【Shop in Azabu】新香飯店

今回麻布のお勧めランチとして紹介するのは

こちらの中華になります!

その名も新香飯店です。

出入口が奥まっていて少し入りにくい感じもするのですが、

中は広く、15名程度は入れる空間になっております。

 

ランチメニューはコチラ。

ちょっとわかりにくいですが、700円-900円の金額設定でお財布にも優しいです。

本日はBセットの「ラーメン半チャーハンセット」を大盛で注文しました。

 

こちらが大盛ラーメン!

余計な物が入っていないシンプルな旨味と

少し濃い目のスープが何とも病みつきになります。

写真だとわかりにくいのですが、麺は大盛にしたので中々のボリューム感です。

 

そして半チャーハンはコチラ!

パラパラ系ではなく、しっとりめの仕上がりで、家庭で作る炒飯のような懐かしい気持ちになる独特の味わいでした。

 

全部完食すると満腹です!

麻布十番でお得に満腹になりたいー!という方には是非お勧めですね。

 

一緒に行った同僚は担々麺を頼んでいました。

こちらもボリューム満点!ゴマだれが濃厚でおいしそうでした。

ちなみにセットメニュー以外もかなり種類が豊富です!

麺類だけでもこんなに種類が!!

定食やチャーハンはこんな感じです。

 

「口は中華だが、何を食べたいのか思いつかない…」という時には是非行ってみてください。

麻布十番駅1番出口から徒歩2分(弊社からは徒歩5分程度)です。

 

以上、今月のお勧め紹介でした!

(すずき)

 

■新香飯店
 住所:東京都港区麻布十番3-7-13
 電話番号:03-3452-8051
 定休日:日曜日
 営業時間:11:00~22:00
 ※営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。

【MUSIC】山本精一、Sawa Angstrom

メディアコミュニケーション部 杉本です。

ラジオ制作チームが拠点とする京都は、秋の観光シーズンを迎えています。
京都で観光客が訪れる老舗喫茶店と言えば「イノダコーヒ」。
そして「イノダコーヒ」と言えば高田渡さんの「コーヒーブルース」。

こちらは渡さんの息子・高田漣さんと中村まりさんが
京都の老舗ライブハウス拾得にて歌唱した音源です。

さて今年の秋は京都周辺のミュージシャン・バンドによる
話題の新譜も多数、ということで幾つかご紹介したいと思います。

まずお一人目は「山本精一」さん。

ボアダムス、ROVO、羅針盤、想い出波止場、PARA、MOSTなど
30年以上のキャリアで数多くのバンドを手がけ、
日本のオルタナティブ・シーンの最重要人物のひとり。

ギタリストとして、コンポーザーとして幅広い活動を行い、
国内外のミュージシャンとのコラボレーション、さらには映画音楽にいたるまで、
多彩な音楽フィールドで活動を展開する関西のカリスマ的存在です。

今年3月には自身が店長を務める大阪の老舗ライブハウス「難波ベアーズ」で
コロナ調伏撲滅祈念「無観客無配信」ライブを開催し、
WEBメディアなどでも取り上げられましたが…。

11月18日に約5年ぶりの“うた”にフォーカスしたアルバム『selfy』がリリースされます。
うたにフォーカス、という書き方をしましたが、
実は7月にはインストアルバム『CAFE BRAIN』をリリースされています。

現在『selfy』から2曲が先行配信されていますが、その2曲が本当に素晴らしい!
しなやかさと強さ、凛とした佇まい。音の波に意識を委ねていると、
ずっと奥の方まで潜り込んでいくような感覚すらします。(寝落ちではありません)

「フレア」のミュージックビデオには、
京都・大阪を拠点に活動する女性シンガーソングライター「児玉真吏奈」さんが出演。
アンビエント、エレクトロニカの要素を軸に、エアリーなウイスパーボイスで
独特な世界観を持つアーティストです。

そして児玉さんは現在「Sawa Angstrom(サワ・オングストローム)」という
エレクトロニック・ミュージック・ユニットでも活動中。
ちなみにメンバーの一人、浜田淳さんは先述の山本精一さんの「フレア」の
ミュージックビデオの監督を務めており、
もう一人のメンバー吉岡哲志さんは、もう1曲の先行配信曲「windmill」の
リズムトラックを手がけています。

そんな「Sawa Angstrom」、
2017年に結成以降、ヨーロッパ・台湾・オーストラリアなどでもツアーを行っており、
今年は海外のオンラインフェスに出演するほか、
ゲーミングPC GALLERIA(ガレリア)のCMソングを担当するなど、
彼らもまた幅広い活動を行っています。

そして9月から毎月配信シングルをリリースしています。
第1弾作品「CIRCLE」はゲストにヒップホップMCの野崎りこんさんを迎えているのですが、
サブスクリプションサービスの公式プレイリストにも収録され、話題に。

10月配信の「BOOKS」は、図書館の中だけで過ごした少女が
初めて外の世界に飛び出す体験を通して、虚構と現実を表現した一曲とのこと。
浮遊感もありつつ、繰り返される躍動的なビートに思わず身体を揺らしたくなります。

 

そろそろ11月の新曲も公開されるはず…とのことで。
ぜひチェックしてみてください!

カバーソングもおススメです。こちらも併せてご覧ください。
昨年公開の「恋人がサンタクロース」

今年公開の「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」

山本精一 日本語版ホームページ
Sawa Angstrom ホームページ

(杉本)

【I Love NY】月刊紐育音楽通信 November 2020

(本記事は弊社のニューヨーク支社のSam Kawaより本場の情報をお届けしています)

Sam Kawa(サム・カワ) 1980年代より自分自身の音楽活動と共に、音楽教則ソフトの企画・制作、音楽アーティストのマネージメント、音楽&映像プロダクションの企画・制作並びにコーディネーション、音楽分野の連載コラムやインタビュー記事の執筆などに携わる。 2008年からはゴスペル教会のチャーチ・ミュージシャン(サックス)/音楽監督も務めると共に、メタル・ベーシストとしても活動中。 最も敬愛する音楽はJ.S.バッハ。ヴィーガンであり動物愛護運動活動家でもある。

               

 

アメリカは再び感染者数・入院者数・死者数が急増し、これから冬にかけて最悪の事態を迎えると言われていますが、そうした中でも経済はパンデミックで落ち込んだ分を3分の2ほど戻したと言われています。

 先日、アメリカ経済の第三四半期、いわゆるQ3のレポートが発表されましたが、GDP(国内総生産)は何と33.1%という記録的な年率で成長したことが明らかになりました。

 設備投資は70.1%、事業投資は年率20.3%、住宅投資は59.3%と、いずれも急増しています。

 しかし、失業率は7.9%。これは、パンデミックによって落ちきった14.7%からは大幅に戻してはいますが、それでも歴史的に高い水準にあります。

 失業手当を求める人数もわずかに減少して751,000人とのことで、これは3月以来最も少ない申請数だそうですが、歴史的に見ればそのレベルはやはり高い状態です。

 雇用も3ヶ月連続で減速し、パンデミックで失われた約2200万人の雇用は、まだ半数ほどしか回復していないとのことです。

 つまり、パンデミックが依然として多くの雇用者に仕事の削減を強いていることを示しているわけですが、このGDPとの開きは一体何なのでしょう。

 

 NASDAQは史上空前の高値を維持し、金融業界や不動産業界などは潤っても、トランプ・サポーター達も含めた中流クラス以下の生活は悪化する一方です。

 ここに、アメリカの資本主義の構造、そしてトランプの真のサポーターは誰なのかという答えがあると言えます。

 MAGAの帽子やTシャツを身に着けて熱心にトランプをサポートしている人々は本当に気の毒です。トランプにとって彼等は真のサポーターではなく、単に票集めのため、そして運動を盛り上げるための駒でしかありませんが、彼等は未だ現実の状況が好転しなくても“手に届かない美味しそうな餌”に集まっています。

 では、本当の“美味しい餌”を得ているのは誰なのでしょうか。それが上記の数字を裏付ける富裕層・大企業であることは言わずもがなです。

 

 ニューヨーク州北部のウッドストックに移り住んだ娘に聞けば、これまで安さが魅力であった同地の土地物件が、パンデミック以降ニューヨーク市内のユダヤ系土地ブローカーや超富裕層達に次々と買い占められ、空前の高値を記録しているとのことです。

 また、ニューヨーク市のクイーンズやブルックリンのある細長い島ロング・アイランドの東端となり、白人富裕層の住むハンプトンやワイナリー・エリアでは、トランプによる富裕層や優良大企業に対する大幅減税や助成金といった支援救済措置によって、経済は落ちるどころか更に潤っている、と地元に住む長年の友人は語っていました。

 この友人本人は反トランプですが、彼の会社(ユダヤ系)は熱心にトランプをサポートしており、パンデミックがどうであろうが、トランプがいくら非難されようが、白人富裕層や優良大企業のトランプに対する支持は絶大ですので、「メディアの報道や世論調査がどうあれ、トランプが負けることは無いと思う」とまで言っていました。

 さて、泣いても笑って、その結果がもうすぐわかります。アメリカはどこに向かうでしょうか。

 

トピック:パンデミック下でのライヴ・エンジョイ法

 

 日本のクラブ/ライヴ・ハウスなどでは、人数制限しての部分的な演奏使用が行われており、ホールも徐々に演奏使用の受入れを再開し始め、スタジアムでは50%・80%と実験的に集客数を増やしながら再開に向けて進んでいる、などと聞きますが、ウイルス対策に完全失敗(というか現状無視・対応無視)したアメリカは、そのツケを目一杯に払わされていると言えます。

 

 ほとんどのミュージシャン達は今もストリーミング・ライヴや限られた野外イベントなどで僅かな収入を得つつも、基本的には失業保険による給付金に頼らざるを得ません。

 私もゴスペル・チャーチでのチャーチ・ミュージシャン仕事は、ほとんどのチャーチが今もリモート状態ですので、仕事自体がありませんし、かろうじて仕事を得ているオルガン・プレイヤーなども仕事数や収入は激減しています。

 

 以前少しお話したと思いますが、ドラマーである私の娘も、ウッドストックに拠点を移して以来、ストリーミング・ライヴと限られた野外イベントを演奏活動を続けていましたが、やはり生活のためには別の方法を取らねばならず、今は幸運にもウッドストックのレコーディング・スタジオでアシスタント・エンジニアの職を得て、ミュージシャンとの両立生活を続けています。

 

 状況としては、ストリーミングがライヴの主流である状態が続いているわけですが、おかげで私もパンデミック以降、いろいろなストリーミング・ライヴを観てきましたし、大物アーティストによる有料ストリーミング・ライヴにも大分慣れて、新しいライヴ鑑賞感覚を養えるようになってきたとも言えます。

 

 とは言え、ストリーミング・ライヴであっても、ライヴ・パフォーマンス自体は今も厳しい制限・規制の中にありますので、やはりソロが中心で、対人距離を充分に確保した少人数のバンドやアンサンブルなどといった形になってきます。

 

 巷では「ソロ・パフォーマンスは飽きた」という声も聞かれ始めていますが、それでも普段はバンド単位で動いている有名ミュージシャンによるソロ演奏というのは、機会としてもレアであり、逆に付加価値がついて、見応えがあるものもいくつかあります。

 例えば先日はピアノのブルース・ホーンズビーの有料ストリーミング・ソロ・ライヴを観ましたが、彼の場合は元々ソロ・パフォーマンスも高く評価されてツアーも行っていました。ですが、彼の場合は自分のバンド活動や他の人との共演があまりに多忙で、ソロ・パフォーマンスの機会が非常に限られていたのですが、こういう状況になると逆にソロしかなくなってくるため、ボリューム/内容共にこれまで以上のライヴに接することができました。

 

 ジャズやカントリーは、基本的に編成や動きもこじんまりしていますし、ストリーミング・ライヴといってもライヴDVDや番組を観ているような感じで、それほどの目新しさや臨場感は無いと言えますが、意外と楽しめたのがメタルでした。

 私の大のお気に入りであるLamb of Godを始め、ここ最近はいくつかのメタル・ライヴも鑑賞しましたが、メタルはやはりバンド形態ですからソロというわけにはいきません。

 そのため、基本的にはバンド・メンバー達はクラブ内で距離を取って演奏するパターンが多いのですが、カメラとライティングを贅沢に使って演奏を捉えているものが多いので、これまでのライヴDVDよりも、距離感がグッと縮まり、もっと身近で演奏している感覚を味わうことができるものがかなりありました。

 

 この点はやはりプロダクション・サイドも、いかにモニターの前にいるファン達をノらせ、興奮させ、楽しませるかということを相当考えて対応・実践しており、そうした努力・取り組みは大きく評価すべきと感じます。

 実際に私自身も、モニターを前にソファーに座ってのメタル鑑賞なんて、などと高を括っていたのですが、ライヴが始まってしばらくすると、自分がしっかりヘッド・バンギングしていることに気づきました(笑)。さすがに1人でモッシングしても家の中を壊すだけですから、それはあり得ませんが、“新しいメタルの鑑賞法”というのもこうやってできあがっていくのかもしれません。

 

 このように有名アーティスト達も、ソロ・ライヴのみならず、それぞれに趣向を凝らした有料ストリーミング・ライヴを展開していますが、やはり大物になればなるほどコンサート自体は大型になるわけで、コンサートに携わるクルーの数も多くなります。

 ご存じのように、今の状況においてはパフォーマーであるミュージシャン/アーティストだけでなく、ライヴ/コンサートの会場において仕事に従事し、ショーの運営に携わってショーを支えるスタッフ/クルー達も仕事がほとんどありません。

 しかも彼等にはパフォーマーのようなライヴ・ストリーミングといった代替的手段やネタもありませんので、状況はもっと深刻です。

 

 そこで、ショーに依存して生計を立てているツアーや会場のクルー達に支援の手を差し伸べるために、世界最大規模のイベント・プローモーターであり、会場オペレーターであるLive Nationが設立したのが「Crew Nation」というサポート慈善組織団体・基金です。

 この団体・基金には錚々たる数の大物ミュージシャン達がサポートしており、先日はビリー・アイリッシュが愛犬と共に登場して、自らスタッフ/クルー達にインタビューしながらバックステージ・ツアーを行う映像がアップされました。

 こうした試みは、このパンデミック下で為す術もないスタッフ/クルー達を救う方法として非常に有効であり、アメリカの音楽業界の連帯感や力強さを表していると言えます。

 

 さて、話を再びパフォーマンス・サイドに戻しますが、自宅以外での鑑賞法というものも、少しずつではありますが、徐々に普及し始めていると言えます。

 これも以前お話しましたが、ドライヴイン・シアターもニューヨーク市内で増え始め、私の家の近所にも2カ所できているので、既に何度か足を運んでいます。

 

 このドライヴイン・シアターは、巨大駐車場にスクリーンをセットして、自家用車に乗ったまま映画が観れる屋外映画上映スペースですが、最近登場しているドライヴイン・シアターは、巨大スクリーンと共に特設ステージを設置して、小規模のミュージカルやコメディ・ショーなどといったライヴ・パフォーマンスにも対応しているところが増えています。

 ドライヴイン・シアターでの映画鑑賞に関しては、70年代に既にロサンゼルスで経験していた私にとっては何だか懐かしいという程度で、特に目新しさもありませんが、

ミュージカルはセットもライティングも劇場のようにはいきませんので、それが逆にパフォーマーの技量に一層フォーカスする結果となり、リハーサルを観るような感覚もあり、ものによっては逆に生々しい臨場感もあって、これはこれで楽しめるパフォーマンスであるとも感じました。

 但し、映画とは違って実際のライヴ・パフォーマンスの場合は、車をどこに駐車するか、つまり車からステージまでの距離感で印象は大きく異なることは言うまでもありません。

 

 このドライヴイン・シアターの音楽版がドライヴイン・コンサートとなるわけですが、これはまだ大物有名アーティスト達が対応するようなレベルにはなっておらず、ニューヨーク市内でもまだまだローカルなミュージシャン達が中心になっていると言えます。

 私もまだ1回しか観ていませんが、地元のミュージシャンが集まってのトリビュートものでしたし、自家用車内という点でリラックス度・プライベート感は高いのですが、やはりステージとの距離感に大きく左右されますし、臨場感という点でも、車のフロントガラス越しのステージという視覚と、カーステレオから流れる音楽という聴覚のミスマッチ感が何ともまだ慣れない感じがしました。

 

 そうした中で、オンラインのチケット販売サイトなどでは、既に大物アーティスト達のコンサート告知とチケット販売が再開しています。

 と言っても、これはパンデミックで延期・中止となったコンサートのリスケジュールということになるのですが、これは、もう来年の3月頃からのスケジュールがアナウンスされ始めています。

 ですが、現時点で来年3月や、また夏でさえも大型コンサートを行うことが可能かという保証は何もなく、よってこれらは見切り発車というか、それよりも取りあえず日程だけは組んでブッキングしておき、状況によっては再度延期またはキャンセルすれば良い、という楽観的且つ安易な対応であると言えます。

 現在のパンデミック状況にあまり現実感を持たない人達にとっては、待ちに待ったグッド・ニュースに聞こえて思わず手が伸びてしまう、というのが狙い所のようですが、

例え来年にコンサートが開催できたとしても、入場制限や設営規制などによって、どのような形態・結果となるかも全く予想できませんので、この後の混乱は必至であると危惧されます。

【STEP INFO】秋の香り

このまま灼熱のような夏が続いたらどうしようかと
心配になっていた今年の夏も終わり、
心地よい風が吹く快適な秋が顔を出しましたね。

僕はクーラーを付ける事に気づかないくらい涼しくなると、
「秋、来たかな…」と嬉しくなるほどこの時期が好きです。

夏は外に出るのが嫌だったけど、今は風が心地よかったり
不思議とこの季節に食べたくなるものがあったり、
涼しくなるまで着れなかった新品の秋服に袖を通す時など、
嬉しくなる瞬間が色々とあります。

特に、気温が低くなると秋の概念のような匂いを感じる気がしますが
僕はその感じがとても好きです。

匂いと記憶や感情は結び付いているといいますが、
秋の匂いを感じると去年の今の記憶をふと思い出します。
去年の仕事を思い出したり、熱中していたものを思い出して再熱したり。
逆に春は新生活の緊張感を思い出します。

去年のこの時期、あの本読んでたな…と思い出し、
まだ読み終えてなかったな…帰ったら開いてみようかなと(そして来年へ)

長く寒すぎる冬がくるまで、
この季節のひとときを楽しみたいと思います。

それでは今月のメルマガ10月号お楽しみください!

(宮道)

【Shop In Tanimachi】いつもの場所 谷町(イツモノトコ)

今回は、大阪谷町スタジオから歩いて10分ほどのところにある、
「いつもの場所」というお店のランチをご紹介させていただきます!

店内は入ってすぐにカウンター席と奥にBOX席が御座います。
(最大10名様までの個室席、最大16名様までのテーブル席もご用意可能)
この日は奥のBOX席にお邪魔しました!

そして早速注文したランチメニューはこちら!!

ハンバーグ&エビフライ定食 750円

ハンバーグとエビフライ。このゴールデンコンビは鉄板ですね。
デミグラスソースのついたハンバーグをごはんにワンバンさせて
米とハンバーグを一緒に口の中へ…。はい、幸せです(笑)


一緒に同行したスタッフが注文した チキン南蛮自家製タルタル定食 750円

こちらもかなりボリュームがあって、チキン南蛮好きには最高です!!
私もチキン南蛮は大好物なので、ハンバーグを注文したにも関わらず、
食べたくて仕方なかったです…。

ほかにも毎日違った日替わりランチなどもあり、メニューも豊富です。
ちなみに今日のラインナップはこんな感じでした~。
・ハンバーグ&エビフライ定食 750円
・スパイシーメンチカツ&エビフライ定食 750円
・サバの煮付け 750円
・サービス定食(この日は鶏の唐揚げ)700円
・チキン南蛮自家製タルタル定食 750円

ぜひ谷町スタジオに来られた際にいかがでしょうか!!

■いつもの場所(イツモノトコ)
住所:大阪府大阪市中央区谷町3-4-5 中央谷町ビルディング1F
谷町四丁目駅から59m
営業時間[月~金]11:30~14:00、17:30~23:30(L.O.11:00)
    [土曜日]17:30~23:30(L.O.11:00)
※月曜日が祝日の時は日曜日営業・月曜日休み
定休日:日曜

(稲垣)

【MUSIC】オンランゲームはアーティストの出会いの場!?

仕事から家に帰って、休日も家の中でゲームをして過ごしている
メディアコミュニケーション部 門脇です!

新型コロナウイルスによる自粛期間中、
様々な芸能人がYoutubeで配信を始めているように感じました。
そして多種多様な企画がある中で、ゲーム実況をしている方が特に多いような!!

最近は日本国内でも海外間でも同じオンラインゲームで、
会話しながら楽しむことが出来ます。

そんなオンラインゲーム、僕の周りでは一つの出会いの場にもなっています。
そこまで仲良しでもなかったけど、共通のゲームをしていることが分かると
一気に距離が縮まったりするんですよね~!!

例えばα-STATIONでもレギュラーを持っている岡崎体育さん!!
FIFAというサッカーゲームから「w-inds.」の橘慶太さんと仲良しになり、
今年は「Tokyo Night Fighter」というコラボ曲を発表しています。

しかもこれ、ゲーム中の会話でコラボしよ!!みたいな流れになって実現!!

最近では、同じく岡崎体育さんとビッケブランカさんが
10月28日コラボシングルをリリース!!

また他のアーティスト繋がりであったこともないアーティストとアーティストが
ゲームをして仲良くなっていき…
そして初めて会うときは感動の再会みたいなテンションに!

最近ではゲームを愛する「SiM」のMAHさんを中心に、
総合ゲームエンタメ集団”THE REBEL’S eMPIRE GAMING PROJECT“、
通称ReMGが立ち上がったりと、今やゲームは遊びだけではなく、
ビジネスになっていたりもします!!

昔はゲーム=オタク的なイメージがあったかもしれませんが、
今はアーティストの新たな一面を見れる場所、
ファンとの交流の場の1つにもなっています。

気になるアーティストがゲーム配信等をしていたら
一度チェックしてみてはいかがでしょう!?

(門脇)

【I Love NY】月刊紐育音楽通信 October 2020

(本記事は弊社のニューヨーク支社のSam Kawaより本場の情報をお届けしています)

Sam Kawa(サム・カワ) 1980年代より自分自身の音楽活動と共に、音楽教則ソフトの企画・制作、音楽アーティストのマネージメント、音楽&映像プロダクションの企画・制作並びにコーディネーション、音楽分野の連載コラムやインタビュー記事の執筆などに携わる。 2008年からはゴスペル教会のチャーチ・ミュージシャン(サックス)/音楽監督も務めると共に、メタル・ベーシストとしても活動中。 最も敬愛する音楽はJ.S.バッハ。ヴィーガンであり動物愛護運動活動家でもある。

                            

日本人には理解できないアメリカのサービスの違い(悪さ)というのは数え切れないほどあると思いますが、配達サービスの酷さというのも上位に入るものではないかと思います。

 例えば通りに停車しているクーリエ便(FedExやDHLなど)のトラックを見ていると、配達員が車内の荷物スペースで荷物を手で放り投げたり足で蹴ったりして仕分けしているのをよく見かけますが、彼等には“壊れたら金で解決(弁償・返金)すれば良い”という発想があるように思います。

 これは紛失に関しても同じことであると言えますが、紛失の酷さではアメリカの郵便局(USPS)がやはりダントツです。

 何しろハガキ・封書、小さな荷物が大幅に遅れたり紛失したりすることはザラですし、それはその地域の人種や所得平均、そして治安とも大きく関係していると言えます。

 しかも現在、このパンデミックによる従業員解雇・削減で郵便局員数も減り、ただでさえ問題のある郵便サービスが一層悪化しています(ちなみに私の場合、最近届けられるはずの小包が3度も紛失しました)。

 そうした状況に加え、この11月3日の大統領選挙(+国会議員選挙)はウイルス感染を避けるため、郵送投票が大々的に行われることになっていますが、郵便局側は今回の郵便投票を最優先するために、一般サービスの停滞・中断も公言しています。

 それでも信頼性の低い(無い)郵便局が膨大な数の郵送投票に対応できるかは不安があり、トランプはその信頼性・有効性を極度に疑って、自分に対抗する民主党基盤の州の郵便投票に関しては、“不正”や“疑惑”有りと判断したら軍隊や裁判所を動かして郵便局を強制的に閉鎖して業務をストップさせることにも言及しています。

 ニューヨーク州は全米で一二を争う“反トランプ州”ですから、今後何が起こるかは本当にわかりません。

 更にトランプの“感染&入院報道”にも振り回され、誰もが“フェイク”や“噂”、“疑惑”や“陰謀説”に翻弄され、益々何を信じて良いのかわからなくなっているという極めて危険な状況であると言えます。

 

 

 

トピック:「COVID-19は音楽業界にいかなる影響を及ぼしているか」

 

 少々前の話になりますが、5月の末に、スイスのジュネーブに本部を置く「世界経済フォーラム」が「COVID-19は音楽業界にいかなる影響を及ぼしているか」という報告書を発表しました。

 70年代初頭に非営利団体として設立された「世界経済フォーラム」は、「ビジネス、政治、学術、その他の社会のリーダーを巻き込み、グローバル、地域、業界のアジェンダを形成することにより、世界の状態を改善することに取り組んでいる独立した国際組織」と言われますが、特定の国家・政治・党派・思想には結びつかず、一定の国益、または組織の利益には結び付いてはいないので、フェアでニュートラルな立場と視点を、持っていると言われています(但し、これは最近の趨勢故、どうしても中国に対するフォーカス度が高まっていることは否めません)。

 

 もちろん専門業界ではないので、カバーしている分野やその分析は少々平均的で突っ込みが足りず、どうしても総合的・包括的にならざるを得ませんが、それでもこの組織の報告書とアジェンダはいかなる分野においても非常に優れていると言えますし、それぞれのトピックを全体的・大局的に理解するには大変都合の良いものと言えますので、少々長くなりますが、今回はその全文を翻訳してご紹介したいと思います。

 

 

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 音楽業界はコロナウイルスに大きな打撃を受けており、ライヴ・パフォーマンスの収益が最大の​​犠牲者となっています。

 6か月間のシャットダウンは、スポンサーシップで業界に100億ドル以上の費用がかかると推定されており、回復が遅れれば更に壊滅的です。

 音楽業界は、音楽消費と革新的なモデルを収益化するための新しい方法で反撃を試みています。

 例えばオンラインのビデオ・ゲーム・プラットフォームである「Fortnite」は、トラヴィス・スコットを起用して3,000万人近くのライブ視聴者を魅了したライブ・ラップ・コンサートを主催しました。

 この危機は、ストリーミングの重要性のもとに、音楽業界の根本的なトレンドの変化を加速させる可能性があります。ちなみにストリーミングは、わずか6年間で業界全体の収益の9%から47%に成長しました。


<音楽のビジネス・モデルについて>

 500億ドル以上の価値があると言われる世界の音楽業界には、主要な収入源が二つあります。まずは総収入の50%以上を占めるライブ音楽で、これは主にライヴ・パフォーマンスのチケットの販売から得られます。

 もう一つは録音された音楽。つまりストリーミング、デジタル・ダウンロード、物理的な媒体の販売(CD、レコードなど)、シンクロナイゼーションによる収益(映画、ゲーム、テレビ、広告用の音楽のライセンス)からの収益を組み合わせたものです。

 今日の録音された音楽は、音楽業界において著作権侵害が発生する前のピークに近づいています。これは、音楽レーベルと消費者の両方によるストリーミング・サービスの選択が拡大していることの証しです。実際に現在、ストリーミングは録音された音楽収入のほぼ半分を占めています。


<音楽産業に対するコロナ・ウイルスの影響について>

1.販売とストリーミング

 パンデミックをきっかけに、録音された音楽収益の4分の1を占める物理的な媒体の売上は約3分の1減少しました。これは、小売店の閉鎖を考えると当然のことと言えます。

 また、デジタル売上も約11%減少しましたが、これは裁量的な支出の中での一般的な減少と同程度であると言えます。

 更に、人々が音楽を聴く方法がコロナ・ウイルスによって変化していることも示しています。

 例えば中国ではTencent Music Entertainment(TME)が、テレビやスマートフォン・デバイスでホーム・アプリケーションを使用する消費者が増えたという、パンデミック時のリスニング行動の変化を報告しています。
 TMEコンテンツ提携部門副社長であるTsai Chun Panによれば、「弊社のソーシャル・エンターテインメント・サービスにはある程度の影響がありましたが、最近は緩やかな回復が見られ始めています。2020年の第1四半期に、オンライン音楽サブスクリプションの収益は前年比で70.0%増加しました。 オンライン音楽有料ユーザーの数は4,270万人に達し、前年比で50.4%増加しました。」 とのことです。


 今年の第1四半期に加入者を増やしたSpotifyも同様に、消費者の日常生活の変化に注目し、日々の視聴習慣というものが、週末の消費(視聴)を反映しているだけでなく、リラックスしたジャンルの人気の高まりというものも反映していると述べています。

 消費された音楽の量に関しては、初期データでは一部の市場でストリーミングが7〜9%減少したことが示されましたが、これは回復したようです。

 それと同時に、オンデマンドのミュージック・ビデオ・ストリーミングが増加していますが、その理由は人々の行動の変化に関連していると言えます。具体的には、パンデミックによって人々はニュース・メディア(特にテレビ)に集中するようになり、通勤時間が減り、ジムの閉鎖などによって、今までとは異なる時間帯でも音楽を聴くようになりました。


2.広告費


 音楽業界も世界中で起こっている広告費の削減の対象となっています。

 Interactive Advertising Bureauの調査によると、音楽メディアのバイヤーとブランドの約4分の1が、2020年上半期にすべての広告を一時停止し、さらに46%が支出を削減しました。

 これは、デジタル広告支出の約3分の1の削減と相まって、広告でサポートされている音楽チャンネルに影響を与えていますし、その結果、音楽業界全体の収益とアーティストの個人収入の両方に影響を与えています。

 例えばSpotifyは、広告予算の変更によって、第1四半期の広告目標を達成できなかったと発表しています。


3.ディストリビューション

 配信側では、リリースを延期するアーティストが増えています。これは、ツアーを使用して新しいアルバムを宣伝できないことが一因と言えます。

 一般的に言えば、ライヴ音楽は劇的な影響を受けており、主要なコンサートやイベントは広範なレベルでキャンセルされました。

 大規模な集会の禁止が続く限り、ライヴ・パフォーマンスの収益はほぼゼロであり、業界の総収益は実質的に半分に削減されることになります。

 チケットと商品の販売は別として、6か月間のシャットダウンは、スポンサーシップの面で業界に100億ドル以上の費用負担がかかると推定されており、回復が遅れれば更に壊滅的です。


 更に、パンデミック後の見通しは困難であるように思われ、ライヴ音楽の成長予測は大幅に修正されると予想されます。

 この部門に対する消費者の信頼を再構築することは正直困難です。ある調査によると、ウイルスに対する実証済みのワクチンが無ければ、再開時にコンサート、映画、スポーツ・イベント、遊園地に行く予定のアメリカの消費者は半数以下とのことです。

 これはアーティストに大きな影響を与えます。ライヴ音楽全体の収益の内、演奏者のシェア分は約1%であったとしても、一般的にアーティストの収入の約75%はライヴ・ショーから生み出されています(因みにこのライヴ収入比率は、2019年は60%、1982年は26%) 。


 こうした差し迫った圧力に対して、音楽業界はCOVID-19の影響を緩和するために、以下のような対応を進めています。


・アーティストとスタッフのための官民サポート・メカニズム


 音楽業界は、コロナ・ウイルスによって収入に影響を受けた人々が利用できるいくつかの資金提供の努力を行っており、そうしたコミュニティーの周りに人々が集まってきています。

 これには、Universal Music Group(UMG)、Live Nation Entertainmentからの多額の寄付のほか、Spotify、Amazon Music、TIDAL、YouTube Musicなどのストリーミングの大企業も含まれています。また、中国最大の音楽プラットフォームであるTMEも、親会社を通じてこの取り組みに参加しています。

 また、多くのプロバイダーは、消費者が資金を直接寄付できるメカニズムも設定しています。

 他の例としては、音楽やイベント制作の停止によって起こる困難なケースに対して、ロイヤルティ支払いの無利子前払いという対応方法もあります。

 公共部門もこれに対応しています。

 世界中の政府は、危機の影響を受けた産業と労働者のための援助パッケージを開発しており、これは合計で数兆ドルの支出、助成金、融資に相当します。

 これらの“活性化”法案は、音楽業界固有のものではありませんが、こうした法案は、メディア、芸術、文化ビジネス、そしてパンデミックによって影響を受けた様々なワーカーのためのセーフティ・ネットワークとして機能・提供されています。


・音楽ファンとの新たな交流方法


 大人数の集会禁止の結果として、いくつかの会場ではパフォーマンスのライヴ・ストリーミングを提供し始めました。ですが、これらの会場自体が閉鎖されたため、こうしたフォーマットでさえも停止されることも起こりました。

 現在、アーティストはTwitch、Instagram TVなどのサービスを利用して、自宅からファンに直接アクセスしています。

 これは新しい方法ではありませんが、パンデミックにより利用可能な視聴者が拡大したため、レコード会社もアーティストにライヴ・ストリーミングのための機器を提供するなどして、こうした取り組みを促進しています。

 このストリーミング・プラットフォームは、ライヴ・コンテンツへの事前アクセスや限定的アクセスなどを可能にする会員制度や、ヴァーチャルなファン・コミュニティ、有料のコメント機能、などによって新しい収益方法も可能にしました。

 中国ではTMEがこうした措置の影響に関するデータを発表しましたが、前出のTsai Chun Panは自社のプログラムTencent Musiciansを通じて「独占契約による収入を受け取っているミュージシャンの80%以上は収入が50%以上増加したのに対し、アーティスト全体では40%以上が100%以上の収入増加を報告しています」と述べています。

 ミュージシャン、レーベル、会場プロバイダーがファンやサポーター達と交流するためのこれらの新しい方法は、オーディエンスとのより強力且つ長期的なつながりのための戦略に成り得るかもしれませんし、音楽業界はそのような取り組みを後押ししています。

 たとえば、フランスのメディア/通信企業であるVivendiでは、アーティストがパフォーマンスを行い、ファンと交流し、コンテンツを共有するためのプラットフォームを開発しました。プラットフォーム自体からは収益を上げていませんが、ロイヤルティ(印税)やスポンサーシップから間接的に利益を得ています。

 また、Verizonは、Live Nation Entertainmentなどのパートナーと協力して、ヴァーチャル・イベントやビデオ・シリーズを企画しています。


・長期的な利益


 長期的に見ると、音楽業界のコアを担う大手チェーンはほとんど変わっていない可能性があります。プロのアーティスト達は、相変わらずUMG、ソニー・ミュージック、ワーナー・ミュージックといった3大レコード会社のいずれかを介して、または独立した出版社を通じて音楽をリリースしています。

 このような運用モデルというのは、97%の市場占有率を持っており、これについては変動が見られる可能性もありますが、激変するほどの可能性はほとんどありません。

 更に、音楽を生み出していく上でのソングライター、作曲家、ポスト・プロダクション・エンジニアの統合という面に関しては、リモートによって更に多くの作業が行われる可能性はありますが、大きく変更されることはないと予想されます。

 また、アーティストとレーベルは、音楽を配信するためのストリーミング・プラットフォーム、会場運営者、イベント・プロモーターとのより密接なリンクを保持していくことになると思われます。

 レコード会社自体も、主に有料ストリーミング・サービスを使用する消費者の増加に伴って、近年その評価を再び高めており、現在設立・公開準備中のレーベルもいくつかあります。

 音楽の消費が増えるにつれ、消費習慣も変化しています。自宅でより多くのサブスクリプション・サービスを利用している消費者もいますが、財政的圧力の下でサブスクリプション・サービスから手を引いている消費者もいます。

 そのため、二つの異なるビジネス・モデルを備えたサービスが、経済が回復するまでの危機的状況の間は、消費者が無料で音楽を消費できるような広告資金によるモデルに変えることによって顧客との関係を維持しています。

 また、危機的状況の間に消費パターンが家庭内にシフトしたため、デバイスやプラットフォームにとらわれないサービスがリスナーをフォローできるようにもなっています。


・適応可能な収益化戦略の維持

 

 今後音楽業界は他のセクターと協力していくための新しい道を開いていくと思われます。

 例えばゲームやテレビは、曲、作曲、楽譜もそのコンテンツに統合していますが、これらのシンクロナイゼーションに関する収益は現在、いわゆる既存の音楽録音物に関する収益の2%しか占めていません。

 シンクロナーゼーション取引のビジネス・フレームワークは、現在まだ開発が充分に進んでいないため、ストリーミング収益に比較し得るシェアに到達するまでには長い道のりがありますが、今後成長の機会は充分にあります。

 例えば中国は、柔軟性を持った対応が実際にどのように機能するかの一例を示しています。

 それはコロナ・ウイルスによる危機の間、音楽ストリーミングにおいて、消費者がアーティストをサポートするための新しいプラットフォームとして「チップ制度」を導入しました。

 将来的にはこのプラットフォームが、ストリーミングにおける新しい収益の流れを切り開いていく可能性もあります。


 音楽の消費がますますデジタル化するにつれて、音楽の配信、それにまつわる様々な発見、そして消費者の行動を形作る上で、サードパーティ(第三者)を通したプラットフォームの役割が高まっています。

 前述しましたように、今回のパンデミックの間、「Fortnite」では3,000万人近くのライブ視聴者を魅了したライブ・ラップ・コンサートを主催し、業界の枠組みを超えたパートナーシップがユーザーを引き付け、アーティストを新しい方法で宣伝する可能性というもの強調しました。

 よって、権利所有者と販売業者は、今後もこうしたアプローチを採用し続ける可能性があります。

 ですがその一方で、音楽業界はストリーミング・ライヴや物理的な(実際の)ライヴ・パフォーマンスに完全に依存せずに、独自の方法で行うことを考えていることも確かです。

 なぜなら、ストリーミングでも実際のものでも、ライヴ・パフォーマンスというのは消費者をつかむには非常に効果的な方法ではありますが、権利所有者はサードパーティ(プロバイダーとなるストリーミング会社やプロモーターなど)のプラットフォームに依存するようになります。

 よって、ストリーミングに関するビジネス・モデルの将来は、これらのサードパーティ、つまりプロバイダーとの関係が将来どのように変化するかに左右されます。

 ちなみに、一般的にストリーミングのプラットフォームでは、プロバイダーは権利所有者にサブスクリプションからの収益の最小割合(Spotifyの場合は約65%)を支払い、追加の報酬はストリーミング数によって決定されています。


 こうした動きは、音楽業界に2つの影響を及ぼしています。

 まず、ストリーミング・サービスを奨励しながらも、ポッドキャストなどのライセンスのないオーディオ形式への消費を促進しています。

 実際にそうした形式へのシフトはすでに始まっており、2014年以降、オーディオの総消費量における音楽の割合は約5%減少し、話し言葉の消費量はすべての年齢層で増加しています。

 このように音楽ストリーミングにおける音楽の割合が減少していくと、そのプラットフォームにも変化が起き、権利所有者とレコード・レーベルとの関係を再交渉する余地も生まれます。

 2つめの影響は、コンテンツ自体に関するものです。

 ある調査によると、最近の楽曲はストリーミングの再生回数を増やす必要性に応えて、より短く、より速くなっています。

 前出のTsai Chun Panは以下の点も指摘します。「ショート・ビデオ(これまでのシングル曲ごとのミュージック・ビデオよりも更に短いプレビュー的な1分前後のミュージック・ビデオ)は新しいエンターテインメント・モデルであると言えます。このモデルには音楽コンテンツに対する大きな需要があり、それは私達音楽業界サイドに多くの新しいチャンスをもたらすだけでなく、新しいコンテンツのプロモーションと配信チャネルも提供してくれます」

 また、TikTokは既に消費者が音楽を発見する方法を変化を生み出しており、今後も進化していく音楽サービスのダイナミズムに貢献していくことが期待される独自のストリーミング・サービスを開発しています。

今月もお読みいただきありがとうございます。
次回の配信は11月上旬の予定です。


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【STEP INFO】新しい仲間のご紹介

今年は梅雨が長引いたせいか、あっという間に9月を迎えてしまいました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日はSTEPの新しい仲間をご紹介させていただきます。

ミキサー・木村健太郎

ニックネーム:キムケン
出身:愛知県
趣味:格闘技観戦
好きな食べ物:ブリ

ご紹介が遅くなってしまいましたが、今年の4月から入社し、新米ミキサーとして精一杯頑張っております。
皆様、何卒よろしくお願いいたします!

すでに暦上では秋ですが、夏の疲れはこの時分に出やすいとのこと。
どうぞ皆様もお体大切に、お過ごしくださいませ。

(山中)

【MUSIC】南米音楽と日本文化の融合

メディアコミュニケーション部の江渕です。
前々回はアジアのレーベル「88 rising」について、
そして、前回はインドのヒップホップ事情について書かせていただきました。

こう書くとお気づきの方もおられるかもしれませんが、
僕は西洋以外の音楽、いわゆるワールドミュージックが好きです。
(西洋の音楽や邦楽が嫌いという訳ではありません…)

そんな僕がここ数年で最もグッときたアーティストの一組が「民謡クルセイダーズ」です。

民謡クルセイダーズは本物の民謡歌手、
フレディ塚本さんも在籍する東京の10人組バンド。
日本民謡をクンビアやレゲエ、ブーガルーなどのラテン音楽、
さらにはエチオピアンファンクなど
さまざまなワールドミュージックテイストで奏でるバンドです。

いわゆる昨今の辺境音楽ブームの日本版とも言えるかもしれません。
こちらは福岡の炭坑節をブーガルー=NYラテンに仕上げた1曲。

この民謡クルセイダーズの新譜が9月に新譜を出します。
こちらは何とコロンビアのクンビアバンド、フレンテ・クンビエとコラボEP!
タイトルは「民謡クンビエロ(フロム・トーキョー・トゥ・ボゴタ)」。
フジロックで出会った二組が2019年の民謡クルセイダーズの
コロンビアツアーの際に録音した音源が収録されています。

日本の民謡をコロンビアのバンドが奏でるという
この奇妙な光景から異様なパワーを感じます。
とここまで民謡クルセイダーズについて書いてきましたが、
ほったらかしにした“クンビア”の説明を…

クンビアは南米コロンビアで生まれたダンスミュージックで
レゲエにも似た2拍子のビートが特徴です。
レゲエよりももっともっさりとした印象ですが、これが耳に残る。
かのジョー・ストラマーも晩年愛したという音楽です。

ではもう一組、僕がクンビアを知るきっかけとなったバンドをご紹介します。
日本は大阪のバンド「Rojo Regalo」!
クンビア×昭和歌謡×大阪。
民謡クルセイダーズにも驚きましたが、
初めて聞いた時は得体の知れない音楽に胸が高鳴ったのを覚えています。

こちらは2011年のEP、『Cumbia Ninja』から「Bambi」。

そして、2016年のEP『Cumbia Ninja Returns』から「MEKURUMEKU」。

南米経由で大阪の人情やユーモアが抽出されると
こんなにも濃厚になるのかと思わされた1曲です。
このEPから新たなリリースは見られませんが、
また新曲やライブが聴きたい、見たいところ。

海外に行くと日本のいい所に気が付くとはよく言いますが、
この二組には南米の音楽を通して、
日本の民謡や歌謡曲の素晴らしさを再確認させられますし、
南米音楽と日本文化の愛称の良さも思い知らされます。

では最後に南米音楽と日本文化の1965年の融合。
弘田三枝子さんの紅白歌合戦歌唱曲「恋のクンビア」を。


やはり相性バッチリです。

(江渕)