした。それは1965年8月15日のこと。
60年代半ばからアメリカで吹き荒れた”ブリティッシュ・インベージョン”最大のイベントと呼ばれ、5万5千人以上を集めたビートルズの北米ツアーのオープニング・コンサートです。実はこのコンサートは64年にオープンしたシェイ・スタジアムのコンサート会場としてのこけら落としであり、アメリカでは初のスタジアム・コンサートでもあったのです。

(さらに…)

【After Word】9月

2009年も残すところあと4ヶ月、2/3が過ぎました。
年始の目標を果たせているのか、一度考えるタイミングかなぁと
少し振り返りながらAfterWordを書いております。

今年も経済不況、インフルエンザなどすでに話題満載ですが、
どんな秋が来るのでしょう。
良い時間をお過ごしください。

次回は10月上旬の配信予定です。
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【STEP INFO】STEPお昼間の天体ショー

先月のメールマガジンでも紹介したお昼間天体ショー!
STEP大阪でも部分日食を一目見ようと、手の空いたものからスタスタと屋上へ・・・

STEP屋上からの1枚

同時刻南森町での1枚

分かりにくいですね(笑)
でもしっかりと部分日食が確認できてます!(スゴイ!!)

私は、休みをとって高知県室戸岬へ・・・
四国まで行ったのに大阪ほどしっかり確認することは出来ませんでした。
日頃の行いが大切だな〜と感じました(笑)

次に日本で見られる皆既日食は26年後の2035年9月2日です。
26年後もこんな風に見れますように!!

STEPは今日も平和です。

【Music】ザッハトルテ

今月は京都・西陣をホームグラウンドに活動をしている、アコーディオン・ギター・チェロのアコースティックトリオバンド“ザッハトルテ”を紹介します。

彼らの音楽を聴くと、ここはパリのオープンカフェ??と思わず勘違いしてしまいます。
ミュゼットやアイリッシュミュージックなど、ヨーロッパの大衆音楽がいい感じに溶け込み思わずうっとりとしてしまうほど雰囲気バッチリな彼らの音楽は、本場パリっ子に大絶賛され、世界的アコーディオン奏者cobaをも唸らせたほど!!

現在は某CMでも演奏している彼らにこれからも注目です!!
漫画家オノ・ナツメさんとのコラボレーションアルバム「素敵な一日」¥3,045(tax in)も発売中です。

【SHOP】南紀勝浦漁港食品直営店

最近は天満市場の裏辺りがアツイっ!
お店もどんどん増えています。
今回はその中でも評判の良い
南紀勝浦漁港食品直営店「ほんまや」をご紹介します!

あいよーっ!!
と威勢の良い声が飛び交うお店で
メニューは マグロ、マグロ、クジラー! といった具合です。


写真は生マグロとびんちょうマグロ、奥はくじら焼肉です。

オススメの生マグロは、和歌山県勝浦で水揚げしてすぐに直送されているとのこと。
鮮度抜群、実は生マグロよりびんちょうビントロが気になっていたわたくしですが、
味わいは生マグロの圧勝でした。
刺身のお造り、丼もの、揚げ物 天ぷら等、色々海鮮ネタもそろっています!

これだけおいしくてお値段は、
直営店だから?かなりお安くいただけます。
380円くらいから刺身のお造り食べられます。
ドリンクメニューもオール280円(税込みでも294円)
おそるべし ほんまや。

タイミングが合えば「解体ショー」が見られるかもしれません。

住所:〒530-0033 大阪府大阪市北区池田町8-15
電話:06-6352-5277
営業時間:16:00〜24:00(L.O.23:00)
定休日:不定休

【INDIES】浪速のソウルキング ALL SWAMPS

今月のご紹介は、アフロのソウルキング、フィー(Vo)を中心に歌を愛するメンバーが集結したバンド「ALL SWAMPS」!!

ニュー・ソウル、モータウン、ニューオリンズファンクなどを背景に、”DO THE ROCK’N’ SOUL”を掲げ、”汗”と”幸せ”にまみれたライブを展開〜。新しき光と道を照らす、非常に好感の持てるバンドとなっております。

「な、な、な〜」とうっかり口づさんじゃうんだよなぁ…この曲。
そんなご機嫌バンド、一回聴いてみてください★

あ、タイアップも募集中です!!

「ナ・ナ・ナ(着うたバージョン)」の試聴>>コチラ

【I Love NY】永遠のポップ・アイコン、マイケルよ安らかに…

(ここではSTEPのNYスタッフから届く、現地の最新音楽情報の一部をご紹介しています!)

多人種・多宗教で貧富の差がとてつもない階層社会のアメリカ、特にニューヨークで一般的な物言いというのは意味がないのですが、それでもほとんどのアメリカ人は新型インフルエンザなど気にせず、北朝鮮の問題にも興味がない(北朝鮮がどこにあるのかも知らない)と言えますが、さすがに今回のイランの問題にはかなり騒いでいます。

しかし、そんなイラン問題さえも吹き飛ばしてしまったのが、稀代のポップ・アイコン、マイケル・ジャクソンの死でした。
テレビ、ラジオ、新聞などメディアは連日マイケル一色。彼の存在の大きさを改めて感じましたが、プレスリーなどと違い、彼には保守的な人達に嫌悪されるようなゴシップ、スキャンダルが多かったため、人々の反応も様々です。
まず今の10台の若い子達はマイケルのことなどほとんど知りません。知っていも“白人になった黒人”とか、“児童性的虐待の変態”くらいにしか理解しておらず、彼が偉大なポップ・スターであったことを今回の急死後の報道や特別番組で知った子供達も多いようです。

しかし、私のようにマイケルと同世代の人間や、昔からリアルタイムで彼の音楽を聴いてきた人達にとって、やはりマイケルは永遠のアイドル・スターと言えます(ハーレムなどでは、マイケルのTシャツを着たおばちゃん達なども良く見かけられます)。
また、マッチョ好きのアメリカでは珍しく、か弱くピースフルなイメージのマイケルは特に女性達から愛されたと思いますし、彼ほど多くの白人ファンを得た黒人(色は白くなっても)はいないと思います。また、物静かで恥ずかしがり屋の彼は、ジョン・レノンなどの行動派とは違った形ではありますが、実は立派なプロテスター/アクティビストでもあり、そのことについては度々賛否両論・論争の的にもなってきました。

私自身、小学生の頃はモータウンのポップスが大好きだったのでジャクソン5はよく聴きました(恐らくマイケルはあの頃が一番歌が上手かったかも)。
ビートルズには興味がなかったですが、「レット・イット・ビー」を全米ナンバー1から引き摺り下ろした「恋のABC」は大のお気に入り曲でしたし、
マイケルを大スターにしたソロ・アルバム「オフ・ザ・ウォール」は今でも私のフェイバリットの一枚です。本当にたくさんの人々がいろんな時代の
マイケルに思いを寄せてきたと思いますが、私は「オフ・ザ・ウォール」の中の美しく切ないジャジーなラブソング「アイ・キャント・ヘルプ・イット」
(作曲:スティーヴィー・ワンダー、プロデュース:クインシー・ジョーンズ)を久しぶりに聴き、自分の中でマイケルの音楽やスピリットが占めている部分の大きさを改めて感じ、涙がこみ上げてきました。心から彼の冥福を祈りたいと思います。

【After Word】8月

梅雨明けはまだかまだかと待っていたら
大雨は降るわ、
気付けばもう8月です。

例年、ステップもソワソワ心揺らしていた天神祭ですが、
今年は花火が土曜日だったせいか平穏に過ぎてしまい、
季節感が少々鈍っています。

天神祭の花火を見逃した方、
まだまだあります花火大会!
8月8日(土)19:50〜
第21回なにわ淀川花火大会で元気出しましょう!

というわけで、次回は9月上旬の配信予定です。
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【STEP INFO】夕張夫妻 カンヌ広告祭でグランプリ

先日、開催された世界最大級の広告の祭典「カンヌ国際広告祭」プロモーション部門で
財政破綻を逆手に取り、北海道夕張市をPRするキャラクター「夕張夫妻」が最高賞のグランプリを獲得しました。

夕張夫妻は、夕張市の離婚件数が全国で見ても少ないことに市が抱える多額の「負債」をかけたもので、貧乏ながら深い愛で結ばれた「父さん」(倒産)と「まっ母さん」(真っ赤)が手を取り合う自虐系キャラクターです。

特産の夕張メロンに似た頭がトレードマークで、座右の銘は「金はないけど愛はある」だそうです。

そんな夕張夫妻のプロモーションビデオ「愛の始発駅」の音楽を手がけたのが、
弊社の川越プロデューサー。

ぜひ、この機会にその作品をご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=E-_ETYBCppw

【Music】マイケル・ジャクソン逝去

先日のニュースでご存知の通り、現地時間の6月25日、マイケル・ジャクソンが50歳という若さで亡くなりました。

世界で最も愛され、多くのアーティストに多大な影響を与えたエンターテイナー
”KING OF POP”

Jackson 5時代からソロ時代を経て数多くのヒット曲を世に送りだしました。

特に1982年にリリースされたALBUM『Thriller』は「1億400万枚以上の世界最高枚数の売り上げ」、「全米アルバムチャートでの最長期間首位」、「最も成功した音楽ビデオ』など、30年近く経った今でも破られることの無いギネス記録を保有しています。

また、あのスティービー・ワンダーは、「我々が覚えておかなければいけない最も大切なことは、神から才能を恵まれた彼が、音楽や歌、曲、ビデオなどすべてを通じて人々に喜びを与えたことなのです」とコメントしています。

晩年はあまり良くない報道を耳にする機会が多かったですが、彼の残した功績はあまりに大きすぎました。

感謝とあわせて、マイケル・ジャクソンの冥福をお祈りいたします。

【SHOP】HIGASHIYA

和菓子と一緒に口にする飲み物といえばお茶ですが、東京には和菓子とお茶とお酒を一緒に楽しめる素敵なお店があります。
東京・西麻布にある「HIGASHIYA」
和菓子の販売スペースとカウンターの飲食スペースで構成されていて、和菓子は季節の生菓子から羊羹、餅菓子などなど。
中でも和菓子風に焼かれた玉子焼きは上品なお味です。

また日本茶、緑茶、半発酵茶、香草茶、中国茶といったお茶も豊富で、一杯ずつ茶釜から汲まれたお湯でお茶を点ててくれます。
中には、飲み終わった後に茶葉を食べることができるものもあります。

さらに、深夜までの営業のためアルコール類も充実。
甘味とともにお酒も楽しめます。

大納言の羊羹とともに飲む日本酒は格別ですよ。

お店の性格上、写真撮影はできませんが、詳しくは
オフィシャルWEBサイトをご覧ください

どこか京都の香り漂う素敵な1軒です。

お昼には、懐石料理のランチもありますよ。

【INDIES】信近エリ

今回ご紹介するのは、信近エリ。

以前、大沢伸一に目に留まりSONY MUSICからメジャーデビューしていた彼女ですが
この度、インディーズレーベルからNew Mini ALBUM「hands」をリリースしました。

メジャー時代のクラブサウンドから一転、シンプルなサウンドによって彼女本来の歌声が前に出たALBUMに仕上がっています。

特にALBUMからのシングル「君なんだ」は、大切な人のことを想いながら聞いて欲しい。
そんな1曲です。

詳しくは、OFFICIAL SITEをチェック!

【I Love NY】蘇るジョン・レノンのスピリット

(ここではSTEPのNYスタッフから届く、現地の最新音楽情報の一部をご紹介しています!)

皆さんは胸に「New York City」と書かれたTシャツを着て腕組みしているジョン・レノンの写真を覚えていらっしゃいますか?
ニューヨークを愛したジョン・レノン。ニューヨークで凶弾に倒れたジョン・レノン。我々ニューヨーカーは、「イマジン」の歌詞と共にジョンのことを決して忘れることはありません。

そのジョンのニューヨーク時代の回顧展が、ソーホーにあるRock & Roll Hall of Fame Annex NYCで開催されています。展示物は多くはないものの、どれも私達に何かを訴えかける力強いものばかり。例えば前述のニューヨークTシャツ、74年のエルトン・ジョンのマジソン・スクエア・ガーデンでのコンサートでジョンが プレイしたテレキャスター・ギター、「Nobody Told Me」、「Luck of the Irish」、「Whatever Gets You thru the Night」といった曲のジョンによる手書きの歌詞などの他、政治活動・社会活動を通して平和運動を推進していたジョンを物語るような遺品、例えば彼のグリーン・カード(永住権カード)とそれにまつわる様々な手紙(当事のニクソン政権が、いかにジョンの反戦運動を恐れていたかもわかります)なども初公開されています。
また各所にはジョンの音楽や映像を視聴できるコーナーがあり、じっと聞き入り、見つめ、涙を流している人が何人もいたのことも印象的でした。
そんな中で、最も衝撃的な展示物は、“射殺されたジョンの血染めの眼鏡”の写真ではないでしょうか(きれいにクリーンナップされた眼鏡そのものも展示されています)。
写真の上には「ジョンが1980年の12月8日に射殺されて以来、アメリカでは932,000人もの人々が中で殺されてきました」という言葉が…。いつまでも続くアメリカの銃社会と、いつまでもつづく発砲・殺人・乱射事件。ジョンのニューヨーク時代を見学した人々が、銃規制についても改めて考えるよう祈るばかりです。

尚、同ミュージアムには、ジョン・レノン展の他に、「ルーツ&インフルエンス」と題したギャラリー、ジミ・ヘンドリクス(彼のギターや衣装も展示)を始めとする「ギター・ヒーローズ」のギャラリー、NYパンク発祥の地として今や伝説のクラブとも言えるCBGBの店にあった品々も展示されている「ニューヨーク・ロックス」のギャラリー、ロック・スター達の楽器や衣装などでロックの歴史を振り返る「モーメンツ・トゥ・ムーブメンツ」のギャラリーが常設されており、その中にはブルース・スプリングスティーンの初めての車であった1957年のシボレーのコンバーチブルも展示されています。ニューヨークのロックの新名所に皆さんも是非足を運んでいただきたいと思います。

【After Word】7月

7月に入ったばかりですが、今月下旬には今世紀最長の皆既日食が観察できるそうです。
その時間インドで6分30秒ということで、各旅行会社は、皆既日食ツアーの提供を競っているとのことで一部の旅行会社では特別チャーター機まで準備しているそうです。
もちろん、ここ日本でも見られるということで、皆既日食が国内で確認できるのは46年ぶり。

7月22日午前11時ごろ奄美大島北部、屋久島、種子島南部地方などで観測できますが、
部分日食は全国で見ることが可能だそうです。
お昼前の天体ショー
ちょっと仕事の手を休めて空を見上げてみませんか?
今から手帳にチェックしておきましょう。

というわけで、次回は8月上旬の配信予定です。
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【STEP INFO】STEP NYブランチとは?

最近、STEPの名刺にとある変化が…
東京、大阪、NY…「ん?にゅーよーく?」

そうなんです。実はSTEPにはNYスタッフがいます。
「どんなことをしてるんだ?」というご質問を頂いていたので、今回はそのNYブランチをご紹介させて頂きます。

まずはスタッフ紹介!といっても1名なんですが…。

サム・カワ (Sam Kawa)
東京都渋谷区出身。
ミュージシャン(サックス奏者)、プロデューサー、マネージャー、 コーディネーター、ライター等複数のワラジを履いて活動後、渡米。
その後は、「プロデューサー業」と「マネージャー業」に重点を置き、アーティスト達の音楽教則映像作品や、ボストンのバークリー音楽大学の教則映像ソフトなどをプロデュースする他、CDやCM、PVや自主制作映画など様々なレコーディングや撮影のプロデュースやコーディネーション、アーティストのブッキングなども手掛けています。
ちなみに毎月のこのメルマガの「I LOVE NY」のコーナーは毎月サム・カワが書いている旬のNY情報です!!

STEPのNYブランチがどんなコトをしているかと言いますと…
まず、基本的には音楽に関するところになりますが、主には
?〆瀛謄潺紂璽献轡礇鵑猟鶲?
?▲屮奪?ングからレコーディングにおけるプロデュース

またインターネット回線をつかってのVocal録音、NYのミュージシャンによる作曲やアレンジなど予算や環境に応じて対応することが可能です。
それ以外でも何かとご協力できるところもあると思いますので、「NYでなにかある」ときは是非STEPまでご一報を!!

サム・カワの詳細プロフィールをご覧になる場合は下のmore⇒をクリックしてください。

(さらに…)