【STEP Info】2021年も残り1か月

12月に突入しました。早いもので今年もあと1か月を切りましたね。
2021年は皆さんにとってどんな年になりましたでしょうか??

2021年のTOPニュースを見てみると、、、
1位:大谷翔平 メジャーMVP
いやぁ~これはほんとにすごかったですね!来年も「オオタニサーン」の活躍が気にあります。

2位:東京五輪 最多58メダル
やっぱり自国開催ということもあり、めちゃくちゃ盛り上がりました。若い力が躍進しましたね。

3位:コロナワクチン接種
まだまだコロナニュースを見ない生活を期待しながら、新たな新型も増えてきてますね…。

4位~10位はこちら↓

4位:眞子さま 小室圭さん 結婚
5位:熱海で土石流
6位:変異株が猛威
7位:自民総裁に岸田氏 首相就任
8位:藤井新竜王、最年少四冠
9位:ゴルフ松山 マスターズV
10位:東京五輪「原則無観客」に

来年はTOPニュースの中からコロナ関連の記事が無くなり、
明るい話題が連なる年になることを祈願しながら2021年最後メルマガstartです!!

(稲垣)

【MUSIC】DYGL

メディアコミュニケーション部のナカヤマです。
12月に入り、 いきなり冬を感じております。

私は末端冷え性ということもあり、
夜寝る時、早い時期から電気毛布を投入していますが、
ぬくぬくの布団は幸せを感じます。
冬は、ただ暖かいだけでも幸せを感じる事ができるので、
なんだか得した気分にもなります。 (私が単純なだけかもしれませんが。。。)

と、そんな暖かい部屋でゆっくり過ごす相棒に
「東京卍リベンジャーズ」はいかがでしょうか?
私もなかなか読む時間ができなかったので 後回しにしていたのですが、
やっと読むことができました。

素直に、めちゃくちゃおもしろいですねー。
(実写映画化やアニメ化される理由が分かりました。)

私は「マイキー」か「千冬」がスキです。
そして、今出ている巻で言うと19巻が一番スキです。
と、「東リベ」では、19巻を一番よく読み返していますが、
今年一番よく聴いているのは、こちら。

♪Half of Me / DYGL

今年7月にリリースされた 「DYGL(デイグロー)」のアルバム『A Daze In A Haze』。

♪Did We Forget How to Dream in the Daytime? / DYGL

リリースされて少し経ちますが、 何回聴いても聞き飽きない とてもステキな1枚です。

そして、ステキと言えば、 11月24日に発売された
「ETVOS」「アロマモイストハンドクリーム (フレッシュハーバル)」が
だいぶステキです。

 

「ETVOS」では、以前レギュラーアイテムで
「ハンドクリーム」があったのですが、
数年前に生産終了となりガッカリしていました。

が、今回「数量限定で発売される」という情報を聞いた瞬間、
ショップに駆け込み、 BAさんに色々お話を伺ったのですが、
一番の購入する決め手になったのは
「以前あったハンドクリームとほぼ成分が一緒」という点でした。

なぜなら、以前の「ハンドクリーム」 私の場合、夜塗って寝ると、
次の朝、ツルツルになって感動したんです。

数年前からよく耳にするようになった成分「セラミド」が
「ETVOS」のアイテムには配合されているのですが、
きっと、この「セラミド」が良い仕事をしてくれているのではないか?
という想像を勝手にしています。

 

ということで、もちろん今回も購入しまして、
乾燥&コロナ感染予防の為の手洗い・消毒で
ズッタズタになっている手に使用していますが、
香りもキツくなく自然な香りで塗り込めばベタつかない感じ。
日中も使いやすいのではないでしょうか。

ただ、今は「香害」とか「スメハラ」など、
香りがあるアイテムには、 無自覚に周囲を不快にさせる可能性がありますので、
個人的には、 夜寝る前など、自分だけの空間で使用するのをオススメします。

では、みなさま、 コロナにもインフルエンザにも気を付けつつ、
乾燥する手肌もいたわり、 温かくしてこの冬をお過ごしください。。。

(ナカヤマ)

【Shop in Tanimachi】Cochon Rose

今回は、弊社谷町スタジオから歩いて約5分のフレンチ、ビストロ『Cochon Rose コションローズ』さんをご紹介します。

本日のランチ 黒豚のグリル ¥1,200の看板。 この界隈ではお高めですが、前から気になっていたお店なのでスタッフと一緒に行ってみました。

外観はシンプル。 店内はBarのような雰囲気で、アンティーク調のインテリアや素敵な絵画が飾られていて小洒落ています。 手前側に2人掛けのテーブル席が3つあり、カウンター7席が奥まで伸びています。 優雅でゆったりとした雰囲気が癒されます。 お客さんがいたので、店内の写真撮影は控えました。

座席に案内されると、何も言わなくても本日のランチが準備され、シェフ自らランチを運んで下さいます。

深めの器に入ったカボチャのスープ。 オリーブオイルが浮いています。 一口いただいた後、2人とも「う〜わ…」と思わず口走ってしまう深い味。 甘みがほとんどない大人の味です。 おそらくカボチャの皮ごとすり潰していて、少しザラザラ感も残っています。 底のほうには甘酸っぱいリンゴのような隠し味が入っていて、二度美味しい。 只者ではないシェフの腕前が伺えます。

自家製パンは、軽くオーブンで焼かれていて素朴な味。 もう一ついただきたかったです。

メインの黒豚のグリルは華やかな盛り付けです。 温野菜のカブと紅芯大根にグリーンピースがあしらわれ、美しく配置されています。 ドレッシングに甘酸っぱいビネガーベースのソースと、緑が鮮やかなバジルソースがかかっています。 お肉の下に皮付きのポテトが隠れていました。

厚みのあるお肉は、ギューっと締まった感じでジューシー。 あっさりとした塩加減にコショウが効いています。 弾力のあるお肉と野菜のシャキッとした食感がバランス良く、味わい深いです。

お腹いっぱいになりたい方は少し物足りなさを感じるかもしれません。 そんな時は、 本日のデザート(この日はチョコケーキ+アイス):350円 コーヒー、エスプレッソ、紅茶:250円 の追加注文で全てが満たされます♪  絶対にオーダーしたくなるように考えられています。笑 私たちはメニューを横目にお店を出ましたが、お財布に余裕があればどうぞ!

メインディッシュは1日1種類のみ。 若鶏のグリルか黒豚のグリルのどちらかです。

谷町スタジオに来られた際は、是非お立ち寄りください。

Cochon Rose  フランス料理店

Adress:大阪市中央区谷町3-2-15 松本ビル1F Tel:06-6943-1407 Lunch:11:30〜14:00 (L.O) Dinner:18:00〜20:00 (L.O) Close:月曜日・水曜日 (Dinner不定休)

(ハルキ)

【I Love NY】「月刊紐育音楽通信 Dec 2021」

※本記事は弊社のニューヨーク支社のSam Kawaより本場の情報をお届けしています。

 思えば2020年3月のコロナ・パンデミックが起きて依頼、本ニュースレターはほとんどコロナ関係一色。更にトランプ問題、BLMやアジア系憎悪を中心とする人種差別問題なども加わり、音楽業界をテーマにしても暗く思い話ばかりになってしまっていると言えます。できれば明るいテーマ・話題をお届けしたいと思っているのですが、やはり世の中の状況が状況故、現状を差し置いての明るい話はリアリティも希薄で、どうしても取り上げにくくなってしまうのが正直なところです。既に2020年1月の本ニュースレターのイントロにおいて、「四方八方に“暗く巨大な壁”が横たわっている」と書きましたが、この“壁”がコロナによって様々な形で一層深刻になっているというのは誰の目にも明らかです。

 そんな中でこの2021年もいよいよ年末を迎えるわけですが、来る2022年こそは明るく希望のある年になると信じたいのは皆同じであると思います。この約1年10ヶ月ほどの間、私達は本当に数々の苦難を経験し、犠牲を払ってきたと言えますし、それはまだ過去形として片付けることができません。11月末現在コロナによる犠牲者は世界で520万人超。しかし、古来人類はコロナを超える死者を出した感染症に度々おびやかされながらも、それらを乗り越えてきました。また、このコロナの中でも苦難や犠牲を乗り越え、克服してきたことは様々にあると思います。例えば賛否両論で問題も山積みではあっても、日本はオリンピックをやり遂げ、アメリカは取りあえずトランプの暴走を止めました。音楽・エンタメ界もまだ復活と言えるようなレベルでは到底ありませんが、日本のフジロックやニューヨークのブロードウェイなど、再開の動きは徐々に進んでいます。

 コロナの話を別にしても、大坂なおみはテニス界に波紋を呼び起こし、スニーサ・リーは数々の逆境をはね除けて金メダルを獲得し、ボストンでは初の有色人種&女性のアジア系市長が誕生し、眞子様は眞子さんになりました。。などという話まで持ち出すのは全くの的外れとも言われるでしょうが、そうしたトピックであっても一つ確かなことは、例え賛否両論・問題山積みであっても、例え限られた一部の話であっても、私達の社会は止まっていないということ。私達は今も前に進んでいるということだと思います。そんな事実や動きを励みに、この先の好転を信じ、2022年はできる限り明るいニュースをお届けできるよう、できる限りポジティヴな視点や考えをキープすべく、自分自身を叱咤激励したいと思っています。

 どうか皆さん良い年をお迎え下さい。そしてもっと笑顔や笑い声を生み出す2022年にしていきましょう!

(さらに…)

【STEP INFO】沖縄支社

秋ですね。。寒くなってきましたよね。

久しぶりにエアコンのスイッチを入れたら、はい冷えもせず、温まりもせず。。。
完全に壊れてしまい風だけ出てくる装置になりました。

まだ修理は来ず、夜な夜な凍えながら過ごしていたのですが
優しい後輩がヒーターを貸してくれてとりあえず寒い夜からは救われました。

さて、ステップには沖縄支社がある事ご存じでしょうか?

(さらに…)

【MUSIC】SKWAT HERTZ

メディアコミュニケーション部の仲川です。
10 月末に飲食業の時短要請が解除となり ついに通常営業が戻ってきましたね。
(京都は 7 か月ぶり、大阪/東京は 11 か月ぶり!)

さっそく街に活気が戻りつつあるものの、当然ながら コロナ前のようにはいかず…
お店側も訪れる側も 引き続き感染防止対策は必須ですよね。
マスクをつけなくてイイ時代はいつ訪れるのでしょうか。。
とにかく見慣れた街の景色が一変したコロナ禍。

飲食の賑わいとともに「路上ライブ」もめっきり見かけなくなりました。
Twitter や Instagram など SNS の普及で
自分たちの演奏を世界中に届けることができる時代となり
コロナ前の 2018 年には 世界初のストリートミュージシャン専門レーベルが誕生。

オーディエンスがストリートライブを録画し、ジオタグやハッシュタグをつけて発信すると
そのレーベルサイト上の MAP に動画がアップされるというもので
人気が出れば、レーベルがレコーディングをサポートし 作品をリリース!
という展開もあり、非常に興味深かったのですが
世界的パンデミックの前に消滅してしまいました…残念。

でも緊急事態宣言も時短要請も解け、街に人が戻りはじめた 10 月末ごろから
神戸の三ノ宮や京都の土下座前といった路上ライブの名所にも
ストリートミュージシャンたちが戻りはじめてきました。
皆さんは路上ライブのどんなところに引き込まれますか?

弊社は以前にインディレーベルを運営していた時期があり、
自分もアーティストを発掘すべく、色んな路上ライブを見に行った中で
声を掛けてみよう!となるには 良い演奏や歌声にプラスして、
街の風景に馴染む音を鳴らしているかどうかが重要だったように思います。
(意を決して声を掛けたら
その直前にメジャーレコード会社と契約されてしまっていたなんてこともありました笑)

さて路上ライブといえば、コブクロやゆずといった弾き語りが中心でしたが
いまやジャンルも様々(JAM、JAZZ、HIPHOP、BRAS and more)!
渋谷のストリートで話題を集めた「SANABAGUN.」

京都・四条河原町の路上ライブで現レーベルと出会った「NABOWA」

大阪・梅田の歩道橋でフリースタイルラップを競う「梅田サイファー」
今や引っ張りだこの「Creepy Nuts」の R-指定もここから羽ばたきましたよね。

そんな路上ライブとは別軸で、SNS や YouTube を通じて急速に広がっているのが
ストリートピアノ(=街角ピアノとも言われていますね)。
イギリスで野外に放置されたピアノが発祥とか諸説あるようですが
今や駅や空港をはじめ、世界中に設置され、
ここ日本でも 町おこしのきっかけに設置されたりしています。

そして「ハラミちゃん」といった新たなスターも誕生しています。

実は我々メディアコミュニケーション部スタッフがお世話になっている
α-STATION が入る複合施設「COCON KARASUMA」にもストリートピアノが登場しています。

予想以上に 毎日色んな方が弾きに来られていますが
このストリートピアノ。演奏を録音していまして
その演奏の一部がα-STATION の番組「SKWAT HERTZ」(弊社制作)で放送されています。

詳しくはコチラのサイトをご覧ください↓↓
https://coconkarasuma.com/event_post/2021/10/06/3354/
12 月末まで設置されていますので 京都にお出かけの際は「Play Me, I’m Yours」!

【SHOP IN AZABU】BISTRO CRESTA

今回はスパニッシュ系のレストラン「BISTRO CRESTA」をご紹介します!
麻布十番・六本木近辺で7店舗ほど展開しており、とても人気の高いお店です。

麻布十番のお店はこちら。
お店の雰囲気が分かりやすい看板が目印です。

早速入ります。

入り口のドアがワインセラーっぽい作りになっていて、
ワイン好きな自分としては、とても嬉しい気持ちになりました。笑。

 

「BRUNCH MENU」はPASTAとMAINの2種類から選びます。
ワインの飲み放題がとても気になる・・。
赤・白・泡すべてが飲み放題・・。

仕事中ですので、ぐっとこらえて、
牛スジと季節野菜のトマトクリームパスタにしてみました。

でも名残惜しく、ドリンクメニューをいろいろみてみます。


ワインが本当に充実しています。グラスワインがたくさんあるのが
ポイント高いです。
ちなみにスペインのカヴァはフランスのシャンパンと同じ製法で作られており、
泡のきめ細かさがありながらコスパが高く、
テンプラリーニョ種は、スペインの代表品種で、少しパンチがあって
熱さを感じる香りです。
そんな良質なワインもグラスから飲めてしまいます。


さて。前菜が来ました。パンとサラダ付きです。

パンはとてもふっくら。カリカリで美味しい。
前菜はチーズとスモークハム。チーズは味が濃くなくて
とてもマイルドだったので、ハムと相性バツグンでした。

そしてパスタが来ました!


牛肉が美味しい、ということだったのですが、この牛スジも
旨味がしっかり出ていて、美味しかった。
トマトクリームもしつこくなくて、上品な味でした。


レストランって、どちらかというと濃い目の味付けのお店が多いと思いますが、
BISTRO CRESTAは品があって、濃すぎず、ちょうど良いニュアンスでした。
麻布・六本木など品がある所にたくさん店舗展開してる通り、
ターゲットをしっかりおさえている事が料理の味からも伝わってきます。

次こそはワインを・・!
皆さんもぜひ足をお運びくださいませ!

 

ビストロ クレスタ 麻布十番
(BISTRO CRESTA)

【TEL】050-3134-5118

【定休日】無休(年末年始を除く)

【営業時間】
Lunch 11:30~15:00

Dinner 17:30〜23:30

【住所】東京都港区麻布十番2-20-5 ライオンズマンション麻布十番第2 2F

 

(成瀬)

【I Love NY】「月刊紐育音楽通信 November 2021」

※本記事は弊社のニューヨーク支社のSam Kawaより本場の情報をお届けしています

 

 

「表面的にはアメリカは全体的に「再オープン」気分になってきていると言えます。ニューヨーク州でもマスク着用の要求は基本的には取り下げられたので、先月もお話したように、ニューヨークも気分的には“コロナはほぼ収束”という感じになってきています」とお伝えしたのは、今年7月のニュース・レターでした。当時、日本はオリンピック直前で、沸き起こる批判を前にコロナ対策に四苦八苦していたと思います。それを尻目に再開に向かって突き進むアメリカ。。しかし、あれから約4ヶ月。事態・状況はすっかり逆転しているように思えるのは私だけではないと思います。
(さらに…)

【STEP INFO】谷町スタジオリニュアル

10月に入り涼しくなり過ごしやすい気候になりましたがいかがお過ごしでしょうか?

気候といえばいいニュースが入ってきましたね。

気候開発モデルの開発で、2021年のノーベル物理賞をアメリカ・プリンストン大学 

上席研究員の真鍋淑郎(まなべしゅくろう)さんが受賞されました。おめでとうございます。

「60年以上続けてきた研究が楽しくて仕方がなかった」とコメントにすごいなと感動しました。

私たちも日々、スタジオ環境等を良くするため研究をしていまして

このたび、弊社の谷町スタジオをリニュアルいたしました。(今年8月で5年目を迎えました)

MAスタジオの機材更新に伴い、コンソールデスクもリニュアル。

ディレクター席も広くなり、今まで以上の「良い音」、「良い環境」をご用意しています。

作業で来られた作曲家さんにも「こんな綺麗な低音が出ているスタジオなかなかないですよ」

とお褒めのお言葉も頂きました。

そして何度かご紹介させていただいています弊社の遠隔編集・MAプレビューシステム

『コッチ(Cocci)』ですが、こちらもマイクやスピーカーの増設により

スタジオ・リモート先の音声クオリティーが格段に向上しストレスのない

コミュニケーションでさらに快適な作業が可能になっていますので

是非担当スタッフまでお気軽にお問い合わせください。

それでは、10月号 メルマガスタートです。

(enoki)

【MUSIC】DSPS&The Volunteers&片山凉太

メディアコミュニケーション部 池田です。

秋になりました!! みなさんは何の秋をイメージしますか?

わたしは、秋といえば「サツマイモ」。
おすすめの食べ方は、「焼きいも」にして、冷やして食べる
できたてホカホカの焼きいもは、GI値が白米よりも高くなるそうで・・・
そこで、太らないためには、冷やしてから食べる事がポイントだそう。

冷やすことでGI値が下がり、「レジスタントスターチ」という成分が増えるとか。
(レジスタントスターチは、食物繊維と似た働きをするのが特徴らしいです)

ちなみに「焼きいも」は日本のほかに、
韓国、中国、台湾の4カ国にしかない東アジア特有の文化だそう。

今回はそんな、「焼きいも文化」が根づいた
東アジアのアーティストについて書かせていただきます。

まずは、スーパーカーに影響を受けた(らしい)
台北のインディーポップバンド『DSPS』

公式サイトによると、2016年にリリースした
1枚目のEP「我會不會又睡到下午了」(Sleep till Afternoon)が
YoutubeとSpotifyで280,000回再生されて、 台湾でさまざまなフェスに出演したそうです。

♪ 我會不會又睡到下午了 Sleep till Afternoon / DSPS

また台湾のバンドの中でもわりと来日するタイプのバンドで、
「シャムキャッツ」や「Homecomings」などの日本のバンドとの交流もあり、
台湾のバンドの中でも日本との距離感が近いバンドです。

アジアのバンドに興味がある人は
ぜひこの「DSPS」からチェックしてみてはいかがでしょう。

続いては、韓国女性シンガーソングライター「ペク・イェリン」さんを
中心メンバーとするバンド「The Volunteers(TVT)」
知ったきっかけはSpotifyのこちらのプレイリスト

韓国のインディ系を中心としたロックバンドの新譜が中心の
プレイリストだと思うのですが、
「The Volunteers」のアルバムがリリースされた時に、
トップにあったのがこの曲でした。

♪ Let me go! / The Volunteers (더 발룬티어스)

最後は、両親が日本人で、マレーシアで活動する
中国語母語話者の男性ソロアーティスト『片山凉太』
♪ UFO / 片山凉太

歌はほぼ全編中国語。中国語はわかりませんが、
オシャレでレトロな雰囲気にマッチする、まったりとした優しい印象。
ゆったり何度でも聴きたい曲です。

いかがでしたでしょうか。 わたしの好みを交えながらではありますが、
言葉がわからなくても楽しめるものを選びました。

異国の音楽を知る・楽しむキッカケになっていれば幸いです!!

(池田)

【Shop in Tenma】タイ料理プリック天満

蒸し暑い夏から涼しく過ごしやすい季節になりつつありますね。
そんな爽やかな時期にさっぱりといただけるタイ料理のお店を今月はご紹介します。

天神橋筋六丁目にある本場タイのシェフが提供する
「タイ料理プリック天満」です。

入店時のアルコール消毒と、席のアクリル板の仕切りで感染症対策も万全です。


今回いただいたのはタイチャーハンの「カオパットムー」です。
パラパラであっさりしていてそのままでも美味しいですが、タイチャーハンならではの唐辛子のトッピングで味の追加もおすすめです。瓶に沢山詰まったトッピングの唐辛子を貰えますが、辛いのが苦手な方は付けすぎに注意です。


他ランチメニューはプレートとハーフサイズのヌードルが付いたセットメニューもあります。別スタッフが注文したこちらもとても美味しそうでした。

「カオマンガイとトムヤムヌードルハーフ」


「ガパオライスとトムヤムヌードルハーフ」

普段はもっぱら日本食な私も、このお店のタイ料理は美味しくてとても好きです。アジアンなお料理が好きな方はもちろん、異国風な味をあまり食べない方にもおすすめです。

【営業時間】ランチ :11:30~14:00 L.O
                         ディナー:17:00~21:00 L.O

【定休日】火曜日

【住所】大阪府大阪市北区天神橋6-6-11 エレガントビル大阪 B1F

(宮道)

【I Love NY】「月刊紐育音楽通信 October 2021」

※本記事は弊社のニューヨーク支社のSam Kawaより本場の情報をお届けしています Sam Kawa(サム・カワ) 1980年代より自分自身の音楽活動と共に、音楽教則ソフトの企画・制作、音楽アーティストのマネージメント、音楽&映像プロダクションの企画・制作並びにコーディネーション、音楽分野の連載コラムやインタビュー記事の執筆などに携わる。 2008年からはゴスペル教会のチャーチ・ミュージシャン(サックス)/音楽監督も務めると共に、メタル・ベーシストとしても活動中。 最も敬愛する音楽はJ.S.バッハ。ヴィーガンであり動物愛護運動活動家でもある。

 実は数日前に10日間の自宅隔離生活を終えたところです。かかるまい、かかることはない、と過信していたコロナに遂に感染・発症してしまい、まだ後遺症が続いているという状況です。

 原因は先月お伝えした黒人ゴスペル・チャーチでの仕事再開です。数度のリハーサルを経て9月第一週から再開したのですが、再開後僅か2週目にして牧師が感染し、重症化して入院(幸い10日間ほどで退院しました)。

 私もすぐにPCRテストを受けましたが結果は陰性。しかし、テストの3日後から発熱・咳・鼻水が始まり、更にその3日後には突然味覚と嗅覚が失われ、再度テストしたところ陽性と出ました。よって、最初のPCRテスト時にはまだ潜伏しており、テスト後に発症したのだと思われます。

 幸い、今は熱も下がり、咳・鼻水も止まり、隔離生活後の抗原テストの結果も陰性と出ました。引き続きの味覚・嗅覚の欠如以外は時折目眩や脱力感がある程度で、いたって軽症で元気であります。

 それにしても今回の教会では、牧師、ミュージシャン、クワイアー含め教会側スタッフは全員ワクチン接種。会衆は全員マスク着用マストで入室の際に体温チェックも行っていましたが、それでも感染は起こり得るということです。

 ただ、思えば牧師は宣教の間はマスクを外し、私はサックスを演奏する際は当然マスクを付けることができません。よって、その二人が感染したということで、やはりマスクが最も信頼できる感染予防策の一つであることは間違いないように思います。

 それにしても彼(牧師)と私の症状の違いには、いろいろと考えるところがあります。同じような状況下での感染でも、症状に個人差があることはもちろんですが、その理由を検証することは非常に難しいと言えます。スタッフは全員ワクチン接種済みと言っても接種カードなどの証明書は私も見ていないわけですが、そこに嘘があったかどうかは長年の信頼関係にも関わるため考えたくはありません。

 Covidに関しては人種と食生活による感染率の違いも度々指摘されていますが、そうした事柄や比較は差別や偏見にも成り得ますし、普段の個々の行動範囲も異なるため、非常に微妙で難しい問題です。私自身は免疫力と新陳代謝力が高く、更にワクチン接種のお陰で重症化を逃れたと思っていますが、それもはっきりと証明できる手立てはありません。

 ニューヨークを含め、アメリカでもワクチン接種が進み、マスク対応がしっかりと成されているところは状況はかなり好転していると言えます。しかし、それでも油断は禁物であると自ら反省しております。皆さんもどうぞ引き続きお気を付け下さい。

トピック1:音楽アーティスト達にも忍び寄る分断の兆し

 先日、ニューヨークに住むエリック・クラプトン大好きの友人が、わざわざテキサス州オースチンにまで行ってクラプトンのコンサートを観てきたとのことで、現地から興奮気味のテキストが届きました。彼はコンサート映像もいくつか送ってくれて、私もそのコンサートの一部を楽しませてもらうことができました。

 現在のクラプトン・バンドは、巨匠スティーヴ・ガッドの他にもう一人、元アース・ウィンド&ファイア(また日本ではドリカムのツアー)などでの活躍で知られるソニー・エモリーが加わったダブル・ドラムという強力なリズム・セクションとなっており、ギターも一時3人であったのが、現在は長年の相棒となっているドイル・ブラムホール2世のサポートのみで、以前よりもクラプトン自身のギターが前面に押し出されているとも言えます。

 音楽はもちろん最高ですし、観客の反応・興奮も素晴らしいのですが、現在のクラプトンのツアー活動の背景を知ると、非常に複雑な思いを抱きます。

 大型の音楽コンサートは全米規模でかなり回復してきていることは確かですが、そこには様々な規制・対応が行われていることはこれまでにも度々お話ししてきました。

 具体的には換気の良い会場の選択(主に野外・郊外)と入場制限(これは最近かなり少なくなってきました)という形になりますが、問題はワクチン接種とマスク着用です。

 ニューヨークなどでは、会場入場の際はワクチン接種の証明が必要となり、ワクチン非接種の人はマスク着用、または別エリアでの鑑賞、というのが一つのガイドラインとなっていますが、これは南部などでは全く行われていません。

 特にテキサス州とフロリダ州では、「自由」の名の下にワクチン接種確認とマスク着用を罪悪視する向きが強く、ニューヨークと南部は全く別の国、別の現実となっていると言えます。

 こうした状況は、社会に更に新たな歪みを生み出します。これまでは対応の度合いの違いこそあれど、パンデミックに対する対応が先決であったのが、今やそれが対応の度合い・違いという尺度によって個人間の対立という歪みをも生み出していると言えます。

 パンデミック発生後のこの約一年半あまりを見ると、音楽界・音楽業界の反応・対応はCovid対策に対して思ったより静かであったと言えます。

 もちろん今回のCovidによって多くの音楽アーティスト達も亡くなっていますし、特にそうした周辺での危機感や意識というのは極めて高くなったことは間違いありません。

 ワクチン開発と接種開始までは思ったよりも早かったのに、普及が思ったよりも進まない現状に対して、エルトン・ジョン、ドリー・パートン、ウィリー・ネルソン、オジー・オズボーン、アリス・クーパー、クイーンやジューダス・プリースト、デミ・ロヴァートなどといった数多くの有名音楽アーティスト達が接種を促すという活動も最近の動きとしては目立ってきています。

 しかしその一方で、政治の世界同様に、音楽界でもそれらに逆行または反対する動きが顕著になってきているのも事実です。

 このトピックでは、そうした逆行・反抗する動きを批判し、クラプトンの考え方を検証することを目的としていませんので、できる限り事実のみに目を向けるにとどめたいと思いますが、現実としては、クラプトンはワクチン接種(そしてワクチン接種確認)を批判し、聴衆に対する差別となるそうした規制を行う州では演奏しない、とまで公言し、結果的にトランプをサポートするレッド・ステート(赤い州:つまり共和党基盤の州)中心のツアーとなっています。

 だからと言って、今のクラプトンのコンサートを観に行く人がみんなトランプや共和党の支持者であるわけではありません。もちろん音楽は政治を超えたもの(であるべき)ですし、実際に私の友人はバイデンに投票したバリバリのリベラル派ですが、長年クラプトンの音楽を愛し、とにかく彼のライヴを観たい一心でテキサスまで出向いたわけです。

 クラプトン自身も、もちろんトランプ支持者というわけではありません(一般的な認識としては、むしろ逆)。よってクラプトンは、ロックダウンやワクチンに対する懸念について言及するや否や、トランプ支持者と批判されたことはとても辛かった、とも述べています。

 彼の場合は、ワクチン後の副作用が大きく出てしまったことが非常に大きかったようです。何でも、最初のワクチン接種後は約1週間寝込んでしまったそうで、指などの末梢神経に痛みや疼きなどの症状が出てしまったそうです。

 更に2回目のワクチン接種では3週間ほど腕が動かなくなってしまったそうで、一時は演奏活動断念という不安と恐怖にも苛まれたと言っています。

 これほどの副作用に悩まされた人というのは、私の周りでも聞きませんし、報道でもあまり報告はされていません。ですが、ワクチンの副作用というのは本当に人それぞれですから、決してあり得ないことではありません。

 「神の手」という異名まで取るクラプトンですから、手や腕の障害が彼に与えた不安・恐怖というのは察するに余りあります。

 しかし、そうした体験の結果として生じることになった、その後のクラプトンの対応や主張は、音楽業界関係者やファンのみならず、アーティスト達にも大きな影響を及ぼすことになりました。

 例えば、クラプトンを最高のヒーローとして尊敬するクイーンのブライアン・メイは、

「クラプトンは今も僕のヒーローだ。でも彼とは考え方が違う部分がたくさんある。彼は趣味のハンティングも認めるような人だし、ワクチン反対の主張にも賛成できない。

ワクチン接種が有効であることを示す証拠はたくさんあるし、全体的にみても非常に安全だと言える。もちろんどんな薬にも副作用はつきものさ。でも、反ワクチンという主張はどうかしてると思うし、ワクチンが人を殺すための陰謀だとまで言う人は狂っているとしか思えないね。」とかなり厳しい物言いをしています。

 実は私の周りにも、これまでクラプトンと共演したり、彼のバンドのメンバーとしてツアーを行ってきミュージシャン達が何人もいますが、その内の何人かは今回の一件で、「クラプトンからはまた誘われても絶対に参加しない」とか、「クラプトンとはもう二度と一緒に音楽をプレイしない」とまで言い切る人間がおり、私は反応に窮してしまいます。

 クラプトン自身も、「仲間のミュージシャンに連絡を取ろうとしても、連絡が取れない。メールも電話も返事すらもらえないんだ」と告白しています。

 今回のトピックは自分にとっては非常に深刻な話で、板挟みにもなるような事態であるため、私はこれ以上コメントすることができません。

 唯一言えるのは、一日も早くCovidの治療・予防の対策が更に進み、Covid自体は消滅することは無くても、インフルエンザ同様風邪の一種となって、規制がほぼ無くなることを祈るばかりということでしょう。

トピック2:パンデミック下で躍進した音楽ビジネスは?

 音楽業界において、今回のパンデミックによって最も深刻な打撃を被ったビジネス分野と言えば、真っ先に挙げられるのがやはり興業分野、つまりライヴ・ミュージックです。

 興業界というのは、単にアーティストと小屋(音楽ヴェニュー)と呼び屋(プロモーター)のみならず、広範囲な音楽関連業はもちろんのこと、その他設営、機材、照明、美術、運送、飲食関係、物販(マーチャンダイズ販売)など、実に多種多様な数多くのヴェンダー(下請け業者)達を抱える世界です。

 しかもその仕事の発注/受注は単発が基本であり、底辺を支えるスタッフ達の大半は保証の無いフリーランスという立場ですから、これまでの打撃・損害は計り知れません。

 音楽アーティスト達は率先してライヴ/ストリーミングに移行していき、小屋も呼び屋もこれに追従して行く形で、パンデミック下での新たな“興業”形態というものが確率されてはいきましたが、そうした形態においては上記のヴァンダー達が完全に抜け落ちる(不要となる)ことになり、彼らはほぼ手も足も出ないという悲惨な状況に陥ってきました。

 一方、このパンデミック状況で逆に躍進した音楽ビジネスと言えば、それはやはり、上記にも関わるストリーミング・ビジネスです。ダウンロード以上に単価が低く(または無料)設定されるストリーミングですので、アーティスト達への還元というレベルでは躍進などとは言えませんが、そのコンテンツの権利を保有する音楽出版やレコード会社は、このパンデミック下で着実に売り上げを伸ばしていきましたし、ストリーミングのプラットフォームを有し提供する企業というのは莫大な利益を生み出していきました。

 そういった話はこれまで本ニュースレターでも紹介してきましたが、最近になって全く別の音楽ビジネスの躍進ぶりが報道・報告されるようになっています。

 それは意外なことに「音楽教育ビジネス」であるのですが、この分野を中心に長年仕事をしてきた私としては、その動きにはいろいろと考えさせられる部分があります。

 思えば1980年代半ば、それまで紙媒体のみであったこの分野が、当時“ニュー・メディア”と呼ばれる新しい媒体を取り込んで発展し始めた頃に、私はこの世界に足を踏み入れました。

 私の子供時代からあった「ソノシート」(英語では「flexi disc」と呼ばれた塩化ビニール製の薄っぺらく柔らかいレコード)も当時は“ニュー・メディア”であったわけですが、80年代当時の“ニュー・メディア”はカセット(音声)やビデオ(映像)といったテープであり、それらを紙メディアと組み合わせたもの(教材)が次々と出版されました。

 言うまでもなく、教育の基本はマンツーマン、つまり対面式による一対一のインタラクティヴなものです。よって、紙というメディアは教材としては大変有効ですが、その教材を伝え教える人がいない場合、つまり紙メディア単体としては情報量・伝達量が極めて限定的になります。

 そこで、音声や映像を補助的に組み合わせることによって、受け手に対して伝え教える情報量・伝達量とそのクオリティは格段と上がっていきました。

 その後、テープはディスク(CDやDVD)へと移行していき、収録時間や容量、製造コストの面の問題が解決されることによって、音声のみの媒体は消えていき、映像メディアが基本または前提となっていきました。

 これに続くのがダウンロード、そしてストリーミングとなるわけで、紙やディスク媒体の教育・教則ソフト自体は衰退の一途を辿っていきましたが、ダウンロードやストリーミングも音楽鑑賞ソフト同様、販売単価の劇的な下落による収支的な問題が大きく横たわり、更にはYouTubeの登場と普及にも圧され、テープやディスク時代のニュー・メディア・ソフトほどの躍進とはなりませんでした。

 ただ、そうは言ってもアメリカの場合は、広い国土とその流通システム/購買習慣によって、日本よりは数倍、当初からダウンロードやストリーミングの有料・課金に対する理解は高かったと言えます。

 アメリカは広い国土故に全国小売り流通販売の限界という事情があるため、かつては通信販売という巨大市場が存在しました。これが今のネット販売/オンライン販売に移行されているわけですが、更には極めて顧客フレンドリーな返品・返金システムも一般化し、それが今も続いているという背景もあります。

 そうした中で、急速に発展していったダウンロードやストリーミングに対して、ユーザーは新たなメディアの有料・課金に関してもある一定の理解を示して“試し買い”し、送り手も段階的な有料化などの手法を使ってユーザー・フレンドリーなアプローチを行っていったと言えます。

 その一方で、音楽教育の場合は昔ながらの方法、つまり対面式を好む層もかなりの数に上ります。特に音楽レベルや演奏レベルが上がり、専門教育の度合いが高まるにつれて、対面式や一対一のインタラクティヴ性はマストとなっていきます。

 その点、アメリカという国は小学生から専門学校・大学に至るまで、また各地域のコミュニティ・レベルにおいても、実に豊かで質の良い音楽教育のプログラムが提供されていると感じます。

 私自身、長年ニューヨーク市内の音楽教室で子供達(時には大人も)に教えてきましたし、ボストンのバークリー音楽院では一時期、教材やプログラムの制作スタッフとしても参加しましたが、どのようなレベルにおいてもそれぞれがしっかりとしたシステム/プログラムを持ち、スタッフも生徒も常に高いモチベーションを保っていることにはいつも関心させられました。

 ところが、ここでも昨年のパンデミック発生によって大きな変化が起こります。学校には行けない、対面は不可、という状況の中で音楽教育の現場もストリーミング配信やZOOMなどを使った授業へと移行していくわけですが、それでもその足場は揺らぎ始めます。

 新たなコンテンツやプラットフォームを持つ、音楽教育専門外の企業がこのビジネスに参入しており、ユーザー/生徒を次々と獲得し始めている、というわけです。

 そうした例の一つとして今回取り上げるのは、フィンランドの新興会社Yousician(YouとMusicianの造語)です。

 創業は既に10年程前ですが、アクティヴ・ユーザーはパンデミックに入って約1400万人から約2000万人に増えているとのことです。

 Yousisianの場合は、フィンランドという地域性と国自体の規模もあり、英語圏を中心としたグローバルな展開の必要性があったということも背景にありますが、それにしても彼らの躍進ぶりには目を見張るものがあります。

 Yousicianのユニークな点は、前述のように、音楽ましてや音楽教育とは全く無縁であった創始者によって運営されていることです。

 これは音楽教育という分野においては極めて珍しいことであると言えます。この分野においては、創始者のみならず、全てのスタッフに音楽教育の学位と経験が求められることはいたって常識と言えるからです。

 ところが彼らは非ミュージシャン、非音楽教育専門家であることがイノヴェーションの始まりと言い、そこにポテンシャルがあると言います。つまりは、専門的になり過ぎないことで、より広範囲な、また潜在的なユーザー獲得の可能性があるというわけです。

 彼らは当初、自分達の子供が楽しんで使えるような子供向けの音楽アプリの開発からスタートしたと言います。その次はギター・チューニング・アプリの開発に取り組み、自分達の身の回りや生活レベルでの音楽学習・音楽体験という分野に目を向けました。

 そうしたスタンス/ポリシーは、現在の音楽学習ストリーミング配信においても変わりません。

 「私達のユーザーは、楽器を手に入れてもうまくいかなかった人達、また楽器を手に入れようと思ったけど、それが果たせなかった人達なのです」とYousicianのCEOは語っています。

 音楽学校にまで通うほどの意欲・熱意はない。でも音楽や楽器を何らかの形で学習したい。しかもCovidによるパンデミックが収束しない状況なのでリモートで行いたい。

 そういった層が益々増えている中で、Yousicianのプラットフォームやシステムは彼らのニーズにピタリとはまるようです。

 今後は更なるテクノロジー(特に5G)の発展・普及によって、練習セッションやバーチャル・バンド演奏といった形態、更には大物アーティストを起用したマスター・クラス的なスタイルも導入されていくということで、これは正しく今までは願っても叶わなかった夢が実現するイノベーションになると言えそうです。

【STEP INFO】秋のはじまり

秋か?と思ったらまた暑い日が続き。

 

いやはや体調の管理がなかなか難しい季節がやってまいりました。

皆様もお気をつけください。

 

さて、暦の上では秋になったという事で最近は会社帰りに音楽をよく聞きます。

 

360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)対応のSONYのヘッドフォンを購入したので、リマスターされた音源を360Deezerという配信サービスで楽しんでおります。

 

懐かしのアルバムが360度の立体音響で再現・リミックスされていたり、人気アーティストがASMRで歌ってくれたりと音の楽しみ方が広がりを見せています。

 

弊社も立体音響に関しては、色々と機会を頂き様々な作品に参加させていただいています。

ご興味のある方は気軽に制作部にお問い合わせください。

 

最近弊社大阪のO田がノイマンのダミーヘッドマイク(バイノーラルマイク)に恋をしたと聞いています(笑)

何に没入したのでしょうか・・・・

 

それでは、今月のメールマガジンスタートです。

(かしはら)

【Shop in Azabu】しゅうずかん

最近「あー沖縄行きたいな~、沖縄料理食べたいなー」と言う声をよく聞きます。

では! 麻布十番で食べられる沖縄料理屋さんをご紹介しましょう。

 

麻布十番から歩いて5分のところにあるのは、「しゅうずかん」

麻布十番で40年以上も営業されている老舗の沖縄料理屋さんです。

 

定番の沖縄料理を港区アザブジュバーンでお楽しみいただくならココ!

 

 

店主”でもある”おとう(お父さん)・おかぁ(お母さん)も沖縄の出身で、店内では本場の三味線プレイが楽しめます。

三味線の音を聴くと一気に沖縄に来たような気分になります!

 

僕も沖縄に数年住んでいましたので料理に関しては太鼓判を押せます。

 

コロナ禍明けに、オリオンビール、泡盛を楽しみに行かれても良いんじゃないでしょうか?

 

 

僕のおススメは定番の「ソーミンチャンプル」と「スパムおにぎり」。

あと パパイヤサラダも美味しいですよ。

 

沖縄に思いをはせながら、それまでの間はお料理でしばらく我慢ですね。

(かしはら)

【MUSIC】ザ・おめでたズ

お久しぶりです、メディアコミュニケーション部の大和です。

先日、事前情報ほぼなしで映画「サマーフィルムにのって」を観たのですが、
鑑賞直後よりも、数日たってから「そういえばあのシーンよかったな」、
「あそこの展開好きだったな」と思い返してしまう不思議な感覚になっています。

皆さまお元気でしょうか?

さて、普段ラジオ番組を制作している我々ですが、
お仕事をする中で、いつもお世話になっているのが「今日は何の日」。

「何かが初めて行われた日」、「某商品の発売日」、
「偉大なあの人の誕生日」、そして「(弱冠)無理やりな語呂合わせ」。
毎日何かしら認定されている記念日から番組のテーマや選曲を考えることも多く、
正直、「もしもなかったら・・・」と考えると、恐怖すら感じるのですが、
そんな話題から今回取り上げさせていただくのが、
富山県を拠点に活動する5MC1DJのラップバンド「ザ・おめでたズ」です。

まずは1曲。

♪ ヤッホー! / ザ・おめでたズ

概要欄にも書かれていますが、この曲は8月11日=「山の日」
(昨年・今年は変動になりましたが)をテーマにした曲ということで、
彼らは数多ある「祝日や記念日」に特化した楽曲を作っているバンドです。

もう1曲いきましょう。
こちらは4月1日=「エイプリルフール」の曲です。

♪ THA FOOL / ザ・おめでたズ

そうなんです。かっこいいんです。「ザ・おめでたズ」。
心地よいトラックと5MCの色彩豊かなマイクリレーがフレッシュでファンキー!
柱となるテーマが明快なこともあってリリックの耳馴染みがとても良く、
素人意見で恐縮ですが、「上手いなー!」と嬉しくなりました。
我々世代が2000年代に聴いた「ポップな日本語ラップの素敵ポイント」が
随所に散りばめられているのも彼らの魅力ではないでしょうか?

2014年に大学で結成されたという「ザ・おめでたズ」は、
メンバーにトラックメイカーやグラフィックデザイナー、映像ディレクターを擁し、
「日常を祝う」をテーマとして楽曲をはじめ、グッズや映像作品等も制作。

これまで 「山の日」「カレーライスの日」「幽霊の日」
「かき氷の日」 「オカルト記念日」など、
祝日や記念日にちなんだ楽曲をつくり、日々の何かしらにまつわる作品を、
365日分作ることを目標に楽しくゆるやかに制作中とのことです。
(プロフィールより引用)

富山県を拠点にしつつ、確実に全国へと名前が広まっている所ですが、
今のところ音源は、各種サブスクリプションサービスでの配信、
CDはバンドのオンラインショップでの販売という、DIYな活動も興味深いところ。

8月4日「ビヤホールの日」に配信された新曲も素晴らしいので、
晩酌のお供にぜひお聴きください。

♪ GOOD BEER / ザ・おめでたズ

聴いていると楽しくなる、否応なしにパーティー気分になれる!
そしてちょっとグッとくる。そんなバンドです「ザ・おめでたズ」。
今後も注目したいと思います。

■ザ・おめでたズHP


「追記」
京都にやってきて10年と少し、同じ賃貸に住み続けているのですが、
いい加減に引っ越したいなぁと思いつつ、
暮らしやすさを考えると、今の立地がベストなんだよなと、
10年と少し、二の足を踏み続けています。

だいぶ床が平らになってきました。

(大和)

【I Love NY】「月刊紐育音楽通信 September 2021」

※本記事は弊社のニューヨーク支社のSam Kawaより本場の情報をお届けしています
Sam Kawa(サム・カワ) 1980年代より自分自身の音楽活動と共に、音楽教則ソフトの企画・制作、音楽アーティストのマネージメント、音楽&映像プロダクションの企画・制作並びにコーディネーション、音楽分野の連載コラムやインタビュー記事の執筆などに携わる。 2008年からはゴスペル教会のチャーチ・ミュージシャン(サックス)/音楽監督も務めると共に、メタル・ベーシストとしても活動中。 最も敬愛する音楽はJ.S.バッハ。ヴィーガンであり動物愛護運動活動家でもある。

 

かれこれ12年程続けてきた、ハーレムやブロンクスの黒人ゴスペル教会でのチャーチ・ミュージシャンとしての仕事がパッタリと止まってしまったのは、もちろん昨年3月のパンデミック発生時のことです。

 当時私が演奏していた教会では、お年寄りを中心に、副牧師も含めて何人もの方々が次々とコロナで倒れて亡くなり、当初はその対応でリモートでの再開どころの話ではありませんでした。

 その後、その教会は基本的には牧師とオルガン奏者の2名のみ(時には、クワイア・メンバーが1名加わる)が教会内からストリーミング配信を始め、信者は皆自宅のコンピュータで礼拝に“参加”するという形になりました。

 結果、オルガン奏者以外のミュージシャンは全て一時解雇という形になり、サックスとベースを担当し、時にはクワイアにも参加していた私も当然のことながら、仕事は完全に消え去りました。

 特にアメリカでは教会内におけるクラスター感染があちこちで取り上げられていましたし、サックスというマスクのできない楽器という問題もあり、私自身はこの仕事はもう断念すべきと覚悟を決めていました。

 それがつい先日、長年一緒に教会でプレイしてきたオルガン奏者が牧師となって自分の教会を新たに立ち上げることになり、是非ミュージシャンとして参加してほしいとの依頼を受けました。

 彼とは兄弟同然の親しい間柄ですし、彼の新たな出発を祝い、手伝ってあげたいと思い、まずは教会内でのリハーサルに出かけてきました。

 ミュージシャンは自分を含めて5人で全員ワクチン接種済み。ミュージシャン牧師の礼拝ということもあり、祭壇はステージのようなセッティングで、個別ブースの無い一発録りのスタジオ・レコーディングかスタジオ・セッションのように、お互いの距離も充分に保たれています。

 メンバー一人一人にはミニ・ミキサーが用意され、演奏は全てヘッドフォンを付けて自らモニター調整し、サウンド・エンジニアとのコンタクトも極力避けられるようになっています(これは、いわゆるメガ・チャーチと呼ばれる大きな教会ではよく行われている方法でもあります)。

 前述のように、サックスを演奏する際はさすがにマスクは付けられませんが、ベースをプレイするときはマスク着用。他のミュージシャン達も、そしてもちろん会衆もマスク着用で、ワクチン未接種者は入り口で簡易テストを行う予定です。

 夏とは言え、半袖では寒いくらいの冷房を効かせ、換気システムもしっかりしています。取りあえず、考え得る可能な対応はほとんど施してはいますが、もちろんそれで100%安全という保証はありません。

 これも前述のように、黒人教会でのコロナ犠牲者というのは本当に数が多く、彼らはその恐ろしさ・危険性を痛感していますが、それでも礼拝が始まると、叫び、泣き、踊り出し、ハグし合い、時には倒れ失神する、といった黒人ゴスペル教会ならではの感情や行動を抑えることは難しくなります。

 約1年半ぶりに訪れた機会に感謝しつつ、全てが無事進むことを祈る今日この頃です。   

 

トピック1:“ロック界の悪魔”が“政界の悪魔達”を糾弾!?

 

 火を噴き、血反吐を吐きながら、長年最高のロックンロールを提供してきた今年72歳となる KISSのジーン・シモンズは、これまでもパンデミックの中で人々に対して感染予防のための警告を声高に発信してきました。

 またKISSはパンデミック以降、昨年末のドバイでの年末コンサートから最近のフェアウェル・ツアー再開に至るまで、十二分な予算規模を支えに、バンド・メンバー、スタッフ、観客全てに対して常に徹底した感染予防対策を行ってきた、音楽界における“COVID予防対策最優良バンド”の一つとも言えました。

(さらに…)

【STEP INFO】東京オリンピック2020開幕!!

皆さん、オリンピック開幕しましたね!ワイドニュースで開催について賛否両論ありましたが始まってしまえばやっぱり開催されて良かったと思います!ここ最近、暗いニュースばかりでテレビを見る機会も減っていましたが、気が付けばソフトボール・柔道・競泳・サッカー…。オリンピックめっちゃ見てます!日本がメダルを取るとテレビ前でも自然と叫んでいますね~!(ヨッシャー!!)

惜しくもメダルを取れなかった選手の試合後のインタビューで、「とても楽しかったです。ここまで来れたことに感謝」と涙を流しながら答える姿を見て、楽しかったと言いつつも、涙を流す。本当なら溢れんばかりの悔しさを表現したいはずなのにまずは感謝の言葉。これこそプロであり、日の丸を背負っている責任だと改めて気づかされる一面でした。

まだまだ競技は続きます!皆さんはどの競技が楽しみでしょうか??
(私、個人的にはサッカー男子と陸上男子400mリレーがすごく気になっています…!)
めっちゃオリンピック見るやーん!!(2回目)

というわけでSTEPメルマガ8月号スタートです。
(イナガキ)

 

【Shop in Tenma】スパイスアンドカレー 黄金の風

今月ご紹介するのは、今年3月に天神橋3丁目にオープンした
本格スパイスカレーのお店、黄金の風です。

細い通路が入口なので少しわかりにくいかもしれませんが、
スパイスとカレーの看板が目印です。



店内はカフェのような落ち着いた空間で
カウンターが8席あり、4人掛けのテーブルが2台あります。
おひとりで来られる方も多い印象で、気軽に入店できるのも魅力だと思いました。


カレーのメニューは週替わりで
今回は「鰻と鶏そぼろのカレー」(写真左)と「スパイシービーフ」(右)を頂きました。

ライスはインド料理で使われるバスマティライスで本格プレートです。

スパイシーカレーは名の通りスパイス香る後味ピリ辛の絶品カレーでした。
鰻とカレーは珍しい組み合わせだなと思いましたが、キーマカレー風の鶏そぼろとマッチしていてとても美味しかったです。

その他プレートには、副菜とインド料理のダル、梨のフルーツソースが付いています。
カレー全種類食べたい!という方はプラス200円でもう一種類追加できますよ。


店員さんも気さくで優しいご夫婦で、接客もスパイスもこだわりを感じるカレー屋さんでした。

【営業時間】11:30~15:00(L.O14:30)

【定休日】日曜日、月曜日

【住所】大阪府大阪市北区天神橋3-3-18

(宮道)

【MUSIC】ADAM at、PHONO TONES

メディアコミュニケーション部 杉本です。

毎年この時期、新潟県苗場スキー場では
「FUJI ROCK FESTIVAL」が開催されています。
(ちなみに今年は8月20日(金)~ 22日(日)開催です)

私・杉本も毎年1日は参加していましたが…
去年は開催延期、今年は参加出来そうにもなく、
公式youtubeにアップされているライブ動画を見ながら、
脳内フジロックを楽しむことになりそうです。

フジロックに初参加したのは、2005年。
初参加ゆえに会場をどう巡ったらいいかも分からぬまま、
毎年参加している東京在住の友人について回り、
たどり着いたステージは「FIELD OF HEAVEN」。
そこで出会ったのは、フジロック初出演の「SPECIAL OTHERS」でした。

それまで「インストバンド」「ジャムバンド」に触れる機会が
なかった私は、歌詞のない旋律の向こうに見える世界観、
変調し、テンポアップしながら、高まりゆくグルーブ感に魅了され、
会場の雰囲気も相まって、得も言われぬ多幸感を覚えました。
…嗚呼、苗場が恋しい…。

そんな訳で、今回は来年のフジロックで是非ともライブが見たい、
インストバンドをご紹介します。

まずは「ADAM at」。
キーボーディスト、ADAM atを中心に静岡県浜松市のライヴハウスで活動する
インストゥルメンタル・セッション・バンド。
2019年のフジロックにも出演していますが、
何とこの年のライブベストアクト2位に選出されています。

この年のフジロックで、初めてライブを見たのですが。
ピアノを主軸に奏でられる力強い演奏、爆音パフォーマンス、
「詞がない」メロディが描きあげる美しい世界に、会場中から
大きな歓声と拍手が沸き起こっていたのを今も覚えています。

ちなみに「ADAM at」は今年6月にNEWアルバム『Daylight』をリリース。
ヘビメタ、パンク、ロック、ポップス、様々な音楽を包括して、
創り上げられる音世界にギュッと胸を掴まれます。

「詞がない」、というのは「ADAM at」がMCやトークで自己紹介をする際に
よく使うキャッチコピー(?)なのですが…。
「詞がない」からこそ、その旋律が描くイマジネーションは無限大。
日常のどんな風景にも優しく寄り添い、言葉は無くとも、
慌ただしい生活の中で見過ごしがちな「何か」を
そっとささやきかけてくれているように思います。

そしてもう1組ご紹介したいのは「PHONO TONES」

「PHONO TONES」は、ドラムが「ASIAN KUNG-FU GENERATION」の伊地知潔さん、
ベースはDr.DOWNERの猪股ヨウスケさん、キーボードが飯塚純さん、
そしてペダルスティールギターが宮下広輔さんという特殊な編成で、
結成当初から話題の4人組。

先述の「ADAM at」とも親交があり、お互いのライブやレコーディングにも
参加している間柄のようで、「ADAM at」「PHONO TONES」も
今年活動スタート10周年の節目の年だそうです。

そもそもペダルスティールギターは、
カントリーやハワイアンなどで多く使用されている楽器らしいのですが。
ギターを水平に置き、指やスライドバーで弦を押さえ、
ピックで弾いて演奏する…
パッと見、ギターをキーボード台にのせて弾いているような、不思議な楽器。

「みょ~~ん」と伸びのある音が、重厚なロックサウンドと重なり合い、
軽やかにメロディを紡ぎあげていく心地良さ。
音源で聴くのも心地良いですが、このバンドの魅力がより映えるのは
やはり「ライブ」!

先月大阪で開催されたワンマンライブで初めて演奏を見たのですが。
繰り出されるリズムにのせて、変調と展開を繰り返しながら、
生み出されるグルーブ感は、まさにセッションバンドならでは。

こんな世情でなければ、メンバーソロの度に、
思わず歓声と拍手をあげていたことと思います。
(きっと他のお客さんも同じ心境だったはず。なので精一杯の拍手を送りました)

さて、「PHONO TONES」は先月デジタルシングル
「The sky’s the limit」をリリース。

ハッピーで、それでいてどこか切なさと刹那さを感じさせるメロディ、
青空の下、野外で聴いたら気持ちいいだろうな~と、
来年のフェスシーズンを早くもイメージしながら聴いています。

ユーモア溢れる映像と共に、ぜひミュージックビデオもお楽しみください。

■ADAM at:OFFICIAL HOME PAGE■
■PHONO TONES:OFFICIAL HOME PAGE■

(杉本)

【I Love NY】「月刊紐育音楽通信 August 2021」

※本記事は弊社のニューヨーク支社のSam Kawaより本場の情報をお届けしています
Sam Kawa(サム・カワ) 1980年代より自分自身の音楽活動と共に、音楽教則ソフトの企画・制作、音楽アーティストのマネージメント、音楽&映像プロダクションの企画・制作並びにコーディネーション、音楽分野の連載コラムやインタビュー記事の執筆などに携わる。 2008年からはゴスペル教会のチャーチ・ミュージシャン(サックス)/音楽監督も務めると共に、メタル・ベーシストとしても活動中。 最も敬愛する音楽はJ.S.バッハ。ヴィーガンであり動物愛護運動活動家でもある。

 

 スポーツは究極的には自分との闘いと言われます。一人の人間(またはグループ/チーム)が、国や栄誉のためではなく、自らの限界と対峙しながら闘い抜く姿は美しく、感動を呼び起こします。商業主義に陥り、政治に振り回されても、やはりアスレチックの世界の一つの頂点であるオリンピック・ゲームを観てしまう理由の一つは、そんなところにあるように感じます。

 舞踊一家に育った自分は、そんなオリンピックの中でも、やはりダンスの要素があるものが好きで、夏期は体操、冬期はフィギュア・スケートが一番楽しみな競技です。ただ、どちらの競技も選手の低年齢化・小型化とアクロバティックな技の応酬という方向が強まり、ダンスの要素は薄れるばかりという感は否めません。

 自分が初めて観たオリンピックは前回の東京オリンピック(1964年)でしたが、この時は女優並の容姿と優雅な演技で人気話題となったベラ・チャフラフスカ(旧チェコスロヴァキア)という選手がいて、自分も幼いながらすっかり魅了されたことを今でもよく覚えています。

 しかし、これは音楽でも同じことが言えますが、技つまりテクニックというのは、あるレベルを超えると、単なるテクニックを超越し、それだけでアートの領域に入っていくと感じます。史上最多のメダル獲得者であり、自他共に「GOAT(Greatest Of All Time=史上最高)と認めるシモーン・バイルスは正にこのレベルであると言えますし、その超人的なテクニックは常にオーラに満ち溢れ、更に人間的な魅力も加わり、彼女のパフォーマンスは、人間が“自らの体で生み出すアート”の世界に到達していると感じます。

 よって、今回のシモーンの競技棄権・欠場という“大事件”は、私には大坂なおみ以上のインパクトがありました。しかも、前回のリオ・オリンピック後に発覚したスポーツ界前代未聞の性的虐待事件に対しても、その被害者として実に力強く毅然とした態度を取り続け、虐待を受けた被害者の“生き残り”として唯一東京オリンピックに参加することになったシモーンです。そんな彼女に対する応援と信頼は、特にここアメリカでは絶大であったと言えますが、やはり彼女も一人の人間。勝手に超人扱いしていた反省・責任と共に、これもスポーツの宿命・ドラマの一つなのだということを改めて思い知らされました。

 しかし、嬉しいことにシモーンの後を受けたスーニー(スニーサ)・リーが新女王の座を獲得したことは、ある意味でシモーン以上の感動・希望と大きな意味があったと言えます。スーニーは体操個人総合においてアジア系アメリカ人としては初のオリンピック金メダルを獲得したわけですが、彼女自身はモン族(Hmong)系アメリカ人初のオリンピック選手です。

 このモン族(東南アジアのMon族とは別)というのはネイティヴ・チャイニーズとも言われる少数民族ですが、元々国家というものを持たない移動型の民族で、稲作をアジア全域に伝え(古代中国から日本に稲作を伝えたのは彼らであるという説もあります)、精霊信仰、食文化など日本との共通点も多いと言えます(日本人とはDNAが非常に似通っているそうです)。

 長年、少数民族として苦難の歴史を歩んできた彼らは、ベトナム戦争でアメリカ軍に協力して利用されたため、アメリカ敗戦後は各地の共産系国家や勢力によって弾圧・虐殺され、多数の難民がアメリカに移住することになりました。現在モン族系は中国、ベトナム、ラオスに次ぎ、アメリカ国内で人口約35万人いるとされていますが、アジア系アメリカ人と言うには特殊且つあまりに厳しい境遇であったため、アメリカにおける“アジア系の最底辺層”と指摘する人もいます。

 2008年にはクリント・イーストウッド監督・主演の「グラン・トリノ」という映画で取り上げられもしましたが、昨年5月に起きたジョージ・フロイド殺害事件で、主犯の白人警官デレク・ショーヴィンが黒人のフロイドを殺害するのを傍観していて起訴されたアジア系警官がモン族系であり、更にショーヴィン夫人(ショーヴィン逮捕直前に離婚)もモン族系であったことから、モン族系は事件後暴徒化した抗議デモの標的にもなり、破壊・略奪・放火の被害も受けるというあまりに気の毒且つ厳しい状況に立たされていました。

 そうした背景もあって、スーニーの金メダルというのは、アジア系初の快挙というよりも、モン族系の人達にとっては、アメリカにおける存在意義をアピールし、遂に自分達の未来が切り開かれたとも言える歴史的な大事件であったと言えます。

 ですが、スーニーはまだ18歳。今後モン族の将来、アジア系の未来を背負わされることにもなりかねず、逆にトランプ系の白人社会からはヘイトの標的にされる可能性も大です。既にスポーツ・エージェントやマスコミ、大企業の“餌食”となりつつある状況でもありますが、周囲に振り回されず、自分の心と体を充分にケアして、シモーンや大坂なおみのような悲劇を繰り返すことのないよう祈るばかりです。

 

 

 

トピック:“パンデミック後”のアメリカ音楽業界の動きについて(その1)

      ~インディ系はストリーミング時代に生き残れるか~

 

 アメリカは失業率は通常通りに戻り、雇用は記録的に拡大し、株価も史上空前、などとマスコミは報道し続け、コロナからの脱却と再開に成功した、というポジティヴというよりもあまりに楽観視しすぎる思考や判断が多くの人々の間に渦巻いています。

(さらに…)